「バレエのお茶会」やります♪

 2016-10-29
バレエを観てみたいけれど、よく知らないのでどうしたらいいか分からない…、
というのを聞いたことがあって、
そういうことなら、自分の知識や経験がとっても役に立つな~!と思い、
初めてバレエを観る方たちと一緒に、劇場へ行くことになりました。

その流れから、今回一緒に観に行かなくても、
バレエに興味のある人に劇場へ足を運んでもらうキッカケになれば良いなと
「バレエのお茶会」を開くことにしました。

バレエってどういうもの?初めての人にお勧めの演目は?
劇場に何を着て行ったらいいの?…など、何でもお答えします。

もともと知らないことは何を質問したらいいかも分からないと思うので、
わたしが勝手にレクチャーするかもしれません(笑)。


「バレエのお茶会」

日 時 : 2016年11月18日(金) 14時~16時 
場 所 : 都内 果物のデザートが美味しいカフェ
      (詳細はお申し込みの方にお知らせいたします)   
参加費 : 2000円 (別途ご飲食代が掛かります)   

お申込み方法 : お問合せフォームからお願いいたします。 → お問合せフォーム
        ※お問合わせ内容に「バレエのお茶会参加希望」と
         当日ご連絡の取れるお電話番号をご記入ください。
    
         お申込みの受け付けは 11月17日22時 までとさせていただきます。
        ※ 楽しく終了しました。ありがとうございました。(11月18日追記)

初めての試みなので(いつもそればっかりだけど、笑)、
気負わず気軽に楽しくやりたいと思っています。

で、ですね、それに先立って先日ヒントラボTVでバレエについておしゃべりして来ました!
それについてはまた改めて。



「ねえ、自分のこと好き?」

 2015-08-24
舞台の裏方の仕事では、バレエの発表会に出る小さな子どもたちに接します。

出番を待つ間に、小さい手に何度も「人」と書いて飲み込む仕草をしている子たちがいました。
5~6歳くらいかな…?こんなに小さい子でも緊張するんだな…。

そばで見守っていると、ひとりの子が別の子に、「ねえ、自分のこと好き?」と聞きました。
ん~、この年頃の子にしてはずいぶんと哲学的な質問ですね。
聞かれた子はもうすぐ本番というソワソワした様子で、返事をするどころではありませんでした。

「あのね、自分のこと、好き!って思って踊ったら、きっと上手に踊れるよ。」
代わりに、わたしの口からそういう言葉が出て来ました。
そんなことを言っている自分にちょっとビックリしました。

わたしが誰かの前でヴァイオリンを弾く時にとても緊張するのは、
上手ではない自分の演奏を、自分で否定しているからかもしれない…と、最近思うようになりました。
「どんな時でも、自分が一番上手いと思って弾かなければいけないです(^^)」と、
以前先生が言っていたことを思い出したりもしていました。

こんな言葉をわたしに言わせてくれた、ちいさなバレリーナさんに感謝します。
自分のことを好きだと思い、人前で演奏するのはドキドキするけれど嬉しい!と感じながら弾いたら、
相棒くんから出てきた音がどうであっても、幸せであるに違いない。

ゆっくりできる朝は、時々ホットケーキを作ります。
最近はホットケーキミックスを使わずに小麦粉や卵で作ります。たいして手間は変わりません。

__ (11)   食べかけでスミマセン

なんだかほっとする味です。
わたしは食に関しては大雑把で、添加物や健康に良いかどうかをあまり気にすることはありません。
食べたいと思うものや食べて本当に美味しいと感じるもので
わたしの身体を作るのが、幸せに決まってます。



上手じゃなくても目を惹く踊り

 2015-07-27
バレエの舞台の裏方の仕事に行っている時はヴァイオリンの練習はできないけれど、
音楽を聞きながら、踊る人たちを見ながら、いろいろな事を思います。
それが、わたしのヴァイオリンには役立っているのだと思います。

発表会で踊る子どもたちや大人たち。
今後頑張って練習してもバレエダンサーになるのは難しいだろうなぁ…という人もいます。
楽しみのため、健康のためなど、
誰もがバレリーナを目指してバレエをやっているわけじゃないのでそれでいいのです。

だからと言って、そういう子どもたちや大人たちがつまらない踊りをしているかといえば、
ぜんぜんそんなことはないのですよ。
とっても楽しそうに踊っていたり、なんともいえない味のある踊りだったり。
何度見ても、ついその人に目が行ってしまうということもあります。

わたしも今から本物のヴァイオリニストになることはないでしょうから(笑)、
そういう人たちのようにヴァイオリンを弾くことができたらなぁ…と思います。

始まる前にはとっても緊張している子どもたちが、
いざ出て行くときにはパァっと表情が変わります。
袖に戻ってきた時にはとっても嬉しそう。

先日、先生に「何を思って演奏に臨むのですか?」と質問したけれど、
この子たちはどんなことを思って舞台に出て行くのだろう?
「ドキドキして緊張するけど、お客さんの前で踊るの嬉しい!」と思っているんじゃないかな。

自分が誰かの前でヴァイオリンを弾かせてもらうときには
「ドキドキして緊張する…」だけで、「嬉しい!」が抜けていると気がつきました。
次の機会には「ドキドキするけど嬉しい!!」という気持ちで弾いてみたいと思います。

自分が子どもの頃、バレエの発表会に出た時には
1000人の客席の中で家族がどこに座っているか、いつもすぐに見つけられました。
一体何を考えていたんだろう(笑)
大きくなるにつれ、そういうことに気が廻らなくなっていったけれど。



舞台袖で踊る女の子

 2014-10-26
芸術の秋になり、舞台の仕事もポツポツ入ってきています。

先日はバレエの小さな発表会へ。
舞台の袖に居るわたしは、大人から小さな子どもたちまで、いろいろな人に接します。

小学1年生くらいの女の子が、あるキッカケで一人で舞台へ出て行く場面がありました。
女の子も、側についていたお母さんもタイミングが良く分かっておらず、
「じゃあわたしがハイって合図したら出て行こうね。」と約束しました。

その子はまだバレエを習い始めて数ヶ月のようで
同じ年頃の他の子たちは2曲踊るけれど、その子は1曲だけしか出ないそう。
袖で他の子たちの踊りを真似して、もっと大きい人の踊りも真似して踊って、楽しそうにしていました。

わたしは、大勢で踊りだしたら困るけれど一人だけならまあいいか、と
気にかけながら危なくないように、客席から見切れないように見張っていました(笑)。

わたしもそんな頃があったなぁ。
いつも他の人が練習しているのを見ながら覚えて踊っていました。
急に発表会に出られなくなった子がいる時に、急遽代役で出るようなこともありました。

やがて先生の踊りになると、目を輝かせてまた真似して踊る。
「バレエ、好きなんだね~。」
「うん、あのね、バレエの先生になりたいの。」
「そうなんだ、いっぱい練習したらきっとなれるよ。」

前からお稽古している他のお友達よりも
この子の方がセンスがある踊りをするし、身体の条件もバレエに向いていそうで、
何よりこんなにバレエが好きなら、良い先生の下で一生懸命にやったらそうなるだろうと思えました。

その時舞台の上で踊っていた先生について行くことが良いかどうかは…?
一生懸命稽古して踊れるようになっても、バレエダンサーは職業としてはほぼ成り立たないし。
先生になることはダンサーとしてやっていくよりは可能性があるけれど、
踊り以外の技量も必要です。

目の前のこの子の可能性と、現実的な問題を同時に思って、
なんとも複雑な気持ちになりました。

この子が大きくなって一人前のバレエダンサーになる頃には
さまざまな環境が整っているといいな。
まったく余計なお世話かもしれないけれど、そんなことを思いました。



頭の中で踊る人

 2014-02-25
わたしは「天の声」や「ヴァイオリンからの言葉」を聞くことはできないけれど、
音楽を聴いていて、景色や色や何かの映像が頭に浮かぶことが良くあります。
たぶん、バレエの仕事の賜物なのでは…と思います。
音楽を視覚に置き換えることに慣れているのでしょうね。

時々、音楽を聴いていて頭の中で誰かが踊るのが思い浮かぶことがあります。
・ハイフェッツの演奏する「ツィゴイネルワイゼン」(面白いのでいつか書きます)
・グリュミオーの演奏する「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の「プレスト」
他にもありますが…。

演奏者が書いてあるのは、他の人の演奏で同じ曲を聴いても頭の中がシーンとして誰も踊らないから。
この演奏じゃないとダメです。聴いているわたしのテンションが上がると踊り出すみたい。

今日書きたいのはグリュミオーの「プレスト」。曲はこれです。



一人の若い男性バレエダンサーが踊っています。黒っぽい髪。ブルーグレーのタイツを着ている。
そこは舞台の上で、後ろは濃いブルー。
明るすぎない落ち着いたライトの中、彼の身体だけハッキリと見えます。

アレグロの細かいステップ、スモールジャンプが続きます。
終わりかと思うと、まだ続く…。彼の体力は持つのだろうか…。
ようやく終わりかと思ったら、ダメ押しのようにまだ続きます…。
グリュミオーの演奏が終わるまで、彼は踊り続けました。すごい!!!

って、わたしの頭の中で勝手に妄想しているだけなのですが…。

こういう速い曲で次々にステップを踏んだら、通常1分くらいが限界です。
でもこの曲、きついステップを次から次に入れたくなります。
聴きながら、「ダンサーの限界に挑戦!」という言葉も浮かびました。

この曲、休みなしに1曲全部踊れるダンサー、見てみたいです。
きっと弾くのもかなり大変なのではと思うけれど、初めて聴いた時、
「いいなぁ~、ヴァイオリンはこんなの弾けて。ダンサーだったら死んじゃう」と思いました。
なぜかダンサー目線なわたし…。

でも実際に自分で弾こうと思ったら死にそうかもしれませんね。
「無伴奏ソナタとパルティータ」にはたくさん名曲があるけれど、
わたしはいつか、この「プレスト」を弾いて、頭の中で踊る彼と対決してみたい。
でも、わたしの演奏じゃ頭の中で踊ってくれないよな…。



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