動きをイメージして弾くと…

 2014-07-25
ヴァイオリンへの取り組み方に、音から入る方法と、形から入る方法が考えられるそうです。
わたしは体の動きについてのイメージをたくさん持っているようなので、
格好から入る方が上手くいくのではないかと、先回のレッスンで先生から提案がありました。

ただのロングトーンの練習でも、先生が言うことを体の動きのイメージに置き換えて音を出すと、
なぜそうなるのかは分からないけれど、いつもとは違った密度のある音が出てきます。

この前弾いたテレマンも、
「バレエの振り付けをするとどうなるか、音ではなく動きのイメージでできますか(^^)」
と言われて弾いてみると、
「この前の演奏よりも今の方が、はるかにこの曲らしくなっています。(^^)」
確かに録音を聴いてみると、とても大きく、表情のある音楽になっています。

「自分では何が違ってこうなるのか、分かりません。不思議です…。」
「ぜんぜん違う音がしていますよ(^^)。具体的に違っているのは音の長さ、音量の変化です(^^)」

動きをイメージすることで、それがわたしの体の動きに移って、
ヴァイオリンを弾く動作に変換されて音が変わってくるのだと思います。
少しだけれど、そういうことができるところへやってきたのだ…と、今これを書きながら思いました。

「気持ちだけ入っていればそれっぽく聴こえる、と言うのとは違うこと(^^)」だそうですが、
自分でやっておきながら、謎です…。

「ヴァイオリニストは弾きながらいろんな動きをしているけれど、あれは何でしょう?」と質問したところ、
「あれは、あの音を出すために必要な動きなんです(^^)」とのことでした。
曲から受ける印象を動きのイメージに変えてから弾くことで
良い音にしようとするわたしとは逆ですが、
やがては音のための動きに変わっていくのだろうと思います。

Youtube で見ても、人によってさまざまな動き方で個性的です。
女性ヴァイオリニストは美しい人がたくさんいるけれど、
演奏する動きという観点からすると、自分の好みに合う人はあまり見つかりません。
見た感じが濃厚な感じの人は苦手だな…なんて思っていたら、素敵な演奏を見つけました。




自分とは容姿が全く違いますが…。

わたしがいつかできるようになりたい「踊るように弾く」というのはこういう演奏です。
あ、この曲が弾けるようになりたいというのとは違いますよ。



朗読とヴァイオリンで見える景色

 2014-05-12
友人の木下沢きのこさんの朗読に合わせてヴァイオリンを弾きたい…
という思いつきを現実のものにするために、日々練習をしています。
詳しい経緯はこちら → 妄想を計画に

本のページをゆっくりめくっていくように、時間と共に流れていく雲のように…、
きのこさんの声の後ろで、わたし、そんなものになりたい…。
そういう妄想からこれは始まりました。

けれど、いざ楽譜を目の前にしてヴァイオリン持って弾き始めると、
とたんにそういう思いはどこかに消えてしまって、
音符が並んでいる通りに、弓を持って弦をこするという現実的な作業にすり替わってしまいます。

その作業(笑)はわたしにとって充分に難しいものです。
選曲の時点で、自分が弾くのに不可能ではないと思えるものを選んではいますが、
そこそこにでも弾けるようになるためには、まだまだ時間がかかりそうです。

先日のレッスンで先生から
「コソコソした演奏ではなく、ハッタリでも良いのでスケールの大きい演奏で。(^^)」
「広々とした優雅でエレガントな動きをしているかという観点で。(^^)」
「ヴァイオリンの場合は動きがそのまま音になるので優雅な動きをすると優雅な音が出ます。(^^)」
と言われました。

「音楽が(朗読の)添えものという感じではなくて、
音楽を含めた景色が見えているような感じがいいです。(^^)」
「テープレコーダーで流すのとナマとの違いは、そこにあると思いますので。(^^)」

こう言ってもらい、自分がやりたいことを思い出させてもらえました。
わたしの頭の中にある妄想を、自分の身体とヴァイオリンを通して外に出したい。
きのこさんの朗読とわたしのヴァイオリンがつくる景色を見てみたい…。

作業に熱中してしまいそうになったら、先生のこの言葉を思い出すことにします。

朗読とヴァイオリンの会、7月に決まりました。
会場を予約したりして、まだほんの少しずつですが妄想が現実に近づき始めています!



ヴァイオリンを通してやりたいこと

 2014-04-30
お久しぶりになってしまいました。
勉強のために出かけたり、各種お仕事(笑)があったり、喫茶店でお金磨きしたり、
ついでに体調崩したりして(肋骨もまだ痛い…)、忙しく過ごしていました。
通院での点滴の治療も今日で無事に終わりました。

そしてヴァイオリンの練習が全くできなくて…、ようやく今日から再開です。
ヴァイオリン練習できない時に感じる罪悪感は何なのだろう?
できないなら「練習できません。以上、終わり。」でいいのに。

自分が幸せを感じるのはどんな時か?
いつもそんな事を考えています。
美しいヴァイオリンの曲を聴いている時。
自分でも呆れるくらい簡単に、最上の幸せな気分になります。
気持ちがテロテロに溶けて、天国へ行った気分。

練習していると苦しくなったり、聴くと幸せになったり…、
どうしてかは分からないけれど、ヴァイオリンは私にとって何か特別なものです。

「踊るように、歌うように、遊ぶようにヴァイオリンを弾くこと」
わたしがヴァイオリンでやりたいことです。
それがどういうことなのか、改めて考えてみたら、
聴いている人にどう聞こえるかではなくて、
弾いているわたし自身が、感じているままをヴァイオリンを通して音にしたいということ。

でもそれをやるには技術がないとできないので、そのために練習をしているんだな…。
それを思えば練習は修行ではなくて、わたしの望みをかなえる方法のひとつ。
すっかり忘れて練習はただの修行のように感じていました。

「きちんと・正しく弾きたい」という自分の中の強力な自我先生を突破して
好き勝手に自分の思うままに弾きたい。
そうした時に、美しい音楽が自分のヴァイオリンから出てくるのが望みです。
40過ぎてヴァイオリンを始めたわたしには分不相応な望みだと分かっているけれど、取り下げません。

朝からいろいろ考えていたら、自分の「魂の欲求」みたいなのに触れてしまったようで
また、電車の中で目の前がにじんで来てしまいました。
あ、いけない…と思って、今日は2駅くらいでおさまりました。

朝っぱらから大のおとなが恥ずかしい…。



「夜桜と絵本とライアー・コンサート」

 2014-04-01
朗読の後ろでヴァイオリンを弾くという妄想を実現することにしました。
こう書いていて、かなりビビッているのですが…。
昨日はそのための偵察(?)も兼ねて「夜桜と絵本とライアー・コンサート」に行きました。
実現化のお相手でもあるきのこさんもゲストで出演するので。

絵本の朗読に合わせて、ライアー(竪琴)の音がぽろぽろとこぼれ出てきます…。
それはもう、素敵な時間・空間で、これぞ「癒しの世界」という雰囲気です。

本を読む福間麻子さんの声は周波数帯の広いお声。どちらかと言うと落ち着いた低めの声。
それにライアーの可愛らしいコロコロ・ポロポロ・キラキラした音がとても合います。
みやたよしたけさんのライアーは即興演奏だそうですが、物語の展開に寄り添う素敵な音でした。
次の展開はどうなるのか?という緊迫感を破るその音の入り方が、もう優しくて…。

きのこさんも、ライアーと一緒に詩の朗読を。
麻子さんとは声が違うので、また雰囲気が変わってくるのですね~。
きのこさんの声は明るくて清々しくて元気が溢れてる。

そのきのこさんの声の後ろでヴァイオリンを弾きたいのですが、
わたしのヴァイオリンは、聞く人を緊張の渦に巻き込むような音です。
昨日の「癒しの世界」とは全く違った新しい境地を開拓することになるかもしれません。
どんなものになるか皆目見当がつかないけれど、
「やりたいことをやることに意義がある」と、きっとタイジくんも応援してくれるはず。

きのこさんも緊張するタチなのだそうですが、
お腹の中にタイジくんが居てくれることで、ひとりだった時よりも落ち着けるそうです。
せっかくなのでその恩恵に預かって、タイジくんがこの世に誕生する前に
朗読&ヴァイオリンを実現できたらな~と思います。

試しに、楽譜を用意して始めのほうだけちょっと音を出してみたけれど、
妄想がしょぼしょぼになっていきました…。
そりゃそうですよね。わたしがいきなりCDのように弾けるわけない!
もう少ししたら本格的に取り組めると思うので、なんとかなるといいなぁ…。

昨日の会場のカフェ、窓から満開の夜桜が見えました。

IMG_1806 (800x767)



妄想を計画に…

 2014-03-23
1月にヴァイオリンを弾かせてもらった仲間内での発表会。
その中に木下沢きのこさんの朗読がありました。
今日はきのこさんの朗読の会「きのこ発表会」に行って来ました。

初めて会った時に「結婚しました~!!」と幸せオーラ全開だったきのこさん。
ちょうど1月の会の頃にお腹に赤ちゃんがやってきて、9月にお母さんになります。
お腹のなかのタイジくんと話しができるきのこママ。
ここにその日々の会話(?)が書かれていて、面白いです。→ きのこ実験室

1月にきのこさんの朗読を聴いてから、わたしの中に妄想が生まれました。
きのこさんが詩や物語を朗読する後ろで、わたし、ヴァイオリンを弾きたいなぁ~という妄想。
そう思いつくと同時に曲の候補はもう決まっていて(笑)、
実際問題、わたしがそれを弾けるかどうかはともかくとして、
その曲を聴くたびに、頭の中にきのこさんの朗読が聞こえてきます。

わたし、そんなに妄想系の人だったかな…?
でも思いつくということは、「それをやれ!やって良し!」という神さまからの指令だと思うので、
やらないという選択はありません。

朗読の後ろでそれを邪魔しないようにヴァイオリンを弾くことは、
人前でひとりで演奏することよりも難しいことだと、舞台のお仕事の経験から理解しています。
でもね、やりたいと思ってしまったから仕方ないのです。

今日、さっそくその妄想をきのこさんにお話ししました。
きのこさんもだけど、お腹のタイジくんがノリノリで「やろう!」と言ってくれました。
彼(?)は1月にお腹の中でわたしのヴァイオリンを聴いてくれていて、「また聴きたい!」と。
「上手さに関係なく、嬉しさや幸せな気持ちの振動がみんなに伝わっていくんだよ。」
というタイジくんは、わたしをお仲間だと思ってくれるのかも。

とはいえ、今はまともにヴァイオリン弾けていないし、手元に楽譜もないし、な~んにも始まっていません。
でも、わたしの頭の中だけにあった妄想が、人に話したことで楽しい計画に変わりました!

きのこさんの朗読はいつでも準備OKだから、わたしの準備次第ですね。
自分で考えておきながら、想像するだけで緊張して具合悪くなりそう…。



≪ 前ページへ ≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫