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妹ちゃん、ありがとう(^^)

 2018-08-10
安価な楽器に良いかもと先生が言っていた弦を、先日、妹ちゃん(2つ目のヴァイオリン)に張ってみました。良いような気がする…と思うのですが、妹ちゃんは本当はもっと良い音がするのではないか?少し鼻づまりっぽい雰囲気なのが気になります。低音は割と良く出ますがE線など高い音はあまり伸びません。

この楽器は、買ったばかりの時に裏板と表板は大胆に手を加えています。なんとなく書くのがはばかられるので詳細はこちら「自己責任でヴァイオリン磨き」。その時に横板までは手が回らずそのままでした。気になる音を良くするにはこれをやらなくてはと、横板を同じように磨く(?)ことにしました。作業を始めて下から良い雰囲気の木の肌目が出てきたときに、やっぱりやって良かったと思いました。

前の時もそうでしたが、途中で板をコンコン叩くと明らかに音が違ってきます。自分なりに良いと思うところまでやって、細かい仕上げは後回しにして、弾いてみました。やっぱりかなり音が良くなりました!(←頭が妄想世界に行ってしまってよく分かっていないかも)

ヴァイオリンを持ったらとても軽く感じます。重さが変わるほどガシガシやってないけれど、わたしの気が晴れたからか、妹ちゃんがそうなのか、軽やかになっています。今までこのヴァイオリンに感じていた違和感を解消できて良かった。違和感はあっても、そういうものとあきらめていたというか、納得させようとしていたというか…。解消してみて改めてそうだったんだと気が付きました。

今回弦を変えてツィゴイネルワイゼンを弾いた時「妹ちゃん、この曲好きだよね。」と思った。以前からそう思っていたけれど、やっぱりそうだよなぁと、改めて。相棒くんより少しだけ小ぶりで扱いやすいからというだけではないような気がします。それなのに、大好きなフレーズを弾いたらつまらない音しか出ません…。相棒くん(いつものヴァイオリン)では多少練習不足であっても音色だけはニュアンスのある思うような音になるのに。

妹ちゃんの音は本当はこの音ではない。もっともっと良い音がするはず。何の根拠もありませんが、確信のようなものが心にありました。いや、確信というよりもわたしの願いのようなものかもしれません。妹ちゃんがこの曲を好きならば、こここそ超絶良い音で歌いたいでしょー!いえ、わたしがそう弾きたいのです。

実は横板以外にもうひとつ、自分で半製品を購入して使っている駒が「とりあえず」のままでした。あとはこれに手を入れるしかないなぁ。少し弦を緩めて、購入した時についていた背の低い駒を前に差し入れて今の駒を外します。調べられることは調べて、相棒くんの駒を見たり測ったりしながら少し削りました。でも楽器自体が違うので同じになるまではやらずに。

目印に貼ったマスキングテープのところに駒を戻して、音を確かめながら位置を調節してみます。最初、E線の音があまり良くなかったけれど、少し位置を動かしたら良くなりました。わたしのような素人がそんなに簡単に音を良くできるなんておかしいかもしれないけれど、わたしの願い、叶えられました。ツィゴイネルワイゼンの好きなフレーズ、相棒くんとは少し違うニュアンスの気に入った音になりました。

相棒くんと交互に音を出してみて、自分で弾きながら聞いた感じでは全く劣らない。相棒くんよりも軽い圧力で弾いた方が良い音になります。むしろ相棒くんの音の出方に若干ストレスを感じてしまう…。自分では客観的に音を聴けていると思えないので、今度先生に聴いてもらうことにします。耳元でだけ良い音に聴こえているのかもしれないし。

伸び伸びと歌えるようになった妹ちゃんで、わたしが弾ける数少ない好きな曲を弾いてみた。上手い下手は別にして、どれも良い音が出て幸せです。ずーっと弾いていたいと思ったけれど遅い時間なので終わりにしました。なんなのだろう…、自分の楽器から美しい音が出てくるのがとても幸せ…。わたしの心から不自由さを取りはらって、好きなようにさせてくれる。

なんだかじんわりと涙が出そうになります。わたしにとって、こういうことがこんなに大きな喜びだということに驚きます。良い音だと思ったのが明日そうでなくなっていても、妄想でも勘違いでも、今のこの気持ちが幸せです。妹ちゃんありがとう(^^)。


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