卒業写真

 2017-03-22
息子の大学の卒業式に行きました。ツンデレ親子なので別々に家を出て(笑)、会場の父兄席で式に参列しました。座っていたら、保育園・小学校・中学校・高校の卒業式でも息子の姿を見つけて嬉しくなっていた自分を思い出しました。

4年前の入学式も、予定が空いていたので同じようにして大学の講堂へ行きました。4年前と違うのは、今日は予定を空けてでも行く理由があったこと。息子と二人で写真を撮ってもらうことになっていました。

大学の生協の出資金が返金されるにあたって、選択肢が3つありました。1現金で返金、2印鑑を作る、3卒業写真を撮る。普通に現金で返してもらうのだろうと思っていたら息子が「写真…撮ろうかな?」と言うのです。へ~、珍しいことを言うな…と思っていたら「追加料金で家族との撮影もあるよ、最後くらいする?」と。

「最後くらい」というのは、息子は今まで入学式も卒業式も写真を嫌がって、わたしと一緒はおろか彼自身の写真もほとんど撮らせてくれなかったから。学生生活の最後くらい一緒に写真を撮って親孝行をしたいと思ってくれたのだと思います。それを聞いて涙が出そうになって、慌てて他の部屋に隠れた怪しいわたし(笑)。直接口に出して言うことはなくても、奨学金も借りずに不自由なく大学へ通えたことをありがたいと思ってくれているのは分かっていました。

式が終わってしばらく後、二人で写真撮影の部屋へ行きながら、並んで歩くのが嬉しいな…。経済学部は男子がほとんどのためか、写真を撮る学生は少ないようでガラガラでした。写真屋さんにテキパキと指示されるまま、あっという間に撮影は終わりました。部屋を出た時息子に「ありがとうございました。」と言われたかな?言われたかも。肝心なことをはっきりと覚えていない(笑)。でもそんな気持ちは伝わっていたから言われたかどうかは問題ではないの。

こちらこそありがとう。わたしをお母さんでいさせてくれて。母親としていろいろなことを体験させてもらったり、いろんな気持ちを味あわせてくれて。大切なものを傲慢に自分のものにはできない気がして、生まれたばかりの赤ちゃんの時から大好きだけれど大切過ぎてちょっと距離を取るような感覚がありました。それを感じて、きっと彼もわたしにそうしてきたのだと思います。

4月から社会人になるのでこれでひとまず母としても卒業で、今後は今まで以上に同居人っぽい関係になる予定です。とは言っても「朝起こしてください」とか、「お腹空きました」とか、今までと同じような生活が続くと思います。



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