サントリーホールバックステージツアー その2

 2016-09-21
先日、サントリーホールのバックステージツアーに参加しました。
前の記事 サントリーホールバックステージツアー その1 の続きです。

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ブルーローズ(小ホール)、ホワイエ、舞台の裏側を探検した後は、
サントリーホールオルガンプロムナードコンサート でした。
このコンサートはおおよそ月に一度開催される入場無料のコンサートです。
詳しくはこちら → サントリーホール オルガン プロムナード コンサート

バックステージツアーの内容にはこのコンサートが組み込まれているようなので、
きっと同日開催なのでしょう。
コンサートを聴きに来た他のお客さんに混じって鑑賞します。
全自由席。わたしは1階中通路後ろのブロックの真ん中あたりに座りました。

福本茉莉さんの演奏で3曲、30分のコンサートでした。
この演奏がとても興味深く、たくさん感じたことがありました。
それについては、また改めて書きたいな。

演奏者もプログラムも毎回違うようです。
来月(10月27日)も、日程が合えば行きたいと思います。
で、ホールのいろんな席も試してみたい(笑)。
パイプオルガンだったら、2階の最前列も良いかな。

コンサートの後、いよいよ舞台の上に上がらせてもらいました。

実際に上に立って客席を眺めてみると、
客席から想像していたのとはかなり違った印象でした。

2006席のどれもがとても身近に感じられます。
背中側の(オルガンの下の席)も、先日座った舞台上手の席もとても近く、
一番距離が遠い正面側・サイドの2階席でも、それほど隔たりを感じませんでした。

最初の映像の中で、音楽家たちが「アットホームなホール」だと言っていたのが、
何となく分かったような気がします。(もちろん形以外の意味もあるでしょうが)

自分が普段行く劇場は、舞台と客席は額縁で世界が分かれていて(プロセニアム形式)、
この雰囲気はありません。
サントリーホールはヴィンヤード(ぶどう畑)形式というそうで、
緩やかな段と傾斜の客席は、周りから包み込まれるような感じがしました。

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妄想練習用に暗めにした客席の写真


舞台の間口(横幅)は想像していたサイズで、下手入り口からセンターまでは18~20歩くらい。
イメージトレーニング(笑)のために試してみた。
奥行きはそれほど広くなく、
舞台全体も袖幕があるのと違い、きっちり囲われているので凝縮した空間に思えました。

サントリーホールの舞台の上に乗ってみて、
演奏というのはお客さんに近づいて一緒になることなのかもしれないな、と感じた。
何を今更…だけど、わたしは自分の世界から出て行くことが怖くて、
境界線を引こうとしていたかもしれません。

見てもらうこと、聴いてもらうことではなくて、こちらから働きかけること。
ああ…、初めて身体で分かった気がします。
それを今、こうして文字にしたら、改めて本当に良く分かった。

大きなホールで弾くことを妄想してスケール大きな演奏を、と思い参加したのですが、
思わぬ方向から大きな気づきがありました。


サントリーホールが演奏家たちからもお客さんからも愛されていること、
そこに関わる人たちが誇りをもって働いていることも感じられました。
ここで心に刻まれる体験がたくさん生まれて、これからも続いていくのだろうな。
わたしはお客さんの一人に過ぎないけれど、そういうものに触れられて嬉しかった。

わたしも、自分が関わる色々な立場・場所で、そういう体験を重ねていきたいと思います。



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