双眼鏡で『春の祭典』を見た

 2016-02-01
バレエ音楽の『春の祭典』を前から生で聴いてみたい(正確には見てみたい)と思っていました。
ドラの音をどうやって出しているのかがとても気になります。
以前にテレビで見たことがありますが、わたしの見たいところを映してはくれず。
数年前から、もう直接コンサートに行くしかないなぁと思っていました。

昨日の「N響オーチャード定期」でようやくそれが叶いました。
お目当てはパーカッションを見ることなので、フィールドアーチェリーで使っていた双眼鏡持参です。


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『春の祭典』は大編成の曲です。
最上段はティンパニー×2、大太鼓、ドラ(タムタム)などがずらーっと並び6名のパーカッション。
その前の3段に、間口いっぱいに管楽器がズラーっと並び、壮観です!
その前は弦楽器の方たちで床が埋め尽くされ、ああ、これぞ大編成オーケストラ。

わたしは3階席の最前列。かなり遠いけれどそれでもA席なんですよ。
写真撮影、録音は禁止ですが、双眼鏡は大丈夫。ちょっと怪しいかな…と思うけれど。
演奏前にお目当てのパーカッション群を覗いて見たら、ものすごい数のマレット?バチ?がありました。

ファゴットの音から静かに曲が始まり、双眼鏡はその瞬間まで膝の上に。
弦楽器、打楽器は身体の動きが直接音になっていて、離れていても良く分かりますが、
管楽器は楽器を上げているか下ろしているかくらいの動きしかなく、
あれだけズラーっと並んでいると、誰が吹いているのか良く見ていないと分かりません。

見たかったドラのアクション、しっかりと見えました!
一番気になっていた、音が波のようにドヮドヮドヮーン!と出るところは
両手にマレットを持って裏と表から叩いているのを発見!ほぉーっ!そうでしたか。

他にも、何度も鳴り響く雷のような大きな音が、
ティンパニー → 大太鼓 → ドラ がたたみ掛けるように音を出しているのを知りました。
いやいや、これは面白い!!

そして、見ているとドラの担当の方、手に細い棒を束ねて持ってスタンバイして…、
「シャッ!」とドラの表に円を描くように擦って音を出しました!
はぁ…、こんなこともしているんだ…。見に来て良かった。

本当に、見に来たというに相応しく、
チューバがでっかい三角形の弱音器をラッパに入れたり出したりするのも見えたし、
このメロディーはヴィオラだったんだ…とか、ここはトランペット2本だけだったの?とか、
いままで漠然と聴いていた箇所が、立体的に感じられました。

そして大太鼓が、曲の大詰め、瞬時に巨大なマレットに持ち変えて、最後の一打。
その職人技的な速さと落ち着きに感動しました。
なんか、ものすごーくマニアックなところばかり見てるな(笑)。

双眼鏡はほんの数回しか使わなかったけれど、肉眼でもあちこち見ていて、
もちろん曲を聴いてはいたけれど、遠いこともあってか思ったほどの迫力ではなかったような…。
指揮者の力量によるところが大きいかもなぁ、と感じました。
メキシコ出身の若い女性指揮者で、軽快な雰囲気でした。はるさいっぽくない…。
でも目的は達成できて大満足です。

昨年の秋から演奏会づいていましたが、これでしばらくは予定がありません。
また何か見つけたら行くかもしれないけれど。


__ 1  パンフレットより






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