傷だらけの相棒

 2011-09-13
今回買ったヴァイオリン、音は良いと思いますが、ちょっと変わっています(^^;)
150年くらい前にフランスで作られたものらしいですが、
お店で他の楽器と全く違う雰囲気を放っていた、異端児とでも言いましょうか…。
きれいなヴァイオリンが並ぶ中、ひとつだけ傷だらけで、ニスもかなり剥げかけている。
弾いてみる前かあら、「あれは何だ??」と気になっていました。

弾いてみて「!」と思ってからは、じっくりと舐めまわすように観察を。
裏から見ると、ネックの付け根の肩から首のカーブが左右で少々違う?ように見える。
表から見たときには分からなかったけれど、スクロールも左右対称ではない。
ペグボックスもなんとなく手作り感溢れる曲線からなっている。

眺めまわしていたら、その楽器を調整したお店の技術者さんが来てくれました。
表板が割れていたので、中を空けて修理をしたとのこと。
ネックもオリジナルではなく、でもバランスはバッチリなのだそう。
楽器の中を照らしてくれて、中のラベルも見せてくれました。

こういう楽器を買うことは、もしかしたら多少のリスクがあるのかもしれません。
でも、信頼できるお店で丁寧に修理・調整してあるので、大丈夫だと思います。
こういう状態の古い楽器は、具合が悪くなっていないかどうか、
まめに気にかけてあげる必要はあると思いますが。

傷だらけだけれど良い音を持っているこの楽器。
良いものは形も美しいもの…というのは本当のことだと思うけれど、
それはストラディヴァリのようなレベルの楽器のことで、自分の楽器クラスでは当てはまらないかも。

誰に作られて、どんな人がどんな場所で、どんな曲を弾いていたのか…?
この風貌では、オーケストラよりも、公園や広場や酒場で唄っていたか?
(わたしもそういう場所で弾きたい…(^^;)、でもお酒は苦手)
作られた頃のことを調べたり、フランスの地図を見て、楽しんでいます。


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