本当の楽しさというのは

 2015-06-10
バッハのアダージョは、その後も今までとたいして変わりはありません。
練習していない時でも、なんだか「あぁ~ぁ…」とため息が出たりします。

そんなふうに過ごしていますが、
これが最高に楽しくて充実しているということなんだ…と、心のどこかで分かっているのです。
だから安心してウツウツとしたり、ため息ついたり、イライラして自分に怒ったりできる。
本当の楽しさというのは、嬉しかったり面白かったり、ウキウキするようなことではないのかもしれません。

この前のレッスンで先生に言われたことを思い出しながら練習していても、
すぐ力が入ったり、何か余計なことをしようとしてしまいます。

音をつくりにいかないで弓を横に引っ張るだけ、やりに行き過ぎない。気を使いすぎない(^^)
楽器と弓をもっと信頼して大丈夫です(^^)
鳴らしにいくのではなく、圧力をかけにいくのではなく、空中でだた弓を横に動かしているように(^^)
人の方が主張し過ぎるとバッハの曲には抵抗される、
これくらい主張なくやるとバッハは生き返ってくれるハズなんです(^^)

何かやりにいくぞー!という感じではなく、平常心とか、無念無想とか、そんな感じが良いようです…。

それを聞いて、アーチェリーの試合を思い出しました。
張り切らない、調子に乗らない、怖がらない、落ち込まない。
自我を刺激しないようにやり過ごしながらことを進めていくあの感覚。
ただ淡々とやるべきことをやれるように気持ちを保とうとする、あの感じに似ているのでは。

先生が時々言う「自我的でない演奏」という言葉を思い出したり、
相棒くん(ヴァイオリン)が言った、「私」を忘れて自分もただの楽器になった時に望むような演奏ができる、
という言葉を思い出したりしています。

バッハの無伴奏曲は、まるでそのための曲のようで、
わたしはこの曲を、自分を忘れて、ただただ静かな気持ちで弾けるようになりたい。
そんなこと、できるようになるかな…。その日は来るのか…?(遠い目…)

まずはその前に、重音を全部ちゃんと鳴らすとか、
余計な間があかないように弾くとか、音程をもう少しマシにするとか…。
心持ち以前の課題も山盛りです。



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