弦を変えたら不思議なことが…

 2015-06-02
いろんなことが上手くいかない…と落ち込んだりイライラしたりはおさまったけれど、
「弦を変えてみたらどうか?」というのはおさまらず(笑)。

わたしが何の弦を使おうが、どんなヴァイオリンを弾こうが、
聴いた人には、この腕前ではたいして変わらないことはよく承知しています。
でも、自分の幸せ・楽しみのためにヴァイオリンを弾くわたしにとっては、
自己満足は最大級に大切なことです。

ということで、さっそく弦を今までと違う種類のものに変えました。
今までは通常はドミナント&E線ゴールドブラカットの組み合わせで、
他には、相棒くんを買った時に張ってあったガット弦のオリーブを使ったことがあります。

ドミナントが張ってある相棒くんは、わたしが元気であろうとなかろうと、
いつでも大きな音でよく響いてくれます。(ボーイングの練習時限定だけど)
だから不満があるという訳じゃないのだけど、違うものにしたらどんなふうになるか興味がありました。

オリーブの音が大好きでしたが、梅雨時になると湿度により伸び縮みするガット弦はチューニングが大変。
チューニングが手早くできないわたしは、アンサンブルや時々でも人前で弾く時に困るだろうな…。
オリーブの音に近いナイロン弦ということで、ヴィオリーノという弦があると先生が教えてくださいました。
せっかくの気分転換なのでE線も違うものにしました。

20150602 (640x480)

普段、弦の交換はその日の練習が全部終わった後にやります。(音程が落ち着くまで時間が掛かるので)
でも今日は早めに練習を済ませて、弦を交換しました。
今日のうちにちょっと弾いてみたいのです…。

弦にもいろいろあるようで、同じ長さで同じ音の高さであっても弦の張力がそれぞれ違います。
G線を張っているときに、ドミナントよりもユルユルな張り具合なのに音の高さが合いました。ビックリ!

華やかというより落ちついた音が出るらしいこのヴィオリーノという弦。
弾き始めて一瞬、「うん、そうかもな…」と思ったのだけど、
そのうちに響いて響いて、エコーがかかっているような良く響く立派な音がしてきました。
同じ弦の上で次の音を出しても、まだ前の音が残っているように聴こえます。
え?何で???

注意深く弾いてみると、触っていない開放弦と共振してるようです。
ドミナントでもよーく聴いていれば分かるけれど、音程が合っているのが分かる程度の音量で、
こんなふうにエコーのように共鳴するようなことはありませんでした。

弾いている音以外の細かい♪が、ヴァイオリンの中からたくさん出て飛び交っているような感じです。
良くアニメで見るような、あの感じ。
なんだか急に上手になったような気分になります。まるで魔法を掛けてもらったみたい。

弓を返した時に音が繋がりやすいように感じるし、軽く撫でる程度でキレイな音が出る。
それから、左手が押さえやすい…。テンションが弱いというのはこういうことなのかな。

より華やかな大きな音を出すために弦の張力を強くしようと、
バロックヴァイオリンから現在のヴァイオリンへと改良された…と、いろいろなところに書いてあるけれど、
ヴィオリーノを張った相棒くんはそれほど高くないテンションで大きな音を出しているような?
それとも、この音は遠くへは届かない質のものなのかな…?

わたしは妄想力豊かなので、これはぜーんぶ気のせいで、
明日になったら普通の音に戻っているかもしれません。



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