神様に届くように弾く

 2011-08-27
普段ほとんど意識することがないけれど、ヴァイオリンという西洋楽器を習っていると、
わたしって、日本人なのだなぁ…と感じます。

ヴァイオリンという楽器の美意識は、絢爛豪華で明るくきらびやかなものだそうですが、
日本人の美意識は「間」だったり、「侘び寂び」だったりで、
わたしは、ヴァイオリンを弾いているのに、どうやらそちらに寄ってしまっているようです。
で、音が足元に落ちてくる…(^^;)

先生から「ヴァイオリンは神様に届くように演奏する(^^)」というお話がありました。
普段、現実主義で中庸な先生から「神様」と言う言葉が出てくることがなんだか嬉しい。
(もちろん、神様という発想が偏ったものだとは思っていませんが…)
奇蹟のコースを学んでいるわたしとしては、神様(キリスト)は全く違和感が無いし、イメージしやすい。
(奇蹟のコースにキリストや神がでてきても、宗教とは違うのだけど)(^^;)

西洋の文化は、神様抜きには考えられないものなのだろうなぁ。
ヴァイオリンは、神様のところに届くように弾くもの。
バレエも、神様に近づく…という発想から、動きの方向性は限りなく上へ向かうもので、
高いジャンプや、女性を高く持ち上げるリフトをしたり、
より高くつま先で立つためにトウシューズが生まれたりしました。

日本人は、奥ゆかしさとか慎ましさに繋がる押さえた表現や、
全てを言ってしまわない、余韻のようなものを大切にしているところがありますね。
わたしも近頃は、なるべく言いたいことや感じたことを表現するように勤めているけれど、
やっぱりアピール苦手な日本人気質がしっかりと根底にあります。

これを書いていて思い出したことがひとつ。
バレエで「自分の鼻が西洋人みたいに高い鼻だと思って、踊ってごらんなさい」と言われたことがある。
コレ、けっこう効き目があったように思います!
わたしはモロ日本人の、薄顔で低い鼻なのだけど、
「自分の鼻が西洋人のように高い」と想像してヴァイオリンを弾いてみたら、どうだろう?


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