やりたいことはやらないと

 2015-01-12
今年初めての裏方の仕事に行っていました。

これまでも何度も思っていることですが、
わたしはバレエについては、「本来はこういうもの」というのを、自分はできないけれど少しは知っていて、
裏方であってもそれを目指して仕事をしています。

表現したいことがあっても技術を伴わないものは、ちょっと違うなぁと感じる。
これはどうしてもそう思ってしまうのです。
「悪い」とは思わないけれど、「違う」という感覚を自分の中から消すことはできません。

そう感じる自分が、ヴァイオリンではきっとその「違う」ことをやろうとしているのだろうなと思って、
そのたびに、いつも苦しいような気持ちになるのです。
ヴァイオリンでの「本来はこういうもの」というのがあまり分かっていないのが救いかもしれません。

12歳の夏に初めて男性の方と二人で踊った曲が演目にありました。
改めてそれを見ながら、当時その音楽に対して感じていたことは今と少しも変わりなく、
経験から学んだことではなかったんだなぁと思いました。

憂いを含んだような少し冷たい流れから、
曲調が変わり、暖かい風がゆっくり動いて空気に色が差すような感覚。
そしてまた始めに戻り…。
当時のわたしはこんなふうに言葉に置き換えることはできなかったし、
踊りで充分に表現することもできなかったけれど、こう感じていたことは良く覚えています。

都内から発表会を観に来てくださった名のある先生が、
「あの子、中学生なの?!」と驚いて褒めてくださったと、後から先生に言われました。
そんなことを思い出していたら、その大御所先生が数日前に旅立たれたと知りました。
もうひとつ、以前良くお世話になった劇場の方も、昨年逝ったと聞きました。

そんなこともあって、
いつかやろうと思っていることは、いつかではなくて今やればいいんだ…と改めて思います。
違っても何でも、やりたいと思ってしまうのだから仕方ない。
やりたい、でもできない…とグズグズしているのも楽しいのだけど(笑)。

何だか良く分からないけれど、音楽に対して何かの気持ちが湧いてきたりするのは
わたしの隠れた財産なのかもしれないから、使わないともったいないですね。





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