卒業の儀式

 2014-06-26
息子が二十歳になりました。

20代半ばで彼を生んだ頃は、息子が二十歳になった時の自分の年齢を思って、
「そのくらいの年齢でお母さん卒業なんだ~」と思っていたけれど、
実際にはそれより早く子供と母親という関係から卒業していたように思います。

もちろん今だって「明日何時に起こしてください。」と言われるし、洗濯も、ご飯も作っているけれど、
それ以外に頼まれることも頼られることもほとんど無く、
同じ屋根の下で、別々にお互いに自分のやりたいことをやっている同居人のような暮らしです。

中学生の頃から大人びた雰囲気を持っていて、一緒にいる同級生たちが幼く見えました。
一人っ子でマイペースで多くを語らずクールだけど、心の奥には何か熱いものもありそうです。
母親はひとり息子を大好きですが、
それを押し付けて彼の邪魔をしないように、自分の好きなことに没頭しています。
(あ、好き勝手やってる言い訳にしてしまった…笑)

先月のこと、普段いじらない場所から大きなサイズの結婚指輪を見つけてしまいました。
そういえば、自分のはどこだった?と記憶をたどったら、別の場所から出て来ました。
奥さんを卒業してもうかなり年月が経っているのに、こういうことに無頓着だったのでそのままでした。

息子も二十歳になったのだし、良い機会なのできちんとしよう。
調べてみたら、不用になった貴金属を寄付して他の事に役立てられることが分かりました。
これがわたしにとって、一番気持ちの良い方法です。

送る前に、最後に一度おそるおそる(笑)はめてみたら、
前には身体の一部のように感じていたはずが、とても違和感を感じました。
ですよね…。ヘンなこと試してしまった…。

これまでの体験に敬意をはらって、儀礼的な気持ちではあったけれど、
ふたつ一緒に手に持って、心の中で「ありがとう」と思ったら、
突然、わぁ~っと感情がやってきて、全く予想外の自分の反応にビックリして、
ひとりで泣き笑いしながら「こんなはずじゃなかった…」と思いました。

で、その言葉を一瞬、離婚したことに当てはめそうになって、
「いやいや、そんなこと全然思ってない、ない!」とひとりボケ突っ込みして、また苦笑。

ああ、そうやって連想ゲームのように思考は勝手に筋書きをつくり、
感情は自分の意思とは関係なく、勝手に湧いてくるものなのだなぁ…と可笑しくなりました。
ちょっと、キツネに憑かれた感覚?のような、不思議な体験でした。

20年の履修過程を終えて、また卒業しました。
いちいちこんなこと書かなくても…と心のどこかで思うけれど、どうしてかこうしたくなりました。
「卒業式」かな。

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 ~  お知らせ ~

  7月11日(金)
  「やりたいことをやるために生まれてきたから vol.1」 
                          朗読&ヴァイオリンの会

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