身体から音楽が流れ出る

 2013-03-22
先日のお仕事で楽しみにしていた「グランアダジオ」はどうだったかというと、
わたしの好きなものとは少し違っていました。

コンサートマスターさんのヴァイオリンの音が、なんとなく自分が好きな種類とは違う…と思ったけれど、
他の曲を弾いている音はそうでもないので、弾き方が好みじゃなかったのかもしれません。
好きな曲はどんどん妄想が広がっていって、手がつけられませんね。
でも先日の YouTube のは、踊りもヴァイオリンもお気に入りです。

ヴァイオリンを弾くようになってから初めて「白鳥の湖」を聴いたら、
技術的なことが以前よりは分かるようになっています。
曲の途中でどうしたわけか急に調子が悪くなったように聴こえる部分があって、
今回に限らず、以前も良くそういう音を聴くことがありました。

今回そこを聴いて、オクターブでメロディーを弾いているのだと分かりました。
きっと以前は、その部分をひとりで弾いているとは思っていなかったんだと思います。
自分ではまだそういうことをやったことがないし、
一流演奏家は流暢に弾いているので分からなかったのだけど、難しいんだろうな…。

このところ「踊るように弾く」ことについて考えていたけれど、
「踊り手の身体から音楽が流れ出る」、そんな瞬間を見ました!!
その人の頭の中に流れている音楽が、身体を通して目の前に表れました。

それを見た時、もう嬉しくて! わたしはこういうことをやりたいのです。(ヴァイオリンだけど)
見せてくれて、本当にありがとう。

優れた踊り手は、自分の中に流れている音楽を身体で示すことで
オーケストラ(指揮者)を、こういうふうに演奏して欲しいとリードしていくことがあります。
今回はちょっと違う場面でしたが、こんな時にもわたしはとっても嬉しくなっちゃいます。

演出家と主役のうちの1組がロシアの方で、踊りのお国柄についても色々と思うことがありました。
ロシアと日本、どちらが良いとか悪いということでなく、違いがあるということ。

日本人のわたしはどんなふうにヴァイオリンを弾こうか…、
実際にはそんなこと考えて弾く余裕なんかないけれど、そんなことを思いました。



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