ガット弦

 2012-07-11
去年の秋に購入したわたしのヴァイオリンにはガット弦が張ってありました。
もうかなり長いこと使っているし、梅雨時は湿度の変化で伸び縮みするし、
そろそろ変えようか…と思っていたら、6月の11日にA線が切れました。

用意してあったドミナントというナイロン弦(前の楽器でも使っていました)に張替え。
弦が変わると、音の印象が変わりますね…。
うまく表現できませんが、プレーン、均質な感じ、以前感じていた神経質さがなくなりました。
音だけでなく、わたしの技術の未熟さをガット弦よりもカバーしてくれる気がします。
移弦をした時に、弦による音の差もあまり感じません。

「オリーブ(ガット弦)の時よりも駒から少し離して(^^)」
「反応が少し遅いので、弦が振動し始めるのを少し待ってあげる必要があります(^^)」
前の楽器でもドミナントは使っていましたが、ガット弦から戻すとまた感じが変わります。

なんとなく弾きやすくなったような気がしていましたが…。
変わってみると、前のガット弦の音が恋しくなります。
新しい曲を弾くとあまり感じないのですが、好きな「ユーモレスク」を弾いたら違いが良く分かります。
一番好きな箇所の音が、ドミナントでは違う音色になってしまいます。
「あの音じゃない…」あまり嬉しくありません。

ガット弦というのは、きっととても上手な人が使うもので、値段も高いし、
わたしのようなへたっぴがガット弦だなんて、チャンチャラ可笑しいです。
文字通り「ネコに小判」「ブタに真珠」状態です。
性能の良いものは技術を忠実に反映するので、下手さ倍増です。
感じていた神経質さは、わたしが神経質そうにやっている通りの音にしてくれていただけ。
でも、ガット弦のあの音はやっぱり好きです。

やがて難しいバージョンの「ユーモレスク」をやる時がきたら、またガット弦にしたらどうかな…。
「(下手でも)良い音で弾けること」が目標のひとつでもあります。
自分の好きなキレイな音が出るかもしれないガット弦、いつかまた使いたいです。


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