「ピアノマニア」という映画

 2012-02-16
夕べこの映画のことを知って、ぜひ観たいと思い、今日さっそく観てきました。
ピアノマニアオフィシャルサイト

スタンウェイの調律師と一流ピアニストが、究極の音を追求していくドキュメンタリー映画です。
スタンウェイ社でずらーっと並んだスタンウェイを弾き比べて(この映像だけでも十分スゴイ)
最も良い音の出る1台を選び、それ以外にもう1台、予備を選びます。
同じ場所で同じ人たちが作っているけれど、1台1台音は違っているようでした。

オルガンの音、チェンバロの音、クラヴィコート(この楽器初めて知りました)の音、
ほかの楽器の香りのする音、ピアノでヴィブラートを感じさせる音!
ピアニストの要求に応えて調律していくうちに、そのような音になっていきます!
一流ピアニストと一流調律師だからこそ分かりあえる精妙な音の違いを
妥協せず、丁寧に、しつこく追求していく様子に、静かに興奮してしまいました。

芸術家を支える仕事という意味では、わたしもそのようなことをしていたこともあり、
シュテファンという調律師さんと自分が重なる部分を感じて、
その仕事ぶりに「うん、そうだ、そうなんだよね」と勝手に彼と同化していました。

劇場の裏側というのは日本でも外国でもそう変わりなく、
たくさんのドアや荷物用のエレベーターや、お客さんのいない客席…、
そういうものを見ると、わたしの中にこういった景色が染み付いていると気付きます。

ピアノは、大きく、パーツも多く大掛かりで、ホールの奥まで届く大きな音が出る楽器。
ヴァイオリンは、小さくて軽く、シンプルに出来ていて、
でも良いものをちゃんとした人が弾けば、ピアノと同じようにホールの奥まで届く音が出ます。
楽器というのは、わたしにとっては面白く不思議なものです。

「ヴァイオリンマニア」というのは無いのかな?
わたしの先生を撮ってドキュメンタリーにしたら、きっと出来ちゃうのではないかと思います。
おかげさまで、わたしもちょとだけマニアになりつつあります。


関連記事
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://enjoy484.blog79.fc2.com/tb.php/131-c8e5f227
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫