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楽器と弓と人との調和

 2018-12-14
昨日はヴァイオリンのレッスンでした。すっかり寒くなりましたが、先生のお部屋に着いたら暖かくて生き返りました~。

弓のそうじの方法(自己責任流)を教えていただいて試したのと、先生が先日弓を購入されたことで、昨日のレッスンも弓についていろいろな体験をさせていただいたり、お話を聞かせてもらいました。今回の先生の弓はとても軽いもので、自分の弓も軽いので気になります。

ボーイングの練習で先生の重たい弓、今回購入された軽い弓の順でお借りしたら、この軽い方の弓は音を出していてとても嬉しくなってしまいました。好きです!(自分のじゃないのに困る…)ただ、軽い弓はレスポンスが良いのでやったことがそのまま音に反映されるそうで、緊張したらそれがそのままダイレクトに音になってしまうということです。恐ろしい…。

おそうじしたわたしの弓は「垢抜けた音になりました(^^)」と言われ、以前よりもレスポンスが良くなり(嬉しいけれど大変だ!)前よりも更に軽い圧力で弾いた方が良く、弓の毛もあまり強く張らない方が良い音が出るようになりました。以前から、楽器や弓そのものが変わった時だけでなく、弦の種類が変わったり、調整具合や何か状態に変化があったときには、それに合わせて弾き方を替える必要があると、折に触れ教わって来ましたが、今回もその必要がありました。

少し汚れが取れた程度でも、敏感な弓にとってはかなりの違いを生むことで、わたし自身は「音が変わった!」とは思ったけれど、そう思っただけで終わっていました。いつものことはいつもやっているように弾いてしまう…。ただ、レッスンの課題ではない今度弾こうと思っている曲を練習した時に、いつもよりとても軽い弓使いで弾いた方が思う音が出るな~と思ってはいました…。

今回のレッスンで、先生のいつもの楽器を色々なタイプの弓で弾くのを聞いて、わたしの弓でも音を出してもらって、弓が違うだけでいろいろな音が出るのを実感できました。楽器と弓の相性も感じる事ができました。楽器に合う弓というのはやっぱりあって、で、自分の楽器に今の弓が合っているのかというと、正解はどこにもないけれど、わたしが思うような音が出る組み合わせにはなっている。

軽く弾いた方が良いヴァイオリンと、軽く弾いた方が良い音が出る弓と、軽やかに弾きたい人は調和し、強くガシガシ弾いた方が良いヴァイオリンに、太い音が出る重い弓と、そうやって力強く弾くのが好きな人は調和する。自分が好きなものは自分が好きな音が出るから好きなので、自分の好みの音が出ないものは選ばないから、自然と調和する組み合わせになるんだろうな。

週明けには不調で「どうしよう…」と思ったけれど、なるべく暖かくして、ダメかも…と心折れそうになると「頑張れ、みほ!」と励ましたり(笑)、クリーム入れたココアを飲ませてあげたりして、何とかなりました。いつもの相棒くんを持ってレッスンにも行けたし、2巡目クロイツェル40番もゆっくりですが最後まで弾けました。良かった…。

先生のお宅の玄関にクリスマスの飾りがあったのを見て、わたしも家のかわいいツリーを出しました。


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弓もヴァイオリンも敏感なもの

 2018-12-11
先週の水曜から週末までの仕事が終わり、いつものことですが月曜日は廃人モード(笑)です。終わるまでは思ったよりも元気にしていましたが、月曜の朝になったらそれは気のせいだったなぁ…と分ります。

先回のヴァイオリンのレッスンで、自分の弓がそれほど悪くないものだと改めて認識することができて、もう少しお手入れして自分のものとして大切にしたいと思いました。「わたしだったらもう少しキレイにして…(^^)」とおっしゃる先生に、自己責任のそうじの仕方を教わって、先日続けて数日練習ができた時にやってみました。

弓を持つ時に指が触るところは別にして、スティックそのものはそれほど汚れているように見えないなぁ~と思いながらやってみると、拭いた布が薄黒くなり、まずまず汚れが取れたようです。う~ん、それなりに汚れていたんだな~。ちょっとしたことで弓の状態が変わるということでしたが、どんなものだろう?と思って弾いてみると、あれれ?ずいぶんと変わりました!

音を出した瞬間に「あれっ!!」と感じたことを言葉にするのはいつもながら難しいのですが、音の輪郭がハッキリしたように思います。肩当てをマッハワンのメープルのものに変えた時に感じた印象に似ている。それからですね、弓の毛の部分は何もいじっていないのに、まるで毛替えをした後のように感じられました!弓がよく弦に吸い付くような感じ…と言ったらいいのかな?不思議です…。

ヴァイオリンについては、駒の傾きをほんのちょっと動くか動かないか程度直しただけで、音が大きく変わるのを日々感じていて、以前ヴァイオリンのそうじをした時にも音がとっても変わって、そういうものだと思っていたけれど、弓についてはそれほど敏感だとは思っていなかったところがありました。

でも考えてみれば、びっくりするほどのお値段のものもあります。以前先生の弓をいろいろと試させていただいた時には、一つ一つ印象がかなり違って、音を出してみると更に違って、不思議に思いました。長さも重さもそれほど変わらないのに…。

ヴァイオリンほど見た感じの違いはないと思っていたけれど、いえ、良く見るといろいろ違いがあります。ヴァイオリンを習い始めた最初の頃は、どのヴァイオリンも同じ顔に見えていたかもしれなくて、たくさん見るうちに違いが分かるようになってくるのでしょうね。弓も以前よりは少しだけ、それぞれに印象が違って見えるようになってきました。

急に寒くなったのと疲れが重なったからか、昨日はいつもの月曜日よりもいろいろ調子が悪く、手も肩も良くないので練習はせずにおとなしくしていました。でも今日は練習する予定です。



わたしの仕事は

 2018-12-04
12月に入りくるみ割り人形のリハーサルに行くようになると「ああ、またその季節がやって来たなぁ」と年末モードになります(笑)。

少し間があきましたが、前の仕事が終わり、次の準備の合間に少しゆっくりできる時間もあって、身体も気持ちも元気が戻りました~。ヴァイオリンの練習も再開して、リハビリが終わったか?というところですが、また明日から劇場でしばらく弾けません。(弓の掃除をしたら…!また今度書きます。)

バレエの舞台には大勢の人が関わります。出演者が100名越えることもあり、裏側で働く人は50人くらいはいて、オーケストラピットにも50人くらい?今度はコーラスもいます。ホールは1200くらいのキャパで、まあ本当に大勢の人が同じ時間を共にするのです。

わたしの裏方の仕事は「これをやる」と決まっていること以外にも、他の人の仕事の隙間を埋めるような役割もあり、いろいろなことを気に掛けながらも、自分の性格から後ろへ後ろへ…と引いて、地味~にやる方向へ行くのですが(笑)、そういう大きな劇場で大勢の人の中で、自分の場所があることを嬉しく思います。

舞台自体は何も問題なく終わっても、自分が思うようにできなかったことや気が回らなかったことを後から悔やむことが多く、「わたしではなく別の人だったらもっと良かったのかも」と思うことがあります。でも、実際に手や身体を使ったり、言葉を発したこと以外に、自分がしている仕事の大きさを改めて教えてもらう機会があり、わたしがコンディション良く舞台の裏側で過ごすことは、自分にとってだけでなく、舞台全体にもとても大切なことなのだと分りました。

上手く言葉にできないし、すごく役に立っているようにはあまり見えないかもしれないし、何のことか誰にも分らないかもしれないけれど、そういえばこれまですーっと心の奥の方では知っていて、やっていたことです。裏方さんよりももっと後ろの方で、舞台を支える役割…かな。

本当の自分の仕事が良く分ったので、裏方さんとしての自分がいたらない事が多少あっても、もうこれまでのように自分を責めないようにします。いつだって良くやりたいと思っているのだから、それでいいです。明日からの仕事も、本当に上手くいくと良いと思っています。いつも心配はあるけれど、とても好きな演目です。


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八幡さま(鶴岡八幡宮)のかわいい鳩をトランシーバーに付けています♪



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