ヴァイオリンシェア会終わりました

 2017-11-19
昨日はヴァイオリンシェア会でした。昨年の7月に初めて開催して、今回は3回目です。


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わたしの謎の企画に乗ってくれる優しい友人たちが来てくれました。いつも本当にありがとうございます。その人たちの前で弾くことは何も怖くないはずですが、やっぱり緊張します。習い始めの頃のように弓が震えたり足が震えたりはしなくなってきましたが、もともとパーフェクトに弾けたためしがないままの本番なので事故多発でした。

自分が思うような演奏がしたいと思う一方で、今回のシェア会はわたしのパフォーマンスの場ではなく、来てくれた人の前に曲を差し出すのがわたしの役目とも思うようになりました。黒いワンピースを着て、本当の音楽の人(笑)のようでもあるし、いつも黒い格好してやっている裏方のような意識もありました。

これまでは失敗したらどうしようとか、何となく恥ずかしいとか気後れがするとか、自分のことばかり考えていたのだなぁ。それはわたしが苦手な自己顕示の強い演奏と、自分のことを考えているという点では変わりない。ようやく外側に意識が向いてきたのか、思うように弾けなかったとしても何かが伝わることはあると、自分の役目を果たすことに専念しようと決めました。

それぞれの自己紹介の後、シェア会の趣旨と、あとで感じたことなど話してもらう時間があることと、でも聴きながら何かを探そうとしないで、楽にそのままでいてくださいとお話ししました。クレーメルの演奏を聴いても心が動かないこともあるんだ。心が動くこともあるれど、そうでなかったとしてもそれは聴く人のせいでも演奏する人のせいでもないのだろうと思います。

弾いたのはリクエストしていただいたセリーヌ・ディオンの「To Love You More」と、他にウォーミングアップ代わりに「ユーモレスク」と、来てくれた人とわたしのために「見上げてごらん夜の星を」の3曲です。

リクエストの曲は、その都度わたしの中での意味合いが違っていますが、今回はリクエストしてくれた友人の魅力(あたたかさや可愛らしさ、お茶目な感じ、情熱的な強さなど)を音にしたかった。不十分な演奏でしたが、分かってもらえて嬉しいです。「わたしのままで良いと、強く背中を押してもらったように感じます」と言ってくださいました。

「見上げてごらん夜の星を」は部屋を暗くして聴いてもらいました。明るい部屋の中の目の前でわたしがヴァイオリンを弾いていると緊張感が伝染してしまうし、逃げ場が無い感じで苦しいだろうと思うのです。何となくお互いに安心した心持ちで静かな時間を過ごしました。時折わたしが音痴を発動して現実に戻されるのが残念だったかも。

いい年をしてヴァイオリンを始めたわたしのような人が、こうして好きなように自分の考えたことをやっているのは、特別な人でなくても好きに表現していいんだというお手本(笑)にもなって、期せずして役に立っていることもあるのですね。わたしも迷ったりウツウツしたりするけれど。

次回の時期はハッキリと決めてはいませんが、現時点では最低でも年に一度はやろうと思っています。あまり間があくとお尻が重くなってしまうので(笑)。


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ひとりでリハーサル

 2017-11-17
明日のヴァイオリンの会の会場でリハーサルして来ました。

先回2月の時と同じ場所なので勝手は分かっていますが、来てくださる人数分のイスを並べて、わたしはどこに立つのがいいか確かめて、季節が違うので空調はどうだろうとか…、いつもながら細かいことが気になります。(裏方根性ですね、笑)当日の服に着替えて靴を履いて(今回はカカト低めの靴です)、なかなかヴァイオリンを弾くところまで辿りつきません。

1週間くらい前に思いついたことがあって、そのチェックも。今までやったことがないことなので実際に聴く人がどんな感じになるのかは分からないけれど、自分としては想像していたのとそんなに変わらない状況でできそうだと思っています。

さんざんいろんなチェックをした後でようやくヴァイオリンを出して練習を。やっぱり響くお部屋で弾くのは嬉しいです。1曲ずつ確認をしていたら時間がなくなってきて、最後に通して3曲弾いたら、あらら、なんだかグダグダです…。集中力がなかったのか、問題多発。なんだ、いろいろ妄想してはいても、結局いつもの通り音痴でヘタクソじゃないか…。

がっかり、どんよりして帰宅して、録音とビデオを見たら少し冷静になって、問題のあるところをもう一度ゆっくり弾いて確認したら落ち着きました。自分で自分を諦めたりいじめてはいけない。優しい先生にならなくちゃ(笑)。それなりに弾いているつもりでも、無表情でつまらなそうに見えます。それは先回の直前でも思ったこと。ホントにわたし、地味で淡白です~。

でも、ハデにしようとか余計なことは考えずに、音楽のことだけ考えて弾こうと思います。見た目をどうこうしようとするのではなく、音楽に忠実になれば、見た目も含めてそれにふさわしいわたしになるのだ!と信じます。

3曲とも今までで一番良く弾けるのが理想ですが、そうでなかったとしても、聴いてくれた人が何かを感じてくれたらと思います。わたしの達成感が得られるよりも、無事に任務を遂行できたらと思っています。



心の扉をたたく音

 2017-11-16
ヴァイオリンの会は明後日の土曜日です。一時はできないのではないか?止めようか?と思った時期もあったけれど、改めてやろうと決めてからは落ち着いて、今も静かな気持ちです。焦ったりしていないのですよね…。うん。

肩の調子はあまり変わらないけれど、大リーグボール養成ギプスならぬヴァイオリニスト養成ギプス(←うそです。脱臼防止のサポーター)をしていると良い音が出るようなので当日も装着して弾く予定です。大リーグボール養成ギプスってどんなの?と思って検索してみたらちょっと自分のと似ている。さすがにバネはついていないけど(笑)。

今も曲を育て中(笑)で、レッスンで見ていただいてからは楽譜はいじっていないけれど、指や弓やその他いろいろ見直しています。直前に変えると分からなくなるのでフィンガリングは昨日、ボーイングは今日確定しました。今日はスーパーの帰りに歩いていたらハイフェッツが弾くユーモレスクが頭の中に流れてきて…、家に帰ってユーモレスクを弾いてみたらグチャグチャになっちゃいました(笑)。一瞬ビックリしたけれど、いつもの調子で弾いたらなんとなく元通りになりました。

会はわたしがヴァイオリンを弾いて、来てくれた方に聴いてもらうのだけど、発表会や演奏会というのとは少し違う催しです。「ヴァイオリンシェア会」という会で、副題に「~心の扉をたたく音~」というのがついています。以前わたしのヴァイオリンをそう言ってくださった方がいました。未熟な演奏でも何かを感じてもらうことができるのをこれまで心優しい友人たちが教えてくれたので、それぞれ感じたことをシェアしましょうという趣旨です。

思うことはいろいろあるのですが、ここで文字にするのではなく当日音にできたらなぁと思っています。これまでとはずいぶん心境が違って、わたしはそこでどんなわたしになるのだろう?と少し心配で少し楽しみです。明日は当日と同じお部屋を借りてひとりでリハーサルして来ます。借りておいてくれた自分、ありがとう。たまには優しいところもあるのね(笑)。



弓の毛替えと楽器の点検に

 2017-11-09
半年に一度、弓の毛替えと楽器の定期点検に楽器屋さんへ行っています。10月で半年経っていたのですが、ウツウツ・グズグズしていて機を逃していました。もうすぐ演奏の機会があるので今からでも大丈夫?と思いながら出かけました。

ちょうど今、楽器屋さんは秋の展示会の最中で、そういう時は普段より忙しいのではないか?お願いして大丈夫なのか?楽器屋さんへ行くのはいつでもなんだかちょっと怖いので、先方にとって良くないタイミングで行きたくないなぁ…と思っていたのですが、電話してみたら普段通りの対応で安心して行けました(笑)。

何度もD線が切れたことを話して見てもらいましたが、今のところ特別問題はないようでした。先日先生がゴシゴシしてくれたことで良くなったのだと思います。それ以来切れなくなりました。駒の位置も一応見てもらい、他には問題なしです。

弓は毛替えをしたら、今までよりもやっぱり弾きやすくなりました。出そうと思ってすぐに音が出る。これまで音が出るのに一瞬間があるような感じがしていたので。明日・明後日はヴァイオリン弾けないと思うけれどまだ1週間あるから松ヤニも馴染むと思います。

展示会をぐるっと見て、肩の調子もあれだし、普段以上に鑑賞モードになって何も触らずひたすら楽器や弓を眺めてみましたが、見ているだけでもかなり楽しいです。ヴァイオリンの顔(?)が以前よりもそれぞれ違って見えるようになってきました。新しいものはあまり違わないけれど、本物のオールド楽器はみなさん違うし、会えて嬉しい感じ(^^)。

とても綺麗な音で弾く人が幾人かいて、そういう音を同じ空間で聞けるのも良いです。コンサートなどをお客さんとして聴くのとは感じ方が違います。ぜんぜん上手ではなくても、そこではわたしも同じヴァイオリンを弾く人としてその音を聴いているのだなぁ。以前は次元が全く違う…と思って諦めるだけだったのが、今日はわたしとは何が違うのだろう?と考えました。(←これはたぶん、すごい進歩です)

「もしかしたら、ほんの一瞬だけだったらああいう音を出すことは不可能ではないかもしれない」と分不相応かもしれないことを思った。その一瞬を最初から最後までずーっとできたら…、それができるのが次元が違うということなのだけど。

あとは「ヴァイオリンを弾くにはヴァイオリンらしく弾こうとする必要がある」と感じました。言葉としては変だけど(笑)。ヴァイオリンはヴァイオリンらしく弾こうとして初めてちゃんとしたヴァイオリンらしい音が出る楽器なんじゃないか?いつも先生がわたしに言っていることはそういうことかもしれません。これを読んだだけでは何のことやら分からないかもしれませんが、わたしにとって大事なことのような気がするので忘れないように書いておきます。忘れないように文字の色を変えておきました!



新しい美しい絵の具のような音

 2017-11-05
昨日はヴァイオリンのレッスンでした。予定していた日に仕事が入ってしまい、この週末はお休みなので土曜日に変更していただきました。

肩が…といっているのにヴァイオリンのレッスンへ?はい。家で練習してみた様子では弾くこと自体はわりと大丈夫だし、2週間後のヴァイオリンの会で弾く曲を見ていただくことになっているので、何としてでも行かなくては。(←気持ちの上ではすっかりいつもの調子が戻っています、笑)

先月の中ごろから脱臼防止の装具?サポーター?を着けるようになっていて(それでも外れてしまうけれど)、無いよりはあった方がヴァイオリンを弾きやすいと、調子が悪いのを隠すつもりは全く無いのですが言い訳のような説明をさせてもらって(笑)、チューニングが終わったら、「では、いきなりですが…(^^)」と予定の曲を弾くように促されました。

これまでに何度もみていただいている鈴木の3巻の「ユーモレスク」と、先生には初めて聴いていただく曲を2曲。「ユーモレスク」も緊張しますが、自分で勝手に弾きたいように楽譜を決めて練習した曲を先生の前で弾くのはとっても緊張します。演奏の面ではもちろん、音楽としてもおかしなことをしているのではないか?と心配です。「すごく緊張しているようですが(^^)」と、何をやっても心の中を見抜かれてしまいます(笑)。

自分で迷っていたところを整理していただいて、曲ごとに弾く上でのポイントや起承転結の進め方についてお話しくださって、その場で言われてすぐにできたこととできないことがあったけれど、迷う部分が無くなってすっきりしました。自分がやりたいと思うことは音楽として特段変わったことではないのですが、思っているだけで音にできていない部分が多く、実際に音にするにはどうしたら良いかを具体的に示してもらい、わたしにはまるで啓示のように感じます。

先生が弾いて下さった音色がウットリするような音で、「わたし、そういうふうに弾きたいんです!!!」と言葉にはしなかったけれど、自分のパレットには無かった美しい色の絵の具を見たように感じました。どこかで聴いたことはあったかもしれない音だけれど、自分が弾こうという時にそういう音が頭の中に無かったら、相棒くんからその音が出てくることはありません。

レッスン中は普通に、いえ普段以上に弾いていたけれど、全部終わったらやっぱり肩がズレてしまっていました。まったくもう、困った生徒ですみません。すぐに治せない感じだったのでそのまま静かにおいとまして、電車の中で緊張を緩めたら何となく戻ったようです。

肩は戻ったけれど背中や首の緊張が戻らず気持ち悪くなってしまい、夕ご飯だけ頑張って作って食べずに寝てしまいましたが、12時間くらい寝て(若干寝過ぎ)、今日は元通り元気になりました。まったく何をやってるんだか。でもわたしの日常はこんな感じが通常通りなのかもしれません。



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