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ノリノリではなくかなり必死な「魅せられて」

 2017-02-26
先日の会で弾いたジュディ・オングの「魅せられて」です。
いろいろ悩んだ結果こんなふうになりました。聴いてみると「どこを悩んだの?」という感じではありますが。




もともとはただ記録用に撮ったもので公開する予定ではなかったのですが、隠さない&隠れないキャンペーン中(笑)なのでこうしてみました。
聴いてくれた友人たちは「ノリノリの演奏で良かった」と言ってくれましたが、いえ、これはリズムを外さないように必死で弾いているのです。画像が粗いので表情などが良くわからないのが幸いです(笑)。

サビの部分と「♪ン~ンン~、ア~アア~♪」というところを歌のように弾きたいと考えたのだけど、計画通りに成功していなくて残念です…。危なっかしいところも多々あります。
ジュディ・オングさんのような「女の余裕」を感じさせる演奏ができたらと当初は思ったのですが、それはまたの機会に。(その機会はあるのでしょうか、笑)

曲のリクエストをいただくというのは自分では思いつかないジャンルの曲に取り組む良い機会になります。自分のことをガチガチのクラシックの人のように思っていたけれど、そんなことないんだな~と気が付きました。ありがとうございます。
以前ライブで弾かせてもらった経験も役に立っていると思います。

ちょっと引いた視点から見たら、わたしのような人がこんなふうにヴァイオリン弾いたり動画を公開したり、なんかおかしなことをやっているのではないか?と思わなくもないですが、それはまあ、お金磨きとかオタマトーンとか、元々そういうジャンルの人(笑)でもあるので、今に始まったことではないですね。

でもわたし、すごく真剣に取り組んで頑張ったと思っています。(^^)



演奏の時の靴や服

 2017-02-25
先日のヴァイオリンの会で一体何を着たら良いのか、かなり悩みました。来てくれる人に喜んでもらいたいという思いはあるけれど、実際にはどうしたものか…。
わたしの楽しいことのお相手、ヒントラボのいとう明美さんにアドバイスをもらい、責めの姿勢で(笑)服を選び、その後に靴を買いました。

ヴァイオリンを弾く時には脚を開くこともあり、だから長いドレスを着ることが多いのでしょうね。前回の自分の写真を見て、そう思いました。(短めのスカートで脚を開くのは美しくない…)
でも、ドレスのように長いのは大げさすぎるので避けたい…。ん~、靴が見えるのならヒールは高くないと綺麗じゃない。(ドレスだったら靴は低くてもいいのかな?)

で、買ったのはこんなのでした。

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わたし、極端すぎる…。9センチヒールです。(ピンクの紙はお店の人が包んでくれたもの)

でもね、バレエでルルベ(背伸びの状態)することを考えたら、その状態にかかとの支えがついていると考えればいいんじゃないの?と。時々ものすごく楽観的な自分に驚きます。

以前ヴァイオリニストの渡辺玲子さんがバレエの舞台でヴァイオリンを演奏されたことがあり、その時に短めのスカートでこのくらいの高さのピンヒールを履いていたのです。
わたしは既にヴァイオリンを始めていたので、「こんなの履いて弾けるんだ!!」と、舞台袖から演奏だけでなく、その所作も観察させていただきました。

買った日から家でこの靴を履いて練習を始めました。
最初はグラグラしてヴァイオリン弾くどころじゃない状態でしたが、足に合うように中にパットを貼っていろいろ調整したら、ヒールが3センチくらい低くなったように感じて、けっこう快適になりました。

で、最終的には、靴を履かずに練習した後でこの靴を履いて弾いたら、
なんと!その方が良い音が出るというところまで来ました!
靴の高さで姿勢が変わることで、体幹にしっかりと力が入るのかもしれないし、気分の問題もあるのかもしれません。わたし、ヒールを履いて気分が上がる人だったのかな?ビックリ。(笑)

着る服の方も攻めの姿勢で(一体何を攻めてるんだか、笑)露出の多いものになり、腕が丸出しでした。露出に耐える身体かはまあ置いておいて、弓を動かすにはとても自由でした!

男の人は普通に革靴だから普段通りでいいなぁ~と思うけれど、ワイシャツやネクタイ、スーツを着て演奏するのはかなり大変なのでは?
以前ライブで弾かせてもらった時にジャケットで弾いたら窮屈でした。

普段はたくさん着ているのに、急に慣れない薄着をしたからか、
会が終わってから風邪気味です…。(笑)


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ヴァイオリンシェア会終わりました

 2017-02-23
曲のリクエストをいただいて(歌限定)、それをヴァイオリンで弾くという会、
昨年の夏に続いて2回目でした。

聴く人が好きな曲を弾いたら、受け取ってもらい易いのではないか?
難しいのは弾けないから、歌だったら大丈夫なのでは?という発想から始まった会です。

わたしひとりで企画するので、始めのうちは、
いつやろうかな~、どうしようかな~と、あまり積極的な気持ちではありませんでした。
その時点では曲も全くの未定だし。

前回は1曲でしたが、今回は2曲リクエストをいただいて、
「魅せられて」(ジュディ・オング)、「愛の賛歌」(大竹しのぶ)と、
歌ではないけれど、自分で決めた「愛の挨拶」を弾きました。
当初は何の計画もなかったけれど、リクエストの曲から今回のテーマは「愛」に。
わたしの心境の変化がそのテーマを生み出したのか?(笑)

そんなことも考え合わせてリーフレットに赤いバラとハートを載せたら…
いただいた2つの花束のどちらにも赤いバラが。(^^)

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リクエストの選曲にしても、赤いバラにしても、
みんなどこからか(天から?)の指令を上手に受け取っているのかもしれません。
わたし一人で考えているような気がしていたけれど、全然そうではなかったみたいです。

演奏の方は、相変わらず音程が…とか弓が…とか、いろいろありましたが、
それはいつものことで、ようやく本番でもそこそこの程度に弾けるようになりました。
来てくれた友人達はわたしを甘やかし嬉しい感想をたくさん言ってくれました。(^^)

みんな本当に褒め上手!でも素直に受け取ります。
ありがとうございます。とっても嬉しいです。

いつもどこへ向かうのか良くわからないチャレンジですが、それを暖かく見守ってくれて、応援して成長を喜んでくれる人がいることは本当に幸せです。
今回は上手く弾けなかったらどうしよう…という心配よりも、演奏できること、聴いてもらえることが嬉しいと思えました。少し進歩したかもしれません。

この歌を弾く会は続けていきたいと思っています。一年に一度だと腰が重くなってしまいそうなので、次は晩秋の頃にできたらと思っています。
怖がりなのでここで大々的にお知らせをする勇気がなくてゴメンナサイ。



明後日の演奏

 2017-02-19
ヴァイオリンの演奏を明後日に控えて、落ち着かないようなそうでもないようなヘンな気分です。焦ってヤミクモに練習したりはぜず、普段と同じくらいやりました。

時々、このブログをカテゴリー別に分類する作業をしていて、今日も気が向いて少し。そのなかで以前に自分が書いた言葉が目に留まりました。


どんな見てくれでも、その人なりの美しさが必ずあるに違いなく、
それはその人らしさが何の妨げも作為もなく、ただ内側から湧いて出るもの。
だからきっとわたしにもそういうものがあるのでは?
そういう姿でヴァイオリンを弾いてみたいのです。


わたしが明後日やりたいのはこういうことなんだ。
上手いとか下手とか、人にどう思われるかを気にせずに、そのままの自分を出して演奏したい。隠れない、隠さない、開く、溢れてくるものをせきとめない。
わたしのそういう姿を見てもらいたい。

初めのうちは会をやろうかどうしようか迷ったけれど、曲のリクエストをいただいて準備を進めるうちに、嬉しい気持になってきました。リクエストの曲は、いろいろな意味でわたしを前に進めてくれるものだと感じています。

「ヴァイオリンを弾く」という以外に、特別なことは何も予定していません。
簡素なスタジオで演出とか何もないけれど、それでいいと思っています。
ヴァイオリンは相棒くんと妹ちゃん、ふたつ持って行く予定です(^^)。


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クラシックの先生だけど

 2017-02-16
ヴァイオリンのレッスンで、21日の会で弾く曲をみていただきました。先回ご相談だけした「魅せられて」も、今回はお願いしました。

リクエストいただいた曲は決まった楽譜があるわけではないので、自分でなんとか考えます。なので、まずは曲として成立しているか、へんなことをしていないかが心配です。
他には、やろうとしていることに無理はないかとか、クラシックの曲と違い「こうあるべき」という決まったものがないのでどう弾くか、技術的にはそれをどういう方法で弾いたら良いかなど、もう、いろいろ見ていただきました。

クラシックのヴァイオリンの先生ですが、柔らかい頭とたくさんの引き出しをお持ちで、本当にもう、あんな手やこんな手をご提案いただきました。
わたしはその場ではすぐにできないけれど、方針が決まって気持ちがスッキリしました。

ヴァイオリンを習うといえば、先生から出された課題を仕上げていくのと、教室の発表会というのが一般的かもしれません。
わたしは、どうしてこうなってしまったのか良くわからないけれど(笑)、レッスンで習うだけではないヴァイオリンの活動を時々するようになって、その都度、ご相談したり曲をみていただいたりしています。
変なことを頼むヘンな生徒かもしれません。

自分で会をやることにしても、ヴァイオリンの体験をやることにしても、相談にのってくださることはあっても、やめた方がいいなどと止める事はこれまで一度もなく、おかげさまで、こんなわたしに育ってしまいました。
本当にありがたいことだなと思っています。

先生の前でジュディ・オングを弾くのは、いつもとまた違った緊張感でした。
自分でつくった楽譜もお渡しして、こういう計画ですと見てもらうことになる。そのお陰できちんとボーイングやフィンガリングの整理ができます。
でも、緊張して家での練習でできていたことができなくなる。そういう箇所は本番でも怪しいなぁ…というチェックにもなりますね。いっぱい、できないところがありました…。

先生が弾くと「ああ、そうやって弾きたいんです!」という音が出てきます。ほんとにそうなんだよな。そうやりたいのです。それを真似して近づけていく練習をすればいいのだな。



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