先生の演奏を聴きに
2017-01-31
昨日は夜にヴァイオリンの先生の演奏を聴きに行きました。演奏会ではありませんでしたが、先生の演奏を聴ける貴重な機会でした。
発表会などあれば先生が演奏されることもあるかと思うけれど、幸か不幸か発表会はないのです。
そのおかげ?で、発表の場を求めて今のわたしの謎の活動が生まれたのかも(笑)。
あまり早く着いてもご迷惑かと少し時間を潰してから会場へ行くと
ドアの内側からヴァイオリンの音が聞こえて来ました。
ちょうどレッスンで良くすれ違う方と会って「あ~、やっぱり綺麗な音ですね~!」
「自分が弾くのではないのに、なんだか緊張しますね…。」と、演奏が途切れるまでドアの外で話しました。
ホールの中で聴くと、本当に良く響く美しい音でした。
先生と先生のヴァイオリンから生まれてくる音は、いつも通りの広くてあたたかい音でした。
先生に教わっていれば、いつかわたしもあんな音が出せるようになるのだろうか?
もしあそこでわたしが自分のヴァイオリンを弾いたらどんな音に聴こえるのだろう?
そんなことも、ちょっと思いました。
少し緊張はされていたかもしれませんが、
音楽に向かう姿勢も、人に対しても、1対1のレッスンの時と少しも変わることがなく、
そういう方がわたしの先生であることをとても嬉しく思いました。
全ての曲がヴァイオリンとギターの合奏でした。
ヴァイオリンとピアノの、「いかにもクラシック」という雰囲気とは違い、
しっとりとした落ち着きのある雰囲気や、おしゃれな感じや軽さなどもあって、
素敵な組み合わせだなぁと感じました。
演奏が終わり帰る時に、先生に習っている先輩で
以前このブログを見てお金磨きに来てくださった方が声をかけてくださいました。
途中まで電車で一緒に帰りながら、いろいろお話ししました。
先生に習っている他の人の演奏を聴いたり、こうしてお話できる機会があるといいな。
昨日はわたしの誕生日でした。(40代最後の…笑)
昼間は予定外のこともあったけれど、先生の演奏を聴き嬉しい気持ちになって帰ると、
家には息子が買ってくれたケーキが待っていました。
良い一日になりました。(^^)
ヴァイオリンを触ってみたい人のために
2017-01-28
ヴァイオリンを触ってみたい人、音を出してみたい人が気兼ねなく楽器と過ごす体験をする機会を考えています。
大事な相棒くんがありながら何で楽器を買うの?と思った方がいたかもしれませんが、
妹ちゃん(新入りヴァイオリン)と弓は、そのために買ったのです。
ヴァイオリンを習う前に、一度だけでも触ってみたい。
ギコギコとノコギリのような音がするとか、大騒音がするとか言うけれど、
本当のことろはどうなんだろう?
数年前のわたしはそう思っていました。
一度、音楽教室の無料体験レッスンというのを見つけて申し込みましたが、
仕事の予定が変わりキャンセルすることに。
そうしたら、「他の日程ではどうですか?」と言われて、
「ああ、そうか!無料体験というのは生徒さんを集めるためのものなんだ!」という、
社会の仕組みとしては当然のことに気が付きました。(笑)
わたしは音楽教室ではなく個人で教えてもらえる先生に習いたいと思っていました。
でも、その前にただヴァイオリンを触ってみたかったのです。
その時に、そこで習うことを前提としてのヴァイオリン体験ではなく、
ただ触って音を出してみるという文字通りの「ヴァイオリン体験」ができるところがあれば良いのに
と思ったのでした。
オーケストラ主催の音楽ワークショップなどで、子ども対象の楽器体験などはありますが、
大人のわたしは「やりたいです!」とは言えません。
ヴァイオリンってとっても大切な楽器というイメージがあって、
誰かが持っていたとしても、「ちょっと触らせてください」とは言えません。
そういうハードルを取り払って、
興味のある人が誰でも気兼ねなくヴァイオリンを体験できるようにしたいのです。
これからヴァイオリンを習おうと思っている人でなくてもいいんです。
一度触ってみたかったとか、他の楽器をやっているけれどヴァイオリンを試してみたいとか、
以前やっていたことがあるけれど楽器が手元にない人とか。
個人のヴァイオリン体験と、数人集まっての体験会の2通りを考えています。
その後の勧誘などは一切ありませんので(笑)、純粋に体験として参加できます。
けれど場所を借りて楽器も提供するので、有料になる予定です。
無料体験レッスンは世の中にたくさんあるので、無料が良い方はそちらへお願いいたします(笑)。
体験会はこちらで日時と場所を決めて、
個人体験はお申込み方法を準備してから、改めてお知らせします。
今日は新月で新しいことを始めるのに良い日だそうです。
妹ちゃんも良い音になり「体験用としては充分な楽器です(^^)」と先生に太鼓判を押していただきました。
まずは意思表明ということで、詳しくは今しばらくお待ちください。

大晦日に買ったカーネーション、つぼみが咲きそろいました!
相棒くんが元気になった
2017-01-26
先日のレッスンで、お掃除してキレイになった相棒くん(ヴァイオリン)を見てもらい、「一度駒の下も掃除してみては?(^^)」とご提案いただいたので、やってみました。
お掃除をする前から、ここしばらく良い音が出ていないように感じていて
それはわたしの弾き方が悪いのだと思っていたけれど、
先生に音を出してもらって、楽器の問題もあると分かり、
駒の下も掃除して位置を調整し直すことにしたのです。
駒を外して魂柱が倒れるのが怖いので、妹ちゃんから外した低い駒を位置をずらして立て、
自己責任手法のお掃除をしました。
他の部分と同様に、思ったよりも素直に汚れが落ちました。
バレエの時に滑り止めに使う松ヤニは、踏んづけられ床にこびりついていて
落とすのはとても大変ですが、楽器のは違うようです。



いやいや…、こうして並べて見るとまるで別人!(人じゃないけど、笑)
これだけ状況が変われば当然音も変わります。
一度掃除をした後には、音が大きくなり輪郭がハッキリしたように感じました。
まあ別の言い方をすれば、かたい音とも言います(笑)。
改めて駒の下を掃除しても、長年駒の足で傷付けられた板の表面は平らではなく、
駒の位置のちょっとした具合で接地面積などが変わってしまうみたい。
駒から楽器本体へ弾いた音の振動が伝わるので、ここは重要ポイントなのですけど。
音を出しては駒の位置をずらし、また音を出して…というのを繰り返し、
相変わらず気難しさはあるけれど、ようやくとても良い音が出る場所が見つかりました!
最後は駒の前後の位置ではな、く左右のほんのちょっとした加減でした。
ヴァイオリンの音は何が変わっても敏感に変化します。
汚れも音色をつくる一つの要素になっているそうで、それがなくなることで音色が変わることもあります。
良くなるか悪くなるかはやってみなければ分からないこと。
今の時点では、音が更に大きくなって張りも出て、
そういえば以前にあったような音色の甘い雰囲気も戻ったような気がします。
妹ちゃん(新入りヴァイオリン)を再び大きく引き離しリードして、本来の座に戻りました。
自分の楽器にはいつも妄想いっぱいになって冷静な判断が難しいので(笑)、
良くなったのかどうか、今度のレッスンで先生に判断してもらおうと思います。
固かったものが緩んで…
2017-01-21
昨年、事前にリクエストをいただいた曲をヴァイオリンで演奏させてもらう会を開きました。ゆっくりなペースでも良いから、一度だけで終わらせないようにと思い、
こちらではお知らせしていませんが、来月21日にまたやることにしています。
前回リクエストして下さった方が、また素敵な曲をリクエストしてくれていましたが、
今日のリクエスト締め切りを目前に、つい先日新たなリクエストをいただきました。
それが…、曲名を見たら、
どうしてそうなるのか分らないのだけど、涙が出てきてしまった。
まだまだ何でも弾けるという状態には程遠いので、
人が歌えるものならばと思って、リクエストは歌限定にさせてもらっています。
動画を検索して、いろんな人が歌うのを聴き、(有名な曲だからたくさんあった)
ヴァイオリンで弾いているものがないか探して、心が動く演奏を見つけました。
買い物帰りにスーパーの袋を持って、その曲を聴きながら歩いていたら、
またどうしてか泣けてきてしまって…、家へ帰ってそのままの状態がしばらく続きました。
(人通りが少なくて良かった…)
もう自分に隠していることはないだろうと思っていたけれど、
そういう何かに触れてしまうというのかな…。
自分の意思と関係なく、勝手にそうなってしまいます。胸の奥から湧いてくるような感じです。
わたし、妹ちゃん(新入りヴァイオリン)に出会ってからちょっと様子がおかしいかも。
先日は月1回通う奇跡のコースの勉強のクラスで妹ちゃんの話しをしたら、
同じように泣けてきてしまいました。(笑)
無意識に押さえ込んでしまって固くなっているものが、
少し緩んで柔らかくなってきて、動き始めているような感じかもしれません。
わたしの中にあるものを押さえないで、溢れて流れ出すままに表現していきたい。
ヴァイオリンだけでなく、日々の生活の中でもそうしていきたいと思います。
大晦日に松と南天と一緒に買ったカーネーション、
3週間経ってから、つぼみが緩んで花が開きはじめました。

ヴァイオリンを2つ持ってレッスンへ
2017-01-19
今日は背中と前にヴァイオリンを抱えてレッスンへ行きました。今後ヴァイオリンふたつ持って出かけることがあると思うので、その練習も兼ねてです。
地下鉄の駅のホームドアに写った姿はこんな感じ。

妹ちゃん用に軽いケースを買ったので重くないけれど、身動き取れない感じはありますね。
ナットを直してもらい、自分でその他いろいろ手を加えた新入りヴァイオリン(妹ちゃん)は
先生も良い音がするようになっていると言ってくださいました。
先生に弾いてもらって喜んでいる様子で「ねえ、見て見て!」とわたしに向かって得意気です。
あ、「聞いて聞いて!」かな。
サンドペーパーをかけたとご連絡してあったので、少し心配されたようですが、
(実行したわたしも当初はとっても心配だった、笑)
前よりもキレイになっているヴァイオリンを見て安心?感心?してくださいました。
今回行った楽器屋さんは先生もご存知のところですが、
今後修理や調整が必要になった時に行く先をご提案くださいました。
良かった…。
現状では充分良い音が出るようになっているので、とりあえずは大丈夫そうですが。
相棒くんの方はお掃除して綺麗になり、音も変わったの見ていただきました。
音は良くなりましたが、買った頃はもっと良い音が出ていたはずとのことでした。
わたしもそう思います。
ずーっと思うような音が出ないと感じているのは事実で、
はるかに格下の妹ちゃんのほうが良い音が出るんじゃないか?と思ってしまうくらいだから。
かなりの時間を割いて駒の位置を調整してくださいました。
「なんか…、気難しいですね(^^)」と先生。
自分でも先生に教わったように駒の位置を直すことがありますが、
脚の部分も動きやすくなってしまっていて、なかなか上手くいかないです。
やっぱり気難しいのか…。
改善の余地アリですが、最初よりも良い音が出るようにしてくださいました。
相棒くんがわたしの本筋なのだから、もっと良くしたい。
妹ちゃんは一段落して一安心ですが、
ヴァイオリン改善作業は相棒くんへ移行していく模様です。
まさか、サンドペーパーはかけないよ。(笑)