「あ~」とか「う~」とか言ってます(笑)

 2015-11-30
一昨日の土曜日、ヴァイオリンのレッスンへ行きました。

来週弾く予定の「The First Noel」を先生に見ていただこうと思っていましたが、
通常の課題を見ていただいて終わりました。
前にご連絡しただけで、レッスンの前に申し出なかったからだなぁ…。

今まで自分ひとりで練習していて、通常ヴァイオリンで弾く定番の曲でもないため、
先生の前で弾いたことはありません。というか、誰の前でも弾いてない(笑)。
たぶん、そんなに変なことをしてはいないと思うけれど、大丈夫かな?と思っています。

先生の前で弾くのだと思っただけで、体がいつもよりも硬くなり、
ボーイングの練習でも弓がちょっと震え…。
一瞬、教会の舞台の上で同じようになっている自分を想像して怖くなってしまった。

先生のところは発表会はありません。
今まで一人でヴァイオリンを弾いたことがあるのは親しい人や、ごく数人の人の前でだけ。
考えてみたら、舞台のような一段高いところで一人で弾いたことがありません。
ヴァイオリンを習っている人なら大抵経験していることを、やっていませんでした。

でもそのおかげで自分で発表の場を求めて、いろいろな経験ができたのかもしれません。
初めて発表会に参加しても、それが活かされるといいな…と思います。

レッスンの課題のクロイツェル20番は音程が難しく、良く分からないところがあるままでした。
わたしは本当に自分が何の音を弾いているのか全然分かっていないんだ、とイヤになります。
一体どうやってヴァイオリンを弾いているのか、自分でも謎です。
それでも20番と6番が終わり、次回は21番と7番。

バッハのダブルコンチェルト3楽章は細かく見ていただくのが最後まで終わり、
次回から先生との合奏に戻ります。

ヴァイオリンを人前で弾くのが近づくたびに情緒不安定になるのか(笑)、
レッスンのことを思い出したり、昨日の仕事のことを思い出して
「あ~」とか「う~」とか言っているので、息子氏に「え?なんか言った?」と聞き返されます。

今日はお休みなのでゆっくりして、ベランダの植物の葉をキレイに拭いてあげました。
「真実の木」(ドラセナマジナータ)です。こういうの相変わらず好きだなぁ…。
9月にホームセンターで目が合って買ってきました。
この子も多肉ちゃんと一緒に大事に大きく育てます。


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呼吸しながら弾く

 2015-11-26
「呼吸しながら弾く」って当たり前のことですが。
習い始めた頃、良く先生に「息、してますか?(^^)。」と言われていました。

左肩の都合で楽器の構え方を少し変えてから、弾きながら息をしている!と自分で分かります。
(The First Noel を弾いている時限定ですが)
構え方は肩に大丈夫な範囲で、だんだん普通っぽく戻ってきているようだけど。あれ?(笑)

体幹の力の入れ具合が踊る時に似てきて、腹式呼吸になっているかもしれません。
正確に言うと、お腹に空気を入れるのではなく、背中とわき腹に入れます。
バレエだと、胸もお腹も何事もないかのようにしておいて他で必死に息をします。

ヴァイオリンを弾いて必死に呼吸する必要はないし、お腹が出てもいいけれど、
わたしにはこうした方が心地良いようです。

体調に関わらず、自分の体をなるべく心地良く感じる状態にしておこうと、
秋口くらいから気がついたときにストレッチをしています。
アーチェリーの練習をした後にはヴァイオリンで良い音が出るという以前の経験から、
あの頃の状態にも少し近づきたいと思ったり、
(アーチェリーをしていた頃には毎日ストレッチもしてました)
体が自由になった方が音も自由になるのでは?と思うのです。

この前、ついでに台所の流しのヘリにつかまって、
バレエのバーレッスンの最初の簡単な動きをしてみたら、
動きと呼吸の関係がこれまでに無くピタリと一致して、快適でした。
(今までそんなに意識したことが無かったのだろうと思う)

またバレエのレッスンしたら、ヴァイオリンを弾くことに良い影響があるのでは?と思ったけれど、
まあ、いろいろ現実的ではないので、これで充分かな?
ささやかなそんなことの成果か、
わたしの目標のひとつの「踊るように弾く」は、時々これかも?と思える瞬間があります。
そういうときには、弓の動きと呼吸が何となく自然に連動しているのだろうな。

ヴァイオリンは弦楽器なのに、弓が足りなくなると息苦しいように感じます。
ん~、そんな音が出るのでそう感じるのかもしれません。

先日、俳優の演技指導をしている方から
「日常の会話では話の途中で息切れすることはないでしょ。
無意識のうちに話したいだけの息を前もって吸っているんです。」という
とっても興味深いお話しを聞きました。
セリフになるとそれが無意識にできなくなって、おかしなことになる場合があるのだそうです。

弓の配分はこれと同じだなぁ…。もちろん無意識にはできません。
わたしは先を計算することができなくて、弓が足りなくなって息切れします。(笑)




誰かのために弾く練習

 2015-11-25
12月6日の日曜日に、SNSのアンサンブルの会の発表会に出ることになっています。
ソロでも参加できるということで、
クリスマスキャロルの「The First Noel」(牧人ひつじを)を一人で弾くのと、
アンサンブルで「主よ人の望みの喜びよ」に参加します。

ことの発端はまだ夏の前に「クリスマスの曲を練習しておくように」と伝言があったから(笑)。
「自分の誕生日をヴァイオリンで祝って欲しい」と、イエスから頼まれました。
いいんですよ~、わたしがそうだと思っているんだから。

ん~、クリスマスに演奏の機会は無いんだけどなぁ…と思っていたら、
12月に教会で行われるこの発表会のエントリー募集を見つけました。
ああ、これに参加すればいいんだ!とすぐに申し込みました。

クリスマスの曲って何を弾けばいいの?と、とりあえずクリスマスキャロルを調べていくと、
この「The First Noel」というのがとても気に入りました。
歌うのではないけれど、歌詞もお誕生日のお祝いに相応しくて。

その昔、通っていたのが教会の幼稚園だったので、
クリスマス会でキリスト生誕のミュージカルのようなのが毎年ありました。
わたしは歌が上手だったので(笑)マリアさまの役でした。
天使からの受胎告知の場面とか、馬小屋に夫のヨセフさんといると、
東の国から星を頼りに3人の博士がお祝いに来る場面とか、そういうのを思い出す曲です。

youtubeで探してみたら、ヴァイオリンで弾いているのもいくつか見つかりました。
わたしが好きな音の高さで弾きたいとか、終わりはこうしたいとか、勝手なイメージができあがって、
結局そのとおりに弾いている演奏というのはどこにもないのです。

「誰かへの贈り物、この人のためにという意図を持って弾く練習をしてみて欲しい。
やってみるとそれがどういうことか分かるから。だからまず誕生日を祝って弾いて欲しい。」
なんだかヴァイオリンの先生がもう一人いるみたい(笑)。

わたしはクリスチャンではないけれど、
長年『A COURSE IN MIRACLES』という本に親しんで学んでいるので、
イエスは先を歩くお兄さんのような存在に感じています。

普段、日常ではほとんど忘れて過ごしているけれど(ゴメンナサイ)、
でもお祝いして欲しいなんて言われたら、相当嬉しいんです。
何度も練習するうちに自分の中に物語が生まれて、情景が浮かぶようになって…、
それが次第に「大好きです」とか「ヴァイオリンが弾けて嬉しい」みたいに変わってきています。

お祝いの贈り物をするのに相応しい格好はどんなのかも考えて、
ヴァイオリンを弾くことに加えて、なんだかイベント感が満載です。

単純な曲ほど難しいな…と思いながら練習しています。
日によって出来不出来の差が激しい…。緊張したらどうなるか心配でもあります。
でも、わたしの気持ちが伝わるような演奏になると良いなと思っています。



パールマンの演奏会

 2015-11-22
サントリーホールでのパールマンの演奏会に行きました。
先月にはクレーメルを聴きに行ったりして(感想記事「クレーメルの演奏を聴いた」
演奏会づいていますが、こちらもたまたま見つけてです。
たまたま見つかるというのは神さまの指令(笑)か?と言うことで。

パールマンを初めて知ったのは、youtubeでヴィヴァルディの四季・冬のラルゴでした。
とても暖かい幸せを感じる音で、わたしもこんなふうに弾いてみたい…と思ったのを覚えています。
(実際に練習したり弾いたりしてみていませんが…)

あまりヴァイオリンの曲を知らないので、演奏曲を予習して聴いていました。
が、一番楽しみにしていたブラームスのソナタ第2番が
ルクレールのヴァイオリンソナタ第3番に変更になっていて残念でした。

前半はあまり調子が良くないように感じたものの、その後はそんな様子はなく、
音楽に引き込まれて行く自分と、客席の空気が変わっていく気配を感じました。
耳は曲を聴きながら、それとは別のところでこの気配を感じるというのが面白いです。
時々、もしかしたら音よりもそちらの方を感じている比重の方が大きいのでは?と思ったりもします。

パールマンのヴァイオリンは、ツヤツヤに溶かしたチョコレートのような甘い音色でした。
楽器はストラディヴァリだと思いますが、
わたしには低音がとても魅力的に心に響いて来ました。
曲目が発表されていない「名曲集」というプログラムの中の低音で始まる曲で、
どうしてか涙が出て来てしまいました。
悲しいとか素晴らしいとか、そんなハッキリした理由ではなく、ただ自分に響いてきたという感じ。
あとでロビーに発表された曲名を見たら「シンドラーのリスト」でした。
調べたら、これ知らないでパールマン聴きに行くなんて…というような曲みたいですね。
でも、知らなかったのです…。

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大混雑でボードに近づけないからと思って階段から写真を撮ったけれど字が読めず(笑)
しばらく待って写真に記録しました。
最後にある「パッジーニの妖精の踊り」というアンコール曲が、ものすごい超絶技巧で!!
70歳のパールマンにこれを見せられたら、
クロイツェル19番でトリルの嵐!と騒いている自分はなんなんだ?と呆然としました。
いえ、もともと全然次元が違うのだからいいのですが…。

先月のクレーメルは肉体から魂だけをどこかへ連れて行かれるような演奏でしたが、
パールマンの演奏は、現実世界の今ここにある幸せを味あわせてくれるような演奏でした。
本当に対照的です、面白い。
クレーメルは独自の世界を追求し続ける難解な前衛芸術家みたいな、
お客さんが理解しようとついて行く、または離れたところから眺めるようなイメージ。
パールマンはサービス精神旺盛でお客さんを楽しませるエンターテイナー。
あちらからお客さんの方に近づいてきてくれて嬉しいな~。
わたしにはこんなふうに思えました。

個人的には、もう一度魂抜かれてどこかへ連れて行かれそうになるクレーメルを聴きたい。
良く分からないというのは魅力のひとつなんだなぁ…。

先月からわたしには贅沢な文化の秋でした。
サントリーホールの周りは、もうすっかりクリスマスムードでした。

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全然違う演奏スタイル

 2015-11-17
レッスンへ行った次の日から忙しくしていて帰宅も遅くなりました。
そういう時は大抵ヴァイオリンの練習は諦めるのだけど、
今回はちょっとだけでも弾いてみよう!と思いました。

来月弾く予定の「The First Noel」というクリスマスキャロルの短い曲を弾こうと思って始めたはずが、
色々やりたいことが出てきて、結局小一時間かかりました。

最近、弾いている時に肩の関節に好ましくない方向に力が入ってしまうようで
練習が終わるとかなり亜脱臼気味になってしまいます。
ヴァイオリンを構える時には左肩が少し前に出て腕を外側に捻るかたちになるのだけど、
腕だけが前に行って肩から離れ気味になるのです。
(普通の人はそんなことにはならないので心配要りません、笑)

肩の関節の位置関係を保ったままヴァイオリンを構えるには?

わたしには自分の好きな身体の使い方があります。
体の中心から遠くに向かって体幹も四肢も伸ばし続けるような使い方です。
バレエで身につけたこれをアーチェリーでも応用できて良い結果が出たけれど、
ヴァイオリンとはこれまで上手く両立できなかったのです。
遠くに伸ばすというのは脱力と違って力がかなり必要で、
それができれば肩も繋ぎ止められるはずです。

ヴァイオリンを弾くことは好きだけれど、肩や胸を狭くするのは好きな動きではなくて、
ヴァイオリンを横に持つことで少し解消されたけれど、それでも違和感があります。

左側の胸郭がつぶれているのも自覚しているので、それをきちんと広げて
肩から胸を広く使って肩を寄せずにヴァイオリンを構える。
ヴァイオリンが横ではなくて、ナナメ前の遠くに行って、
頭が相棒くんに寄り添うように左に傾きました。

こんなかたちでヴァイオリンを弾いても良いのかなぁ…というスタイルになっちゃいました。
教わったのと全然違うことになっています。こんなのあり??
でも「The First Noel 」はこうやって弾きたいなぁ~。

すぐに肩が疲れてしまうし、いつでも何でもこれでというのができるか分からないけれど、
そうやって弾いたらとっても嬉しい気持ちになって、
踊るように弾きたい…というのに少し近づいたような気がしました。
嬉しい気持ちで弾いているのでそういう音が出て、これまでよりも良い気がします。

以前に「エアヴァイオリンで好きなように弾くマネをしたらどうか?」と提案されたことがあって、
その時はさっぱりできなかったけれど、
エアじゃなくヴァイオリンで音を出しながらそれがちょっとできたような気がします。

消音機を付けて弾いていたのにとっても幸せな気持ちになって、
翌日も少しだったけれどそれを味わいたくてヴァイオリンを弾きました。
さすがに3日目はできなかったけれど。



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