お仕事は?

 2014-07-29
普段「お仕事は?」と聞かれて「舞台の裏方です」と答えるのに違和感があるけれど、
今は年に数回ある忙しい時期なので、ちゅうちょ無くそう答えるだろうと思います。

いつからか自分の存在価値を「○○のわたし」に求めることを止めました。
○○は舞台の仕事だったり、アーチェリーの選手だったり、他にもあったと思うけれどもう忘れました。
わたしの存在価値はだた「わたし」であること。

こう書くとなんか「おおっ!」と思うけれど、
実際には自分を根無し草のように感じたり、とっても頼りなく思うことが。
自分でコレだから、人には上手く説明もできないし。

自分の興味のあることや目の前に差し出されることに思う存分に向かうこと。
それによって生かされるという生き方を選んでいます。

以前自分のアイデンティティーのひとつだった仕事を、今のようなスタンスですることは勇気がいるけれど、
今の状況を、望めばそういう環境がやってくるのですよ~、と解釈しています。
仕事は1回完結型。先のことはまたその時に。

わたしはこれから先の、どんな可能性にも開かれている。

こう書くとまた「おおっ!」と思っちゃうけれど、
そうでも思わなかったら40過ぎてヴァイオリンなんか始めませんよ。

子供の頃のわたしは、こんなこと全然考えていなかったな。
10年くらい前にはなんとなく気配は感じていたと思うけれど、それに気付かない振りをしてたかも。

誰でも、今何をしていても、同じようにこれから先の無限の可能性に開かれています。
自分でそう思いさえすれば。

今日はこれからヴァイオリンの練習と明日からの仕事の準備を少しと
冷蔵庫カラッポだから買い物に行って、あ、土用の丑の日だから今夜はウナギかな。
来週からはヒマだから「パガニーニ」の映画を観に行きたい!



動きをイメージして弾くと…

 2014-07-25
ヴァイオリンへの取り組み方に、音から入る方法と、形から入る方法が考えられるそうです。
わたしは体の動きについてのイメージをたくさん持っているようなので、
格好から入る方が上手くいくのではないかと、先回のレッスンで先生から提案がありました。

ただのロングトーンの練習でも、先生が言うことを体の動きのイメージに置き換えて音を出すと、
なぜそうなるのかは分からないけれど、いつもとは違った密度のある音が出てきます。

この前弾いたテレマンも、
「バレエの振り付けをするとどうなるか、音ではなく動きのイメージでできますか(^^)」
と言われて弾いてみると、
「この前の演奏よりも今の方が、はるかにこの曲らしくなっています。(^^)」
確かに録音を聴いてみると、とても大きく、表情のある音楽になっています。

「自分では何が違ってこうなるのか、分かりません。不思議です…。」
「ぜんぜん違う音がしていますよ(^^)。具体的に違っているのは音の長さ、音量の変化です(^^)」

動きをイメージすることで、それがわたしの体の動きに移って、
ヴァイオリンを弾く動作に変換されて音が変わってくるのだと思います。
少しだけれど、そういうことができるところへやってきたのだ…と、今これを書きながら思いました。

「気持ちだけ入っていればそれっぽく聴こえる、と言うのとは違うこと(^^)」だそうですが、
自分でやっておきながら、謎です…。

「ヴァイオリニストは弾きながらいろんな動きをしているけれど、あれは何でしょう?」と質問したところ、
「あれは、あの音を出すために必要な動きなんです(^^)」とのことでした。
曲から受ける印象を動きのイメージに変えてから弾くことで
良い音にしようとするわたしとは逆ですが、
やがては音のための動きに変わっていくのだろうと思います。

Youtube で見ても、人によってさまざまな動き方で個性的です。
女性ヴァイオリニストは美しい人がたくさんいるけれど、
演奏する動きという観点からすると、自分の好みに合う人はあまり見つかりません。
見た感じが濃厚な感じの人は苦手だな…なんて思っていたら、素敵な演奏を見つけました。




自分とは容姿が全く違いますが…。

わたしがいつかできるようになりたい「踊るように弾く」というのはこういう演奏です。
あ、この曲が弾けるようになりたいというのとは違いますよ。



トゥッティとコール・ド・バレエ

 2014-07-22
週末のお仕事は無事に終わり、疲れたなぁと思っても前よりも復活が早くなってきています。
8月始めまでは忙しいのですが、この調子で行きたいと思います。

先週のレッスンの日、午前中にアンサンブルへ行っていました。

去年の6月に発足した時から参加させてもらっているので、1年経過しました。
レッスン経験1年以上、合奏経験無くても可、というので安心して入会したけれど、
皆さん経験者でわたしはアップアップしながらついていっています。

最初はヴァイオリン7名でしたが、今はヴァイオリン10名、チェロ2名に増えました。
12月に合同でコンサートをやることになり、コレルリの「クリスマスコンチェルト」を練習しています。

わたしはセカンドヴァイオリンです。
この曲はファースト、セカンド、チェロ、のソリストと、それ以外の人(トゥッティ)に分かれて弾きます。
始めは全員ソロの楽譜で弾いて、その後トゥッティの楽譜が配られました。

頑張って譜読みしたのに…と思ったけれど、トゥッティの楽譜は休符がいっぱいあって、
最初からこれをやろうとするのはとっても難しいと思います。わたし、たぶん無理。

トゥッティはバレエで言うとコール・ド・バレエ(群舞)のようなもの。
今思うと、シンフォニックバレエではコールドの動きはトゥッティに対応している部分が多く、
そういう意味では、わたしは初トゥッティだけど、コール・ドは経験済みなので、多少なじみはあります。
音楽の中のどういう部分を担うのかは、なんとなく分かります。

ヴァイオリン以前に楽器をやっていたことは無く、楽譜も読めないわたしに先生は、
「音楽経験というのは楽器をやったことがあるかどうか、ではないです(^^)」と言ったことがありました。
音楽を身体で表現するバレエは音楽経験のひとつなのだなと、
トゥッティを弾いて改めて感じています。

とはいえ身体ではなく、楽譜を見てヴァイオリンで音を出さなくてはいけないし、
バレエが音楽経験だとしても、他の人のヴァイオリン経験からすればかなり遅れているに違いなく、
がんばらなくちゃいけませんね。

自分が音楽の一部分になるのは幸せな感覚です。
まだまだ目先のことに夢中ですが、この一部分が全体の中で何をしているのかを見失わないように。
作曲したコレルリさんの言いたいことが、トゥッティに現れているのではないかと思うのです。

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伝わる演奏って何なのだろう?

 2014-07-18
昨日は午前中にアンサンブルの後、午後にヴァイオリンのレッスンへ行きました。
時々こういうスケジュールになってしまうのです…。

先日の会の録画を先生に見ていただきました。
「間違えても弾きなおしはしないこと(^^)」
「ここ(レッスン)で弾いているよりもこじんまりとしてしまっているのが気になりました(^^)」
「聴き手に届くより大きな演奏を(^^)」

技術の上で出来てないことがたくさんあるのは自分でも分かっているので、
それ以外に、自分で気が付きにくいことについて指摘してくださいました。

聴いている人に伝わる演奏というのはどういうものか、について、
「技術だけ整ってもそういう演奏になるわけではない…(^^)」
「傷は多いけれど伝わる演奏というのはある(^^)」と。
「ヴァイオリンは巧みな技術と立派な解釈で、とレッスンを進めているけれど、
「表現する」とはなんとも悩ましいことです。(^^)」

「(わたしの)頭の中で流れている音楽だけでなく、見えている景色や動きを
伝えるところまでいけたらいいなぁと思います。(^^)」
「それは上手な演奏でなくてもできることでしょうか?」
「はい、それは出来ると思います。課題は、まあちょっとありますがね(^^)」

自分がやりたいと思っていることを理解していただけて、
そんなことはあなたのレベルでは無理です、と言わずに「出来ると思います」と言ってもらえること、
たとえそこまでたどり着けなかったとしても、わたしは幸せだなぁ…と思います。

会の練習に時間を使っていたので、アンサンブルの練習やカイザーが疎かになっていて、
それを何とかするために間際にジタバタと夜中まで練習するはめに。
今日はようやく予定の無い日で安心したのか、体調悪くなってしまいました。
明日からは仕事だけど、劇場に行くと元気が出て大丈夫だと思います。
練習は計画的に、ですね。

先日いただいたお花、落ちてしまったので水に浮かべました。

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録音だけだと落ち込むけれど

 2014-07-14
先日の会、終わった直後は練習とあまり変わらなく出来たのではないか?と脳天気に思ったけれど、
その後冷静になって聴いてみると、ガックリ落ち込みます。
ん~、でも、元々上手いわけじゃないから普段もこんな感じかな…。

来てくださった方が録画をしていてくれて、それを見ました。
自分ではやっているつもりでも、
さすがポーカーフェイスのわたし(爆)、思っていることの半分も出せていません。
あ~、そうなんだ…。
先生が「もっとやっていいです。(^^)」と言う意味が分かります。

朗読と合わせるのではないので普通に弾いたつもりが、弓の上の方ばかり使っています。
ちまちま弾いている…。
重音がほぼ弾けてないとか、弓が足らなくなっちゃうとか、まあいろいろありますが、
録音だけよりは画があると注意がそちらに行って、少しマシに聴こえます。
途中で弾き直したりもしているけれど、この際ここに来てくださっている方に見ていただこうと思います。


テレマンの「無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア 1番1楽章」です。




聴いてくださってありがとうございます。
今のわたしは、これ以上でもこれ以下でもありません。

ちなみに、聴いていた方が昔のことを思い出して…というのはこの曲ではなく、
わたしの好きな「ユーモレスク」です。
好きな曲は言いたい事がたくさんあるのに、今回も上手く言えませんでした。
好きな曲ほど上手く弾けません…。

こういう機会があると、もっと上手になりたい!と思いますね…。
好きなように弾きたいと思っていたけれど、やっぱりやることやった上で、ですね…。
う~ん…、どちらも両立させたい…。




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