ヴァイオリンの展示会

 2013-04-26
お世話になっている弦楽器店の展示会に行きました。

毎度のことながら、楽器屋さんに行くととても緊張してしまい、
まだ何もしていないうちから、手に汗をかいてきます。
そういえば、昨日のレッスンでは初めからヘンな緊張をして
自分のヴァイオリン弾いている時から手汗だらけになっていました。どうして…?

わたしのヴァイオリンと同じ年代に同じような場所で作られたといわれる楽器が多数ありました。
でも、どれもなんとなく自分のとは雰囲気が違っているようでした。
2本くらい頑張って弾いてみましたが(緊張してるので相当勇気出さないと弾けません)、
やっぱり、自分のとは違っていました。

先生の楽器を借りて弾くと、最近あまり音が出ていないような気がしています。
良い楽器の弾き方が分からなくなっているのか、弾けていたとしても音が分からなくなっているのか?
弾きながら耳元で聴こえる音と、離れて聴く音には差があるようですが、
結局自分では、弾いている左肩で鳴っている音しか聴けないので、何がなんだか分かりません。

もしストラディヴァリが転がっていたとしても、わたしにはぜんぜん分かりそうにありません。
あ、本物を弾いたことがないので、分かるわけないのですが…。
今日も飾ってあるのを鑑賞してきました。
でもいつか、ちゃんとストラディヴァリに向き合える精神状態になったら(?)弾かせてもらいます。

ストラディヴァリとグァルネリを比較した展示がありました。
本物は恐れ多いので、新作の両モデルを弾かせてもらいました。
形の違い=出てくる音の違い。物理的現象として当たり前のことかもしれませんが、
同じ工房で作った新作楽器なので、その違いが良く分かりました。

社長さんをはじめ、技術者さんたちからお話しを伺うのが面白いです。
思うように弾けるようになったら、そういうことに気が向かなくなるのかな?
でも、裏方な自分と通じる部分を勝手に感じます。

明日からしばらくはあちこちに仕事にでかけます。その最後は、久しぶりにボスと一緒です。
展示会に行くと自分を小さく感じ、舞台のお仕事に行っても、多分小さく感じ…。
いつでもどこに行っても、わたしの価値は変わらない!!と忘れないようにします。



先生と合奏しました

 2013-04-25
今日はヴァイオリンのレッスンへ。朝一番のレッスンでした。
朝の家事を急いで終えて少し練習。いつもながらうまく弾けません。
家を出たところでお財布を忘れたのに気付いて取りに戻り、電車も時間通りに来なくて、
落着いた気持ちでレッスンに行きたいのに…と思いながらもバタバタでした。

今日はダブルコンチェルトの2楽章の仕上げです。
弓の練習とヴァイブラートの練習が終わったところで、
「では、こちらでお願いします(^^)」と先生の楽器と弓を手渡されました。
この楽器、大好きなのだけど弾くとなると緊張するのです…。

一度先生と合わせて、その後「それでは、これから本番です(^^)」
先生がご自分の譜面台を移動して、わたしの隣に立ちました。うぅ…、緊張します…。

普段とは少し違う、ちょっと長い間を取ってから、先生が先に弾き始めます。
それを聴きながら、身体の中から嬉しい幸せな気持ちが溢れて来て…
ほんの一瞬、先生と合奏できることの喜びに浸ったのでした。

が、このままで弾いたら絶対に間違える…と思って、気持ちのスイッチを切り替えて弾き始めました。
この間、たった20秒くらいでしたが、久しぶりに感じるとても嬉しい時間でした。

弾き始めてしまうと、「余計なことを考えずに前へ前へと進むのだ」といつも通りに弾くのに精一杯。
なんだか、ひたすら我が道を進む任務遂行…という気持ちです。
でも、合わせたいと思う箇所は先生の呼吸を感じることも、少しは出来ました。

先生との合奏はカノン以来で久しぶりです。1年以上前でした。→ 好きなように弾く
今日は好きなように弾くというのとはちょっと違って、「自分の役割を果たす」という気持ちでした。
これは合奏として、前より一段階進んだ段階なのかな?
そうだといいんだけどな。



オイストラフ父子に乱入

 2013-04-23
バッハのダブルコンチェルトの2楽章、今度(明後日)のレッスンで仕上げの予定です。
ダブルコンチェルトだから、もちろん先生との合奏になります。

この曲は、「ドイツ語での熱い議論のように(^^)」弾くのだそうです。
パワーのある先生の楽器を、何を弾いても大きな音を出す先生が本気で弾いたら、
わたしの音なんてどこかへいなくなってしまって、ほとんど聴こえなくなってしまうのだけど、
「議論」なのだから、せめて音量だけでも対等な大きさで出せるといいなぁ…と思います。

わたしは遠慮っぽい線の細い音になってしまうことが多くて(わたしの実態とは違っています)、
「もっと押しの強い人になったつもりで(^^)」と言われると、
ようやく少し太い音が出てきて、地に足が着いた感じ(?)に。

「50メートル先の人に、何をやっているのかが伝わるように(^^)」とよく言われます。
普段、自分のことを神経質な人ではないと思っているけれど、
ヴァイオリンを弾いていると、少しそんな音が…。なんでかな?
ヴァイオリン、何をやっても自信が無いしな…。そういうのが正直に表れる楽器なんだな。

ダブルコンチェルト、オイストラフ父子の演奏が気に入って、良く聴いています。
そして、この演奏に合わせて、自分もファーストヴァイオリンを弾きます!
まさに乱入という感じで、演奏はたちまち台無しになってしまうのだけど、
初めの頃は同じ速さで弾けなくて置いてきぼりだったのが、今は一緒に進めるようにはなりました。

ひとりだけで弾いている時とは、音が違ってきます。
勝手に乱入しているだけですが、一緒に弾いているような気がしてきます。
先生と弾いたら、お互いにナマなので、もっといろんなことを感じます。
でも、夢中で弾いているので終わった後は、それをあまり覚えていません。

忍者修行のカイザー19番は、やればやるほどメチャクチャになってきているし、
20番は思ったように進まない…。
重音がたくさん出てくるので、音程が合わないわたしはどんな曲なのかさっぱり分からないのです…。



週末は充実し過ぎ

 2013-04-21
わたしの週末はいつも予定がいろいろ。
舞台のお仕事やアーチェリーやヴァイオリンの練習をしています。
平日は、アルバイト先の会社に行って、夜にヴァイオリンの練習をしています。
結局、いつでもヴァイオリンの練習はしています。(たまにはやらない日もあります)

この週末は2日とも、アーチェリーでした。
2日続けてアーチェリーをするのは練習日の他に行事がある時。
昨日は練習日にちょっとだけ顔を出しに行き、今日は地域の交流試合が予定されていて、
風邪っぴきのわたしは、雨の試合には出ない方がいいなぁ…と思いながら、
結局、小雨に濡れながら試合に参加してきました。(あらら…)

朝からの試合予定を、雨のため開始時間を遅らせて様子を見ているうちに、
棄権して帰った人も少なからずいたのだけど、
せっかくの交流試合なので、雨が強ければ射たないで傘さして応援しようかな…と思って。
まあ、そんなこと考えていても、残っていれば射つことになっちゃうんだけど。

当然ながら結果はダメダメでしたが、
終了後にくじ引きに当たって、ペットボトルホルダーをゲットしました。
「点数出なくても、タダでは帰らないゾ!」と思った途端に当たりました!
フィールドの試合の時に役立つものです。(もう半年以上フィールドに行っていないなぁ…)

家に帰れば夜な夜なヴァイオリンの練習です。
忍者修行(カイザー19番)に励み、ダブルコンチェルトの2楽章を練習して、
カイザー20番の譜読みに苦戦して(本当に苦戦中…ため息…)、平日よりも少し長い練習になっています。

風邪引いてからは、また音がショボショボだな…と思っていたら、
今日は再びビックリするような大きな音が!!
アーチェリーをやってくると、わたしの身体に一体なにが起きるんでしょうね?
ヴァイオリンがとっても良く響いています。んん…、不思議。

こうやって週末が終わると、月曜からまたアルバイトに出かけて…。
月曜日はたいてい、いつもくたびれています。



ストラディヴァリが転がっていたら…

 2013-04-18
昨日の朝、おかしいな?と思ったら熱があって、
「じゃ、バイトはお休みしよう!ヴァイオリンの練習とか、やろうと思っている電気工作できるかも」
と不謹慎なことを思いましたが、インフルエンザ並みの症状にそれは無理でした。

病院行って、最近は時々B型もいるから…と調べましたがインフルじゃなかった…。
「そんなに重症そうじゃないし…」と先生は言うのだけど、
それはせっかちな先生に怒られたら困るから、頑張ってさっさと振舞ってるんです…とは言えず。
でも、いつも通り熱は1日で下がりました。(^^v

ヴァイオリンの先生は、こういうときは余計な力が入らないからか、
「ヴァイオリンが絶好調に上手く弾ける(^^)」と言っていた気がする…。
と思って、さっき練習してみたけれど、余計な力が入らなくて…というレベルではなく、
左手がぜんぜん動かなくて撃沈でした…。

先日、こんな動画を知りました。



以下、補足として、ジョシュア・ベル - Wikipedia より抜粋
ワシントン・ポスト紙の実験
ワシントン・ポスト氏のコラムニスト、ジーン・ワインガーテン(英語版)の発案で、2007年1月12日の朝のラッシュ時、ベルは野球帽を被り、地下鉄ワシントンメトロのランファン駅にて、ストリートミュージシャンに扮する実験を行った。曲目は前日のコンサートと同じものであり、それもメジャーなものだった。その様子を隠しカメラで撮影したところ、実験の約45分間でこの横を1,097人が通過したものの、金を置いて行った客は28人、ちゃんと立ち止まって演奏を聞いたのは7人、この人物がベルだと気付いたのはたった1人だった。そして、ベルが客から得た金は、ベルだと気付いた一人から得た20ドルを除けば、わずか32.17ドルだった。
これは、例え近くで名演が行われていても、注意深く観察しなければ多くの人がそれに気付かないことを示した実験報告だとして、ヴェインガーテンは2008年のピューリッツァー賞を受賞している。また、ワシントン・ポストはこのビデオをYouTubeに投稿している。


なんでも「曇りの無い目で見よう!」と日頃から心がけているつもりだけど、
朝、仕事に行く途中だったらわたしも気が付かないか、気付いても立ち止まれないかも。
自分にとっての優先順位はどんなものだろうなぁ~と考えました。

もし彼がステージと同じ衣装を着て、もう少しマシな場所で演奏したら、
多くの人が彼だと気付いて、きっと大観衆になってしまうのだろうな。

ストラディヴァリやグァルネリが、それとわからないようにその辺に転がっていたら、
(そんなことめったに、いえたぶん絶対にないけど)わたしは気が付けるかな?
驚くような値札や鑑定書にだまされないで、だた楽器そのものとだけ向き合って、
その価値を知ろうとすることを、先生からは教えてもらっていると思っています。

今の自分の楽器は、ストラディヴァリとまではいかなくても、
ほとんどの人が立ち止まらずに素通りしてしまった「隠れた名器」かもしれない、なんて思います。
ああ、また親バカ…。



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