先生に診てもらった(病院の)

 2012-05-31
しばらく前から、良くなったはずの腰の調子が絶不調になり、
今回は左足がしびれたり、あまり力が入らないという症状も出てきて、
来週末にアーチェリーの大会もあるのに大ピンチです。
さすがに心配になって、専門の先生に診てもらいました。

MRI初体験です!(CTはやったことあると思う)
横になって、大きな音がするということで耳栓がわりにヘッドホンをされ、
何かあったらこのボタンを押してくださいという、ナースコールのようなものを手に、
ドームの中にスライドされていくと、想像よりもかなり狭い空間。
頭の上の左右にライトがあるらしく(頭動かして確認できない)、頭の影が2つ見えました。

一応BGMにクラシック音楽が流れていましたが、突然大きな連続するブザーのような音。
ヒマなので、この音の高さは何だろうと考えても、絶対音感がないので分からない。
それから、規則的な速いリズムを刻むような音。なんとかビート…みたいな。
他に、ガリガリ・ゴリゴリ、隣の家の改装工事みたいな音もしていました。
いつものことですが、せっかくの体験なので好奇心いっぱいに色々観察しました。

椎間板ヘルニアなどを疑っての検査でしたが、MRIは異常無しでした(^^)。
とはいっても、何かの原因で神経が炎症を起こしていることには変わりなく、
痛さにプルプル震えるわたしを見た先生は、「神経ブロックの注射する?」と言って…、

神経ブロック注射、初体験!
これは、神経の通り道(背骨の中)に麻酔薬を入れるもの。
うつぶせになって尾てい骨の少し上に針を指され、
書いていて痛そうですが、実際に結構な感触でした(Mなわたしでもかなり痛いと感じました)。
何度も血圧をチェックされ、少々スリルのある注射なのが分かりました。
以前に数回、膝の手術の為に背骨に硬膜外麻酔というのをしましたが、それよりは痛く無かったです。

その結果、驚くことに腰はほとんど痛くなくなりました!
麻酔を入れたのだから当たり前なのかもしれませんが、
動く時に痛みに身構えているのを裏切られる、というこれまた新しい体験をしています。
(足のほうは、あまり変わらないけれど…)

原因や病名が分かってもそうでなくても、
痛みが無くなること、練習できること、大会に行くことがわたしの望みで、
先生はそれを、ほぼ叶えてくれました。今夜は良く眠れそうです。


現代のストラディヴァリ

 2012-05-30
先生をテレビで見ました。

今日、NHKの午後の番組で、名古屋のヴァイオリン職人さんを紹介したものがあり、
その中で先生が、その方の作ったヴァイオリンを弾いて、楽器についてコメントしていました。
先生は、隔週で愛知に通ってヴァイオリンを教えていて、
番組の流れでは「名古屋のヴァイオリンの先生」という紹介になっていました(^^:)
一度、NHK名古屋で放送した内容を、今日の番組で再放送したのだそうです。

人前で弾くのがお好きじゃない先生ですが、
全くそんな風には見えず、普段と同じように見えました。
お話しも、いつもの先生らしい雰囲気のままでした。
私と一緒にしてはいけませんが、きっと心臓ドキドキしていたのでは…?
演奏もお話しも、もっと長く撮ったでしょうから、最後まで見たかった…。

ストラディヴァリを研究して作ったこの楽器。
そんなに頻度は多くないけれど、私もこの楽器を弾かせてもらったことがあります。
実際に弾いてみると、先生のほかの楽器に比べて、耳元ではそれほど大きな音はしません。
でも先生がそれを弾いているのを聴くと、他のものと同じように(それ以上かも)大きな音が出ています。
こういう楽器を「遠鳴りの楽器」と言うそうで、遠くにまで音が届きます。
ストラディヴァリを弾いた時の印象ととても似ているそうです。

先日行った演奏会の初日は名古屋で、その様子も映っていました。
それから、展示会で見たことのあるヴァイオリンの板を削る様子も見られました。
あの方のお話を初めて聞いたとき、わたしもヴァイオリンを作ってみたい!と思いました。

自分の好きな人、好きなもの、親しみを感じている世界をテレビで見るのは
ちょっと不思議な気持ちだけれど、とても嬉しいです。
ヴァイオリンの世界では、わたしのような大人から始めたものは居場所がないように思うけれど、
テレビから普通の人に向けて放送しているのを見ると、かなり特殊でマニアックな世界で
わたしもそこに片足かつま先をちょっと突っ込んでいるんだなぁ、と変な感じです。


本が届いた!

 2012-05-26
先生の本が、今日届きました!!
先日、本屋さんで見たし、レッスンに行った時に先生のお部屋でも見たけれど、
自分の手元に、自分用のものが届くのは嬉しいです。
わたしは昔の人なのかもしれないけれど、ホームページとは違って、本にはまた特別の良さを感じます。

表紙の写真は先生のとても良い音のする楽器。
わたしも時々弾かせてもらうことがありますが、その楽器を触る時にはいつも特別な気持ちになります。
あの楽器が自分のところにやって来たような気分になります。

まだ全部を読んではいないけれど、読みながら「そうそう!」とうなずいています。
習っている先生の本なのだから、レッスンでのお話しと同じなのは当たり前なのだけど(^^;)
レッスンで教えてもらうことを、こうやって本を通して活字として読むというのは面白い体験です。
先生とレッスンを受けているあのお部屋が、自分の家にやって来たように感じます。

このブログは大半がヴァイオリンについて書いてありますが、
この本の、ひとつの「初心者生徒の実体験版」のようだなぁ…と思いました。
(ヴァイオリンを弾くだけでなく、去年の秋に良いヴァイオリンを選んで買うこともできたし)
他の生徒さんは、わたしとはまた違ったことを感じているのかもしれないけれど。

時代の先を行く人は、いつも歩きにくい道を進むことになり、
先生も、そんなことを感じていらっしゃるかもしれません。
舞台の仕事のボスも、かつてはそうだったのだと思います。
長い時が経って、わたしが仕事に戻ってみると、以前はちょっとやりにくいと感じていたことが、
今ではスタンダードになっていて、こちらがお願いしなくても、皆が当然のようにやっています。

道理に叶っていることは、多くの人に受け入れられて広がっていく。
先生が今やっていること・言っていることは、数年先には当たり前のことになるのだと思います。


先生に診てもらう

 2012-05-24
今日はヴァイオリンのレッスンでした。

新しく始めるバッハの「ブーレ」の楽譜を読むのに手間取っていたこともあり、
練習できない日はそれほど無かったのに、あっという間にレッスンの日が来てしまいました。

前から言われていたことですが、わたしは「力が入る系」の人らしく、
レッスンの時にはたいてい気合が入りすぎて、力も入りすぎて、弓が跳ねたりしてしまいます。
仕上げと言われていたバッハの「ガヴォットニ長調」を
前回、「景気良く弾いてください」と言われたのが効き過ぎてか、
今日は余計に力が入ってしまっていたようでした。

「ヴァイオリンは余計なことをしなければ抵抗はされません(^^)」
「ヴァイオリンが嫌がらない加減で弓を動かします(^^)」
言われるように力を抜いて楽な気持ちで弾くと、あれ、弓は跳ねません。

その「ガヴォット」、弾いているうちに視野が狭くなり、
ガチガチに力を入れてハンドルを握って高速道路を走っているような「危険な運転状態」になっていきます。
先生が少し小さめで軽いほうの楽器と弓で弾いてみるようにと、手渡してくれました。
わたしのよりも軽く(これもものすごく良い楽器)、ほとんど力を入れなくてもきれいな音が出ます。
これをお借りして弾いたら、運転モードを少し変えることができました。

今日のわたしのテーマは、「力を抜くこと」でした。
先生いわく、「チューニングの様子を見て、今日は何についてお話しようか決めます(^^)」とのこと。
それだけで、その人がどんな状態か分かってしまうようです!
まるで病院の先生みたいです。
レッスンに行くと、どうしましたか?と診察を受けて、帰る頃には治っている…。
あ、病院よりもはるかに早く治ります(^^;)

レッスンが始まり、弓を2,3回動かした時に、
「もう、腰の具合は大丈夫…、ですか?」と尋ねられました。
「・・・、はい・・・、あの・・・、(ドッキリ)」
ここしばらくは良かったのですが、実は数日前から調子が絶賛急降下中です。
もう散々ご心配を掛けているので、黙っていようと思っていたのですが、
わたしの様子から、何か違和感を感じたとのことでした。
やっぱり、先生には隠し事はできません


「仰げば尊し」

 2012-05-22
先日卒業したバカの学校SOBに行きたいと思ったのは、もっと自分の魂の望むように生きたい、
それを制限する自分から自由になりたい、と思ったから。
それまでも、かなり自分の望むように生きているつもりでしたが、
好きなことをいろいろやりながらも、心のどこかに後ろめたさのようなものを感じていました。

2年前に息子と2人の生活になってからも、
始めたばかりのヴァイオリンを辞めようと思ったことはありませんでしたが、
「そんな事している場合じゃない」「自分はヴァイオリンやるような優雅な身分じゃない」
ヴァイオリンを持っている時に知っている人に会うと、
誰にも何も言われていないのに、わたしの中でそんな声がしていました。

SOBの1期は、作文の入学試験がありました。
わたしは、自分を責めるそういう声から自由になりたい、
上手でなくてもいいから、ヴァイオリンを弾くことを心から楽しみたい、
そんなわたしの姿を誰かに見てもらいたい、そう書きました。

SOBには卒業試験もあるということでしたが、カリキュラムの内容は事前に知らされないため、
どんな試験なのかは直前まで分かりません。
卒業が近づいた頃、もし、試験の内容を自分で考えて良いのなら、
わたしはみんなの前でヴァイオリンを弾くことを卒業試験にしたい、と思い始めました。

わたしにとって、誰かの前でヴァイオリンを弾くことは、
これまで経験したSOBのカリキュラムと同じように、身体が震えるほど恐ろしく、
一歩踏み出すために相当な勇気が必要なことなのです。
だからこそ、SOBを体験した結果、どんな演奏ができるようになったのかを見てもらえたら…。

実際の卒業試験は、自分で考えて良いというものではなかったので、それは叶いませんでしたが、
それとは別に少し前から、卒業記念品を渡す時に
「仰げば尊し」を小さい音でBGM代わりに弾いたらどうかな…とも思っていて、
それを話したら、「それなら皆で歌おう!」という思いがけないことになりました。

以前は、ヴァイオリンのケースを持ち歩く時に、「まだまだ上手に弾けないのに…」とか
「自分はそんな身分じゃないのに…」と居心地悪さを感じることもあったけれど、
卒業の朝、ヴァイオリンを持って出かけることが、なんだか誇らしく思えました。

いざ、その瞬間がやって来て、緊張しながら前奏を弾いて皆が歌い始めて…、
でも当日の会場は、楽器や歌で大きな音を出してはいけない場所だったので、
歌い始めてすぐに中断しなければならなくなってしまいました。
皆もわたしも、楽しみにしていたことがこのような形で終わってしまって、
とても残念な結果になってしまいました…。

このままでは、気持ちの区切りがつかない…。
平日コースの卒業式が済んで全てが終わってしまう前までに、何とかしなくては…。
家で「仰げば尊し」を録音して、SOBに送りました。
作文を読んでくれた先生たちに、わたしのヴァイオリンを聴いてもらいたかったのです。
3回録音した中で最初のものが、一番ヘタクソだけれど、
一番わたしの気持ちが表れていると思えたので、それを選びました。

後から知ったのだけれど、平日コースの卒業式でこの録音を皆で聴いたそうです。
皆で歌うことはできなかったけれど、こういう結末を迎えられたことは本当に嬉しいです。



わたしの大切な曲が、またひとつ増えました 


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