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工夫して弾く

 2011-10-19
ヴァイオリンを始めてから、手に怪我をしないように気を付けるようになっています。
ですが、先月は左の前腕を、そして今度は右手を痛めてしまいました。

「自分は身体ではない」と繰り返し『奇蹟のコース』に出てくるけれど、
こんなことがあると、自分は身体そのものなのではないか?と思うくらいに、
身体だけでなく気持ちも、痛いことや不自由さに乗っ取られてしまいます。

3日前に、右手で弓を持つことができるかどうか試してみましたが、無理でした。
ちょっと落ち着いてきたので、昨日は少しでもいいから音を出せたらいいな、とやってみることに。
弓を取り出して張って、松脂を塗るのは少し手間取りましたが、
ほぼいつも通りの指の位置で弓を持つことができました。

しかし、弓を横にしてヴァイオリンに乗せようとすると、 できません。
弓を立てて持って、それをヴァイオリンで迎えに行って弓の先を弦に乗せると大丈夫。
そのままズーッと弓を上げ、位置をずらして、普段通りの始まりの位置に移動。

おっかなびっくり音を出してみると、出ることは出ますが、まさに蚊の鳴くような音。
弓を持つ右手に力を入れることができません。
いつもの習慣で消音機をつけていましたが、こんなに小さい音なら必要ないと思い外したら、
弓の圧力がほとんど無いので、ヴィブラートをかけると弓が弾んでしまう。
(ちゃんとしたヴィブラートなら、そんなことにならないのかな?)

でも、今の状況でどうやったら音が出るのかを考えるのは面白く、
そんなことをしていたら、少し元気になりました。

まあ、こういう状態でマトモな音を出そうとすること自体、意味が無いデスが…(^^;)


バンドエイド

 2011-10-15
舞台のお仕事に行っています。

わたしのお財布の中には、ポイントカードやキャッシュカードに混じって
いつもバンドエイドが2枚入っています。
舞台の仕事を始めた頃、「おーい、バンドエイド持ってないか?」と言われて、
それ以来、どんな時にも持ち歩くお財布の中に入れています。(舞台のお仕事していない時期も)

一緒に作業していた人がちょっと指を傷つけてしまったので、
トコトコとお財布の中のバンドエイドを取りに行って、「バンドエイドありますよ、はい。」と言って…。
いつもなら、ただ渡しておしまいなのだけど、
なんとなくそのまま言いながら紙を剥がし始め、指に貼って手当てしてあげました。
「こんなことしてもたっらの、久しぶりだなぁ~」
「・・・・・?」
そう言われて、なんだかふんわりとした気持ちになりました。 

わたしは普段、人に親切にすることはわりと自然にできるのだけど、
優しくすること、優しくされることは、得意ではないというか、ちょっとヘタ。
「親切」のときは、相手との間に一本ハッキリとした線が引かれているような感じがあるけれど、
「優しいこと」は、その線がちょっと滲んで、わたしと相手の気持ちが混ざる部分ができる。
わたし、優しかったのかなぁ~と、珍しく柔らかい自分に気が付きました。

それが昨日の一番の仕事だったように思います。(そんなんで大丈夫?)
まだまだ、自分が何をやったらいいのか分からないような時もあり、
自分が舞台に居て、できることはそういうことぐらい。
でも、なるべくそんな自分でいようと思っています。
今日はもうちょっと役に立つようにできたらいいけど…。


似ている感覚を探す

 2011-10-13
自分のヴァイオリンを鳴らせるようになること。これが当面の課題なので最優先。
音程が外れているとかヴィブラートがヘンだとか、突っ込みどころは満載のはずですが、
先生も今はそのことについては触れません。

どんなふうにやったときに良い音が出るのか…?を覚えておけるようにするには、
言葉に置き換えると良いのですが、これがなかなか、先生でも表現するのが難しいそうです。
自分なりに、うまくできたような気がする時に、それをどんなふうに覚えておけばいいのか思案中。

今自分が思う言葉は、うまく言えないけれど、「タイムラグ」かな?
ギューっと押し込む、引っ張る、ように弾いてみると、
アクションを起こした瞬間に音が出るというよりは、ほんの少しだけ、遅れて音が出るように感じる。
音が出る前に「溜め」の時間があるという感じ?
これはカノンのゆっくりな部分を弾いている時に感じていることで、
速い部分ではまたちょっと違った感じがしています。でもうまく言えない…。

わたしは弓を返す時、弓が浮き気味になって音が弱くなったり途切れたりしがちなのですが、
久しぶりに4分音符で4つずつ音を出す音階練習を復活させたら、
うまくできたときに、その感じが似ているものを思いつきました!
子供の時に学校で習ったリコーダーのタンギング。(数十年前のこんな古い記憶が出てくるなんて…)
吹きながら舌の先でトゥートゥートゥーと音を区切るやつです。
このイメージだと、なんとなくいいみたい。弓を返しても同じ圧力で弾けるような気がします。
ギューっと弾く方も、こんなふうに何か似ているものを思い出せればいいな。

「カノン」は4月の終わりから始めてかれこれ半年になるけれど、全く飽きることがありません。
なかなかうまくできるようにならないので(^^;)
半年間毎日これを練習しているのって、ある意味スゴイな。そのわりに上達しないのもスゴイけど(^^;)
途中で楽器が変わったので、また新たにやり直しのように感じているけれど、
ヘタでも音そのものは格段に良くなっているようなので、うまくいかなくても楽しいデス。


かつての戦友iBook

 2011-10-11
わたしが初めて買ったパソコンが、初代のiBookでした。

当時は、子育てをしながら舞台の仕事を一生懸命にやっていた頃で、
それまで、仕事の書類はワープロで作成していました。
会社という組織で働いていたのではなく、最初から個人事業主だったので、
デスクワークは自宅でやっていて、仕事で使うものは自分で調達するのが普通。
数名の先輩達はMacの黒いノートパソコンを持っていて、(たぶんPowerBookというやつ)
買うならMacの方が何かと便利なのだろうなぁ…、と思っていましたが、あの黒いのは好きじゃない。
ちょうどそう考えていた頃にこのiBookが発売されることを知り、予約して買いました。(^^;)

    iBook1       iBook2.jpg

1999年製、初代iBook、MacOS8.6。
それまで見たことのあるものとは全く違うかわいいデザインで、これだったら欲しい!!と思って。
昼間は食卓で、夜にはベッドの上で(!)、ハンドルを持って家の中をあちこち移動して使っていました。
パソコン初心者なのに、身近に教えてもらえる人もおらず(TT)、
(ダンナさんだった人は、まだパソコンを使っていませんでした)
本を読みながら苦戦して、何とか使えるようになりました。

今では劇場の図面などの資料は、デジタルデータでもらえるものもあるようですが、
当時はまだほとんどデータ化されておらず、
パソコンで仕事をしたい人は、自分でCADソフトを使って図面を作っていました。
そういう時代だったので、もちろんもらった資料に手描きで必要なものを書き込めば問題ありません。
が、ボスの「うちのヤツは誰もパソコンで図面を描かない」という言葉に、
(「うち」と言っても、誰も社員とかではなく、フリーの集まりなのにさ…ブツブツ… by当時のわたし)
「そんなこと言うなら、やってやる!」と、負けず嫌いだったので挑戦することに。

CADは入れたものの、スキャナーを持っていなかったので、
定規で紙の図面を測って、その寸法でパソコンの画面に線を描いて…、
時には液晶画面に図面を当てて!(トレース台のように下が透けて見えます(^^;)、
デジタル原始人のわたしは、怖いもの知らず。ありえないような方法で四苦八苦しながらやっていました。
(今でもデジタル原始人なのは、変わっていませんが…)

思い返すと、まるでわたしの戦友のようなパソコンです。
仕事を辞めた後も、そのままこのiBookを使っていましたが、
3年前に、今使っているWindowsのパソコンを買ってからは、眠ったままでした。
久しぶりに電源を入れてみたら、なんだか懐かしい~。
アダプターの調子が悪いので、この際新しいのに換えて、またいつでも使えるようにしようかな 


スティーヴ・ジョブズさんが旅立って

 2011-10-10
スティーヴ・ジョブズさんが亡くなったのを知った翌日、彼の伝説のスピーチを再び見ました。
初めて見たのは去年の2月。心に響くものがあり、泣きながら見たのを覚えています。

スティーヴ・ジョブズの伝説のスピーチ(1)
スティーヴ・ジョブズの伝説のスピーチ(2)

あれから家のことや仕事のこと、わたしにとって大きな転機がありました。
以前見た時と同じように、わたしにとって「素晴らしいと信じる仕事」が何なのか、
今でも良く分かっていません。
たくさんの点があちこちに散らばっているけれど、全く繋がり始めているようにも思えていません。
ただ、好きなことに情熱を傾けること、止まらずに探し続けること、
自分の心や直感に従う勇気を持つことは、少しづつでもできてきていると実感しています。 

「仕事」ということについて、舞台の仕事を少し手伝っても、今後こうしていきたいという方向性はなく、
「この先、どうしていくつもりなのか?」とまた自我先生に突っ込まれて、数日間落ち込んでいましたが、
働いて報酬をいただく、という意味での仕事ではなくて、
わたしの人生を費やして実現していこうとすることが、大きな意味での仕事だとするなら、
自分の可能性を信じること、好きなことを真剣に楽しむこと、
楽しいこと、嬉しいことを誰かと分かち合うこと、
心配しなくても全部天に任せておけばきっとうまくいくと思い続けることが、
わたしの仕事なのかもしれないと思うことにします。

「Stay hungry,stay foolish.」
こんなこと思っているわたしは、Foolish という点ではかなりな自信があります(^^;)
ジョブズさん、あちらで人生を振り返り、何を思っているでしょうか?
今のわたし、ここでは自分のやっていることがメチャクチャなようでわけがわかっていないけれど、
やがてその時がきたら、「う~ん、なるほど…」と合点がいくことを信じています。
「うん、そうだね~、頑張って!」と彼に言われた気がする。(なぜか日本語、爆)
ありがとう!はい、頑張ります!!


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