ガット弦体験中

 2011-09-30
新しいヴァイオリン、今まで使っていた弦とは違うメーカーのものが張ってあるのは気が付いていましたが、
それが「ガット弦」だということを、先日のレッスンで先生に言われて初めて知りました!

合わせたはずなのにどうもチューニングが狂うな?ペグが緩いのかな?なんて思っていたのですが、
それはガット弦のせいだったようです。
ガット弦はとても良い音がする弦だということですが、湿度で伸び縮みするらしく、
それですぐにチューニングが狂ってしまうようです。

このヴァイオリンが我が家に来たときには、まだちょっと暑くて、
練習を始めると同時にエアコンをつけていたし、そういえば、時々雨の日もありました。
ここ数日は晴れて気持ちの良い気候で、夜は涼しく、もうエアコンも使いません。
で、チューニングはそれほど狂わなくなっています。
う~ん、なるほど…。

ガット弦の音が良いというのは、今は実感できていません。
ヴァイオリンは、わたしが弾いても時々は良い音を出すこともありますが、
それがガット弦の良い音なのか?楽器自体の良い音なのか?
たぶんどちらも、なのだと思います。
今のヴァイオリンに、これまでと同じ弦を張ってみたら、違いが良く分かるのでしょうね。

でも新しい弦を買っていないし、せっかくガット弦が張ってあるのだから、
しばらくこのままで良い音が出る弾き方を覚えたい気がしています。
駒寄りで、圧力を少なめにして弾かないと、良い音が出ないそうですが…。

昨日は「大丈夫なんじゃないかな?」と思ったのだけど、
今日は消音機を付けて、またモヤモヤ…。とってもヘタになっている気がする
楽器も弦も今までと違うのだから、うまくいかなくて普通、と思うことにします。
こんなことを繰り返しながらでも、少しづつ上達していらたいいな…。


良い楽器の弾き方

 2011-09-28
アーチェリーで優勝しても、良い楽器が自分の物になっても、
急にいろいろな事を上手にできるようになった訳ではなく、わたしはいつものわたしです(^^;)

先日のレッスンで、今度の相棒のヴァイオリンをどうやって弾いたら良い音が出るかを教わりました。
今までのように弾いたのでは、この楽器の良い音は出ないようです。
「楽器に抵抗されるのをギューっと引っ張っていくようなイメージで…(^^)」
「キャパシティーの大きな楽器は、ちゃんとエネルギーを注ぎ込んでやらないと音にならないです(^^)」
「濃度の高い絵の具がかすれないように、ゆっくり弓を動かしてみてください(^^)」

先生の例えはとっても分かりやすく、言葉だけでなくいろんなジェスチャーも交えてくれるので、
どうやったらいいのか、どんなイメージなのか、理解しやすいです。
(自分が実際にそれをできるかどうかは、別の話しですが…)

「そういう感じで、弓の圧力をだんだん抜いていきます(^^)」
「?????」
エネルギーを注いでギューっと弾くことと、圧力をかけないことが相反するように思えて、
始めはどうしたらよいのか半信半疑でしたが、
言われるままにやっているうちに、なんとなく感じが分かってきました。

と思ったのが…、
家でそのようにやってみようとしても、うまくいっているのかそうでないのか、分かりません。
消音機を付けていると、今まで通りに弓に圧力をかけて音を出そうとしているようです。
圧力がかかりすぎているのか、弱すぎるのか?、音がかすれるのは駒に近すぎるのか、松脂のせいか?
ちょっとモヤモヤした気持ちで、スッキリしません

なんとなくイヤ~な感じのままでは、本当に嫌なので、
今日はあまり遅くない時間にちょっとだけ消音機を外して弾いてみました。

その結果…、ん~、大丈夫なんじゃないかな?
本当に大丈夫かどうかはあんまり自信がないけれど、今日感じたのは、
「松脂さえちゃんとついていれば、弓はただ弦に乗せて横に動かすだけで大きな良い音が出る」ということ。
弓を持つ手は特別なことを何もしなくても、きれいな大きな音になりました。
いつも言われていること、そのままです(^^;)

新しい楽器に慣れるまでには、少し時間がかかると思うけれど、
ヘタなりに弾いても、今までとは全く違う広がりのある音が出ます。
この楽器なら、先生のような音を出したい!というのは自分次第で不可能ではないです。
…と、思います。(少し弱気…)


アーチェリーの大会へ

 2011-09-26
新しいヴァイオリンのことで頭がいっぱいの日々を過ごしていましたが、
24日、25日にアーチェリーの大会に行ってきました。

今回は社会人の大会です。山梨での開催だったので、行きは先輩と「かいじ号」で。(特急好き♪)
帰りは車に乗せてもらいました。(渋滞で車苦手なわたしはちょっと辛い…)
先日の台風で、小さな川に架かっていた橋が流されてしまったために、
急遽、コースの変更をしたそうで、運営の方々は大変だったようです。

以前に比べると、練習量が激減しているので予選通過を目標に出かけたのですが、
今回、予想外に優勝してしまいました
わたしがダントツにうまかったということではなく、いつも上手な人達の調子が悪かったのでした。

大きな大会に出るのは3年目、年に2回あるので6回目。
幸い、毎回予選に残ってその後の準決勝ラウンドに出ています。
そのおかげで、これまでの数々の失敗から学んで、自分の操縦の仕方が少しうまくなりました。

「集中する」という鋭くて細い感じではなくて、
自分を幅の広い道をゆるゆると誘導していく…みたいな感覚でした。
こういう感じでいれば、何かあってもプツンと集中が切れることはないし、
ある程度の幅の中で、緊張したりリラックスしたりできます。
決して余裕がある状態ではなかったけれど、緊張する自分や焦りそうになる自分を
少し離れて眺めながら、それでいいと許してあげているような感じもありました。

途中、周りの人の口から「優勝」という言葉が出て、わたしも少し意識した瞬間もあったけれど、
「それはそれでちょっと横に置いておいて、それとは関係なくひとまず射とう」と思うことができて、
おぉ~、すいぶんと成長しました(^^;)
予選の始めから、最後に決勝で優勝が決まるまで、多少の気持ちの浮き沈みはあっても、
わたしの中にぶれない静かな部分をずっと維持できたこと、本当に嬉しく思います。

いろいろな人がそっとアドバイスをしてくれたり、声を掛けてくれたりして、
結果が出た後も、たくさんの人に「おめでとう!」と言ってもらい、本当に幸せです。
が、わたし自身の気持ちはとっても静かで、予想外です。
今度の練習日に師匠や仲間に報告したら、実感が沸くと思います。
とりあえず、社会人のなかで日本一になったんだなぁ~。ちょっと不思議な気分。


ヴァイオリン鑑定団?

 2011-09-22
今日は新しいヴァイオリンと一緒にレッスンに行きました。
レッスンの半分くらいの時間を(それ以上かも)、楽器の大きさを測ったり、
有名な楽器の写真と比べたり、トントン叩いてみたり、
紫外線ランプで照らしてニスの具合をチェックしたり!!して
(お宝鑑定団みたい(^^;)。手袋とかルーペとか使わないけど)
とても興味深い、楽しい時間を過ごしました。

先生はお店でこの楽器を見たときから、わたし以上に色々と気になる点があったようで、
「う~ん…、う~ん…、なんでしょうねぇ~…」とうなっています。
わたしが歪んでいるように見えた部分は、そうでもないそうで、
スクロールも少し捻れているかもしれないけれど、良くあるものだそうで、
傷だらけなことも、板の割れがあることも、ニスが剥がれていることも珍しくないそうです。

何が気になっているかといえば、フランスの楽器にしてはそれらしくない良い音がすること、
いろいろな人がいろんな手を加えて修理しているけれど(ニスも塗り直してあるみたい)、
剥がれたニスの下や、全体の印象を見ると、もともとはもしかしたらとても良いもので、
ヴァイオリンのことをかなり良く分かっている人が作ったものかもしれない、ということ。
そもそも、きちんと作られていなけれは良い音が出ることは無いそうで、
音が楽器の素性の良さ?を示しているのかもしれないです。

先生がこのヴァイオリンを弾いて聴かせてくれました。
とても良い音がします!!こんな音が出せる楽器なんだぁ…。幸せです。(自分では出せないけど(^^;)
「んん、いいですね(^^)」「何なんでしょうね、この楽器(^^)」
良い楽器と言われると、まるでわたしが褒められているような気がします。
「なかなか良い楽器で音も良いけれど、得体の知れない怪しい楽器だなぁ(^^)」
先生の研究意欲をそそる楽器なのかもしれません。

「これがその値段だったら、自分でも買ってもいいかも(^^)」
自分で選んだ楽器をそういうふうに言ってもらえ、本望です。


ヴァイオリンのラベル

 2011-09-20
毎回、新しいヴァイオリンのことばかり書いていますが、今日もそれについて(^^;)

ヴァイオリンには楽器の内側に製作者、製作年などが書かれたラベルが貼ってあります。
わたしが買ったこの楽器には「Antonius Stradivarius Cremonensis Faciebat Anno 1711 +AS」
というラベルが貼ってあります。
これは、あの有名なストラディヴァリという楽器のラベル!と同じようですが、
これが本物でないことはわたしにでも分かります(^^;)
ストラディヴァリをモデルにしたコピーですよという意味で、このラベルを貼ることは良くあるらしい。

そのラベルの近くに、ペンのようなもので、楽器の板に直接字が書き込まれています。
「Repaired by F S Duck・・」(これ以上読めないけれど、人の名前か工房の名前?)
お店の技術者さんが言うには、修理した人が書き込んだものなのだそうです。
その近辺に他の記述も。「Made 1870     Mittenwald ?」

最後の「Mittenwald ?」というのは後から気がついて、何のことだろうと思ったのですが、
先日、インターネットでたまたま見た楽器屋さんで、この文字を見つけました。
これは地名で、ドイツのミッテンヴァルトという所のことのようです。
購入した楽器屋さんではフランスのヴォージュ地方で作られたというもの、ということでしたが、
このヴァイオリンはもしかしたらドイツ産の楽器かもしれないです。

いずれにしても、フランスでもドイツでもその当時はヴァイオリンを量産していた時期のようで、
この楽器も流れ作業のようなところで作られたのか?
それにしては不恰好なところがたくさんありすぎて、そういうものではないようにも思えます。
なんだろう?
とにかく見ても弾いても飽きない、興味深いヴァイオリンです。


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