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ギュスターヴ・モローの描いた女性のように

 2019-06-21
汐留美術館のギュスターヴ・モロー展へ行きました。この週末で終わってしまうので混んでいて、入場制限のため並びました…。

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展覧会概要に「質主義的な潮流にあった19世紀後半のフランスにおいて彼は、幻想的な内面世界を描くことで、真実を見いだそうとしました。」とあり、神話や聖書を題材に描かれた幻想世界を観たかった。モローが描いた女性がテーマになっていて、誘惑する・される、純潔であり官能的である、そういう存在としての女性の絵がたくさんありました。

なんだかんだ言っても、わたしは幻想的な美しい妄想世界が好きなのだろうし、だからチャイコフスキーのこれでもかと盛り上げるような甘い旋律にも同調していってしまうし、もうこれは抗えないことなのだと観念します(笑)。冷静で中庸で客観的な人でありたいと思ってきたけれど、それは自分がそうではないことを薄々知っていたからなのかもしれません(笑)。

そこそこ長く生きてきてこれまでにつくり上げられた自分が、もともとのわたしからはかなり違ってきているかもしれないことに気がつきました。何が好きで何が心地良いのか、頭で考えるのではなく試して体感して選びなおすというのを、チマチマとやっています。全く生産的ではないしとても疲れるけれど、少しだけ本来のわたしに戻ってきているかもしれません。

分りやすいことでは、眠たい、疲れた、お腹が空いた…、そういう基本的なことを無視しないで素直に感じて、それを満たしてやる。あとは身の回りのものとか服とか環境とか、身体も気持ちも心地良いものは何か?など。もう途方に暮れるほどいままでテキトーなものを自分にあてがってきたんだなぁと愕然とします。

自分で忘れていた本来の感覚を思い出すのは新しいような懐かしいような気分です。これを続けて行けば、やがてはモローの描いた女性のようになっていくのかもしれないなぁ…と(他の言葉で解説するのが難しい)、今日は改めて思いました。

最近、とても相棒くんが良い音を出しているような気がします。弾く側のわたしに何か変化があれば、そういうこともあるだろうなと思います。わたしが緩んで元に戻っていけば相棒くんも本来持っている良い音になっていくに違いないです。(幻想・妄想ではないことを願います、笑)



行き当たりバッタリ歩いたら

 2019-05-22
仕事が忙しかったり、肋骨を折ってしまったり(先週はそのためヴァイオリンのレッスンをお休みしました)、でもいろいろ大体落ち着いてきて、今日は表参道で用事を済ませ、珍しく真っ直ぐ帰らずフラフラ歩いてみる気になりました。普段、わたしはどこへ行っても直行直帰の人で寄り道するのは苦手ですが、お天気が良く気分も良かったので(^^)。

どこへ行くかは決めず、曲がってみたい道、目に入ったものに向かって歩いてみました。あみだクジみたい(笑)。どこに行って何に出会うのかちょっと試してみたかったのです。方向音痴だけど、迷子になっても帰り道はGoogleマップで調べれば良い。

青山墓地を抜けて、住所表示が西麻布になったあたりに花屋さんがあり、胡蝶蘭の株を見つけました。胡蝶蘭、育てたこと無いけれど何かの縁かもと、お店の人に声をかけて一株いただきました。

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その先で何となく角を曲がったら西洋の骨董屋さん?(昼は骨董、夜はバーだそうです)があって、そこでイヤリングを見つけて、しばらく眺めた後に買いました。お店の人はややごつい感じの男の人でしたが、丁寧に包んでくれて可愛い花柄の袋に入れてくれました。

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もうそろそろ帰ろうかと大きな道に出て交差点を渡ったら「←国立新美術館」の看板が。今やっているクリムトの絵のチラシは前から見ていたけれど、「これは行かなくてもいいかな…」となぜか除外していた展覧会です。今日も反対の広尾駅に向かって帰ろうと歩き始めてから、いやいや、あみだクジを全うしなくちゃと思って、行ってみることにしました。

わたしは放送大学の学生で、国立の美術館は特に割安で観られます。企画展の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」、行って良かったです。昨年行ったウイーンは寒くてグレーな印象で、それが思い出されてなんとなく敬遠してしまっていたのかも。

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一番嬉しかったのは、自分がシュテファン寺院の写真を撮った、まさにその場所から描いたルドルフ・フォン・アルトの絵があったこと。他にもシューベルトが使っていた眼鏡(この眼鏡を通して何を見てたのだろう…)、作曲家たちの肖像や彫像、劇場に関する絵、1800年代のドレスや帽子など、わたしの興味のあるものがたくさんありました。一番最後にあったロダン作の「グスタフ・マーラーの肖像」、気難しい顔をしていて「自分の心の内など理解しようとしてもムダだ」と言われた気がした。本当の最後に反対側から右の横顔を見たら、柔らかい表情をしていて、何だか安心した(^^)。

自分で計画して行動しなくても、もしかしたらそうしない方が、自分に必要なものや出来事に出会えるのかも?なんて、ちょっと思ってしまうような午後でした。



連休後も続きます

 2019-05-07
長いゴールデンウイークが終わっていろいろなことが通常営業に戻りましたが、わたしは引き続き、このあとあとも2週間くらい繁忙期ペースのままです。その合間にヴァイオリンのレッスンがあって、もろもろ全然大丈夫ではありません(汗)。

次の仕事の準備をしていたらヴァイオリンもリコーダーも練習する時間が取れず、それ以上にその仕事のことがとても心配になってきてしまいました。自分は心配性なんかじゃない!!と思っていたけれど、結構そうかもしれなくて、でも、いろいろ考えているようで肝心なことはあまり考えていなくて、余計なことに気を回して始まる前から疲れてしまうのかもしれないなぁ。

このまま現場に行ってしまったらグッタリするのは目に見えているので、ただ機嫌良くそこに居ることが自分だけでなく皆のためにもなるのだというつもりでいることにします。自分に割り当てられた仕事の分担というのはもちろんありますが、できること以上を求められているかもしれないと思って勝手に疲れてしまうよりも、自分で決めた役割をする方がわたし自身も周りの人も安心する(…と自分に言い聞かせる)。

こんなふうに書いていたら少し落ち着いてきました。ここ数日、気持ちも身体もバランスを崩しそうな感じでしたが、今、ちょっと大丈夫かもしれない…と思えてきました。ん~、久しぶりにグダグダしたことを書いてしまいました。こういうの、消してしまっても良いのだけど、またしばらく間があいてしましそうなのでこのままで。

新しい時代になったといっても、何かが帳消しになったり突然希望がやってくるわけではありません。少しずつ丹念に方向づけていく事ですね。



退位の儀式を見ながら

 2019-04-30
世間がお休みの時は仕事の繁忙期なのはいつも通りですが、元号が変わるこの数日はお休みです。今日は天皇の退位の儀式を午前と午後、テレビで見ました。

日本にも宮殿や神殿がありましたね。自分の国のことを良く知らない。日本には神さまもたくさんいらっしゃるので難しい…。日本神話や三種の神器は昔の物語りのように感じていましたが、そうではありませんでした。

夕方の退位のお言葉では、じんわりとしてしまった…。

厳粛な気持ちでテレビを見ながらも、午前の装束では上にまっすぐ伸びている立纓冠が万が一落ちたりしないだろうか…とか、宮殿松の間でマイクはどこに…?とか(それらしき物を画面で見つけました)、そういう余計なことに気がいってしまいました(笑)。

わたしの平成は、元年に社会人になり…、それからたくさんいろいろあって以下省略しますが、楽しく苦しく忙しい時代でした(笑)。生まれてから学生時代までが昭和、その後の平成の30年の方が人生では長いですが、育った昭和の時代の印象が強いものですね。平成は忙しくて良く分らないうちにあっという間に終わった感じです。

ここまで来て、仕事もやめたり戻ったり、奥さんも途中でやめてしまったし、何一つ成し遂げていないような状況で、大器晩成にも程がある!と思っています。たくさん寄り道する中で、本筋らしきものはうっすら見えてきたような気もしますが…。

いつも、少し間があくと「ヴァイオリン弾けない人になっているのでは?」と心配になりますが、予想に反して良い音が出ているような気がします。そんなふうに感じるなんて、また耳の調子がおかしいのか(笑)?良いのは基礎練習の時の話でカールフレッシュはダメダメです。平成最後と言っても、やっぱりいつもの落ち着きの無い日常です。


20190430223229295.jpeg  八重桜が花のまま落ちて花盛り



新年度と新元号

 2019-04-02
昨日は新しい元号の発表でしたね。わたしは週一度通っているリハビリの時間と重なり、リハビリ室の大きなテレビの画面で多くの人と「令和」の文字を見ました。発表が近くなるとなんとなくみんなソワソワしていて面白かったです。

平成の時は、家で専門学校の卒業制作の舞台模型をつくっている最中でした。当時のわたしは「何だかピンとこないなぁ…」という感想を持ちましたが、今回は充分歳を重ねており(笑)、文字に込められた意味や願いを味わえるようになりました。安部総理への個人的な見解は別として、「文化を育み、自然の美しさをめでることができる平和な日々」が続くことを願います。

新元号の発表で影が薄い印象ですが、昨日から新年度が始っています。もう息子も社会人になって卒業や入学には縁が無いなぁと思っていましたが、自分が大学生なのを思い出しました(笑)。おかげさまで、この前の試験は短期集中勉強でしたがテストはとても良くできて、単位も無事にもらえました。

今期はまた夏の仕事の繁忙期とテストが重なるので科目が限られますが、その中から4科目を選びました。一夜漬けをするために放送大学を始めた訳ではないので、計画的にじっくりと、できれば興味を持ったことは本なども読んで寄り道しながら進められたらなぁと、今は思っています。

先月末からカールフレッシュの音階教本をチマチマとさらっています。音痴だし、フィンガリングがあれ?あれ?となって、本気でチマチマとしか進みません。前途多難です。まったく元気が出ない…。耳の調子はスッキリして良くなってきた印象ですが、実際にヴァイオリンの音は元のように出せているのだろうか?日常的にはもうかなり普通なのですが、耳鼻科の検査ではあまり回復していないのです。おかしいなぁ…。

このところ寒いと感じる事が多いです。春だと思って油断している場合ではなく、実際に寒い日が多いですね。桜が長持ちして良いけれど。お花見には行っていませんが、出かけた先でいろいろな桜に出会っています。上野、神田、日本橋、目黒…。まだこれからもう少し見られそうですね。


20190402232506607.jpeg  日本橋の街路樹の桜



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