踊りの曲は良くわかる

 2018-06-20
週末に久しぶりの現場仕事があり劇場へ。その時にはあまり感じなかったのに、終わった次の日はとても疲れてほとんど寝て過ごし、翌日に復活しました!

ヴァイオリンの練習をする前に、仕事でよく聞いているメロディーを弾いてみようと楽譜を探しました。ミンクスの「ドン・キホーテ」はIMSLPにピアノスコアしかなかったのですが、知っている曲だからヴァイオリンがどの音を弾いているのかは分ります。カッコいいメランコリックなメロディーは楽譜で見ると特別難しくは無いのですが、自分が弾くといつも聞いているような音にはなりません。

そういうことをしてみると自分の何が足りないのか良くわかりますね。粘っこさとか押しの強さとか…、いつもレッスンで言われていることです。相当頑張ってしつこく濃~く弾かないと、耳慣れたメロディーにはなりません。ん~、やっぱりそうなんだ…。

踊りの曲はわたしにはよく分る。以前先生が「音楽体験というのは、楽器をやったことがあるかどうかだけではありません(^^)」と言ってくださったことを思い出します。その時にはあまり実感できなかったけれど、音楽に合わせて踊ることは音楽体験のひとつなのだと、今の段階になって良く分かるようになりました。

ヴァイオリンを弾くという同じことをするにも、人それぞれ脳ミソの使い方が違っているのだろうな。わたしは楽譜を見て弾いていても今出している音がドレミファソラシドの何の音なのか意識することが苦手です。最初はたどたどしく時間をかけて楽譜で音を確かめながら弾くので認識しているはずですが、音を覚えたら考えなくなってしまいます。(←だから未だに初見では弾けません)

わたしの音楽体験は何の役に立っているのかと言えば、ん~、曲の起承転結や流れを感じるのが少し得意かもしれません。あとは曲から妄想する色や温度や景色や動きとか。先生はわたしのそういうところをよく分かっていて、「これを踊りの動きに置き換えたらどうなるかを考えて弾くとどうなりますか?」と言ったりします。そういうことで音が変わってくるのです。便利なんだか不便なんだか…(笑)。

でも、そういうわたしの特徴を上手に活用して自分らしいヴァイオリンができたら楽しいだろうな。


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普段よりも少し丁寧に掃除をして今日は小さな花を買いました。梅雨時にオレンジのお花、部屋も気持ちも明るくなります。



以前に近い音になりました

 2018-06-15
水曜日にヴァイオリンのレッスンへ。少し間があいて1ヶ月ぶりになりました。

朝から退院後の診察のために、神経内科と整形外科の肩の先生に会いに行き、午後から急遽検査が入ったので一旦家に戻り少しヴァイオリンの練習をして、再び帰ったのはレッスンへ行く30分前というバタバタの一日になってしまいました…。

家での練習ではリセット計画として、肩が亜脱臼の方向へ動いてしまわないように関節の位置を維持しながら弾くということを意識していて、少しずつまともな音が出るようになっていました。重音もそれなりに弾けるようになり、課題のクロイツェル42番の残りも最後まで進められました。

「様子を観察するのが仕事ですので(^^)」といつもおっしゃる先生には、わたし以上に変化が分かるようで、体調が良かった前の頃のような問題ない弾き方になっていると言ってもらえました。検査で肩の関節に造影剤や麻酔を入れてCTとMRIを撮ったので、レッスンの時にも少し痛みや肩の動かしにくさが残っていたのですが、それでもこの前までよりはかなり良い状態だったようです。

ヴァイオリンを弾くのは肩や腕だけでなく、体幹の筋力も大きく影響するのだろうな。この前までは腹筋が超絶弱くて、朝起き上がるのがかなり大変で工夫が必要でしたが、今は寝ぼけていてもスッと、知らないうちに起き上がれるようになっています(笑)。レッスンの後、先生のお宅のドアを軽々と開けられたので、先生もわたし自身も(笑)ビックリしました。(大変な時は先生に開けるのを手伝っていただいていました。)

調子が良いときにその感覚を定着させられるように、レッスンの内容をアレンジして進めてくださいました。ヴィブラートをかけてメロディーを自然な音で弾けるようにというもので、この前までは左手を一生懸命に動かさないとそれらしくならなかったのですが、調子が良くなっても同じように動かしてしまい、やり過ぎ感満載になってしまいます。

「今の状態であれば、左手をエレガントに使うという意識だけして、あとは出てくる音に任せて(^^)」。そう言われて弾くと無理のない伸びやかな音(当社比)になって不思議です。こういう弾き方で上手く音が出るなんて、今まで調子が悪くて分らなかったけれど、わたしはもしかして本当は上手になっているのかもしれない。(これも当社比ですが、笑)

クロイツェルはこれで一応全部最後まで音を出してみたことになり、本当に音を出しただけではあるけれど全部のページに書き込みしてある状態になりました。カイザーのように1番から順番に始めていないことと、終わらせて開放されたい(笑)という気持ちが無くなったことで、いつから始めたとか終わったとか気にならなくなっていますね。次回からは重音シリーズの32番以降の2巡目をやります。

レッスンが終わってから先生と少し音楽のお話しもできて、レッスン前は病院疲れでグッタリしていたのがすっかり元気になりました!


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身体に無理のない弾き方で

 2018-05-18
ヴァイオリンの練習を再開してまだ数日ですが、昨日はレッスンへ行きました。
課題もほとんど進んでいないのですが、先生は「そういう人は来るな!」とはおっしゃらず、「その時にできることをやりましょう(^^)」と言ってくださることに、いつも甘えています。

練習できなかったときに一番心配になるのがボーイングですが、昨日は先回のように弓が跳ねたりはしませんでした。良かった…。自分のボーイングについて手首のかたちや使い方がおかしいのではないかと思って質問したら、「良い音を出すための動かし方(かたち)であるので、音が良ければ何でも良いです(^^)。」とのこと。

そうなんです。今まで何度もそう教えてもらっているのに、わたしは「正しいかたち」という発想がいつまでたっても抜けないで、身体の位置関係や動かし方に正解があるのではないか?と思ってしまう。頭が固いなぁ…。おかしなことをしていればとっくに先生が指摘しているはず。現に好ましくない時には教えてくれます。

ハイフェッツやクレーメルは極端なかたちで弾いているけれど、一般人がマネをしてもあのようには弾けないという話になって、「そうですよね、弓をこんなふうに持って…」「そうなんです、こんなふうに…(^^)」と、先生もわたしもハイフェッツみたいに弓を持って…、あとから考えると面白いです(笑)。

「名演奏家のマネをするのも勉強になりますが、自分にとって無理のない余計な力を入れない弾き方が良いです(^^)。」まだいろいろと充分に力が入らないこともあって、今回はそういう方向で、少しツィゴイネルワイゼンもやりました。力を抜いた方が指を動かし易いみたい。頑張って速くしようとするとテキメン力が入ってしまい、バタバタした感じになってしまいます。頑張らないで速くするの、慣れが必要です。

レッスンは家で練習したことを見ていただくものだと思っていますが、見ていただくための用意ができていないこともしばしばあって、それにも関わらず持ち帰るものを教えてもらえて、ありがたく思います。ん~でも、普通のレッスンができるようにしなくちゃな。


20180518233906cac.jpeg  つぼみだったミニバラが咲きました!



ヴァイオリン好だなぁと改めて思う

 2018-05-15
2週間ほどヴァイオリンを触っていませんでした。
雨の日が多かった先週はおとなしくすごして練習も復活するつもりだったのが、アクシデントで身体を痛くして復活できず…。週末は仕事があり、あまり何もやらない方向(笑)でいてもやはりそれなりに動きましたが、ジッとしているよりは良かったみたいで少し動けるようになりました。

日曜日の深夜、帰宅してテレビをつけたら「ピアノの森」というアニメをやっていました。主人公の男の子がピアノを弾く幸せそうな様子を見て、「ああ、わたしはヴァイオリンを弾くのが幸せなのだよな~」と思い、久しぶりにヴァイオリンを弾きたくなって夜中に消音機を付けて弾いてみました。

久しぶりに弾く相棒くんは、消音機をつけていても大きな音がしているような気がして驚きます(しばらく弾いていないと音量がわからなくなる)。手元にヴァイオリンがあるのに2週間も弾かなかったのは初めてかもしれません。いつもならできないなりに弾き方を工夫してみるのだけど、今回は無理やり弾こうとはしませんでした。また少し先に弾けない状況になることと、心身ともにリセットしたいというような気持ちがありました。

練習を休む前にはいつものボーイングの練習が、普通に弾いてもアップボウスタッカート&ダウンボースタッカートになって弓が跳ね放題だったのが、右手の調子が戻ってほぼいつも通りにロングトーンができました。良くなってみて「ああ、やっぱり気のせいではなく調子が悪かったのだなぁ」と分る鈍感さ。

練習を休んでいる間にもヴァイオリンの動画を見たり、ヴァイオリンに気持ちは向いていたのです。自分の弓があまりにも跳ねるので弓の動きが気になる。わたしの場合は弓を持たなくても手首の動きが上手くコントロールできていなかったようですが、手首をたくさん動かす人とあまり動かない人がいて、動かさないで弾くにはどうしたら良いのだろう?と観察してました。結論は出ていませんが、ひとまず手首が動くようになったので保留です。

久しぶりにオイストラフ父さんのメンデルスゾーンを聴いて、改めて良い音だなぁと思いました。何の曲を弾くかということよりもどんな音で弾くかということがより大事なのだな。こういう時、頭の中にはバレエのことが思い浮かんでいます。美しいダンサーは歩いて出てきただけで見る人を魅了する。オイストラフの音はそんな音に感じました。

練習できなかったけれど思ったよりも後退していなかったように思うのは気のせいかな?いろいろ慌てずに、こういう時間もたまには良いかもしれない。落ち着いた気持ちで「ヴァイオリン好きだな。」と思えています。



いつも心配し過ぎ&気にし過ぎ

 2018-04-26
今日はヴァイオリンのレッスンの日。最近レッスンの日はずーっと良いお天気でありがたいです。

今回のクロイツェルは先回残ってしまった41番の最後の部分と42番。新しい課題を始める時にはいつもレッスンまでに全部ひと通り音を出せるところまでやろう!と思っているのですが、今回も予定通りには進められず42番の半分までしかできませんでした。

いつも同じようなことを書いている気がしますが、全身的に体調が低迷してしまい課題を終わらせる以前にレッスンへ行かれないのでは?とか、その後の仕事の現場で役に立たないのでは?と思っていました。レッスンに向けて練習を進めることはかなりのプレッシャーですが、その翌日(明日)から3日間で2つの仕事が入っていて、遠いのと朝から晩まで13時間くらい働くので、それもかなりプレッシャーです。

朝目覚めた時に布団の中で「ダメかも」と思いながら、結局毎日大丈夫です(笑)。練習はできるだけやっていましたが全然進歩していないように思い、いつものように3日前くらいには絶望的に感じて(←これもいつもと同じ)、今日はしかたなく、お休みせずにレッスンへ行けて良かったと開き直った気持ちで先生のところへ。

いつだってレッスンはお休みしたくないと思っていますが、今日は何としても!と思っていました。普段と変わらぬ先生がいつものようにレッスンしてくださって良かった(^^)。ツィゴイネルワイゼンの速い部分をエネルギッシュに教えてくれました。いつもながら先生の説明は面白く、天ぷらを揚げる時の衣が油の中で跳ねる感じ、180℃、220℃とか、もう、すごく伝わります!ツボでした!

今日もまた最初のボーイングの練習で弓が跳ねてしまいましたが、弓の張り加減を変えて、少し弾いてからまたやったら大丈夫になりました。右手に少し違和感があり気にし過ぎなのかもしれません。ツィゴイネルワイゼンをガシガシ弾くのには気にしている場合ではないので大丈夫でした(笑)。

だいたいいつも何でも気に過ぎなんだな。レッスンだってそれほど悲観するような状況にはならなかったし。明日からの仕事も内容的には心配なことがある訳ではない。朝布団から出て、忘れ物しない・時間に遅れないように行くことですね。それさえできればあとは大丈夫なはずだから。…すごくハードルを下げてみました(笑)。



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