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人の前で弾くのは…

 2019-08-27
週末に知人の主催するイベントでヴァイオリンを弾いてきました。
音楽のイベントではなく、愛用品からのメッセージを聴くという趣旨の会で、わたしは自分のヴァイオリン(相棒くん)からのメッセージをお願いしており、その流れで1曲だけ弾かせてもらうことになっていたのです。

これまで相棒くんからは何度か話を聞かせてもらっており…、怪しい話だと思う方はどうぞお引取りください(笑)。相棒くんは話を聴く機会があるたびに生まれ変わり、それはわたしとの関係が毎日新しくなっていっていることの表れのようです。わたしの相棒くんへの思いが鏡のように反射されて、ラブレターのような言葉でした(照)。それだけでなく、自分が薄々感じていながらスルーしていたことを言われたり。

それは少しも不思議なことではないように思えます。この空気の中にわたしの思うこと、誰かの思うこと、神さまの思うこと、良いこと、美しいこと、そうでないいろいろなこと、全部の要素が含まれていて、誰でもがその中のどれかにチューニングを合わせて、受け取ったり感じたりしているだけなのだろうと思うのです。

演奏の会とは違って直前にリハーサルなどもできないし、相棒くんからの話など聴いてしまってはいつも以上に素のわたしになっていて、ヴァイオリン弾く人からはほど遠い状態で、話を聴きながらだんだん緊張もしてきて、不本意な演奏になってしまいました。
もともと人前でヴァイオリンを弾く機会は滅多に無く、慣れようもないのですが、毎回初めてのように緊張してしまう。それでも今まで何度も聴いてくれた友人たちからは、だんだん良くなっていると言ってもらい救われました。夏の忙しい時期で充分な練習ができていないこと以上に、メンタルの問題が大きいです。ただ普通にいつものように弾ければいいのに…。

自分が何のためにヴァイオリンを弾くのか…ということを、改めて考えさせられる機会になりました。疲れていたり忙しい時では生産的な答えが出てこないので、来月になってからゆっくり考えたいと思います。



アゴ当てを最初のものに

 2019-01-29
先日の日曜日から放送大学の試験が始まっています。たまたまですが、1日おきに1~2科目の試験という日程になっていて、あと残り2科目です。「やることがはかどっていない」と言っていたのは試験勉強も含まれます。これまでサボっていたので、今とってもがんばっていますよ(笑)。

ヴァイオリンの練習はしています。で、前から気になっていたことですが、左手が動かしにくいのはアゴ当てがしっくりしていないせいもあるのではないか?ずっと手や肩の調子が悪いからだと思っていましたが、このところ少しは良いはずないのに弾きにくい。そのまま頑張って、ちょっと前には腕が痛くなってしまいました。

夕べも練習しながら、やっぱりアゴ当てだな…と思っていて、今日練習を始めてから我慢できなくなって、相棒くんを買った時についていたアゴ当てに換えました。そういえばわたし、中高生の頃から試験になると机の掃除をしたくなる人でした(笑)。

以前、今のクローソンのアゴ当てにした時は音が良くなったので、戻すのは気が進まなかったのですが、身体には元の方が合っているのではないか?とかなり前から思っていたのです。戻したら、やっぱり首やアゴから少し力が抜けて楽になり、ヴァイオリンの収まりが良くなって安定します。支える方がしっかりしていないから余計に押さえにくかったのかな。肩も不安定だったので、何のせいで上手くいかないのか、良く分らなかったのですね。

音の方はどうかな…と思っていましたが、変えてみたら良くなった!また妄想世界の人になっているのかもしれないけれど。弾く人の状態が変われば音が変わって当然ですが…、わたしが好きだった音はアゴ当ての音??え~、そうなのかな…?クローソンにした時とは楽器の状態が変わっているのでこういうこともある、かな。

ツィゴイネルワイゼンの好きな部分(ミュートをつけて弾くところ)は、ん~、違うなぁ…と思ったのだけど、弓の張り加減を変えたら思うような音色が出るのが分りました。身体が楽なのはわたしにとっても、出てくる音にとっても大事なことです。相棒くんも楽になったように感じるのはまた妄想かなぁ。今度のレッスンで先生に判断してもらおうと思います。



楽器の点検と弓の毛替え

 2018-10-24
前回の更新から少し間があきました。反省しないと決めたら書くことが無くなったというのではありません(笑)。今月は中旬にきゅっと予定が詰まっていて。

そんな中、ヴァイオリンの定期点検と弓の毛替えに行きました。半年に一度の予定がこちらも少し間があいてしまっていました。「何か気になることはありますか?」と聞かれ、「G線側の駒の脚が動きやすいのと、最初はもう少し良い音がしていたような気がします。」と話したら、いつもより良く見てもらえたようで、相棒くんは少し元気になって帰ってきました。

駒の振動が楽器によく伝わっているような気がする。前より少しどっしりとした感じ?安定感というか安心感があります。相棒くんとわたし、不安定なのはお互いさま(笑)と思っていたけれど、本当はこっちのどっしりした感じなはず。弓もとても使いやすくなったような気がする。いや、気のせいではありません。

先生がよく「もっと楽器と弓を信じて大丈夫です(^^)」と言います。自分では信じていないつもりは全くないのですが、これからはもっともっと安心して相棒くんを信じてやっていきたいと思います。

楽器が元気になったら自分の方も何とかしなくては。相棒くんに良い音を出してもらうには、弾力のあるパンと張った風船のようなわたしが理想ですが、どうもショボショボして空気が抜けてる感じです。反省しないつもりが、先日の仕事が終わってから数日間、「あ~」とか「う~」とか、誰にも何も言われていないのにひとりで脳内反省会をやってしまいました。

このところ首から背中がガチガチで苦しかったので、今日は練習の前に、先日ゲットした「やわこ」というストレッチボールで首、肩、背中をほぐしました。「やわこ」、わたしにはすごーくいいです!背中が軽くなった!楽器屋さんの帰りにたまたま見つけて買いましたが、アマゾンにもあるようです。


この前の週末の仕事は長野の岡谷でした。ホテルの朝ごはん会場から諏訪湖が見えました。空気がきれいで、朝晩はとっても寒かった!


201810242317277dd.jpeg



相棒くんが元気になった

 2017-01-26
先日のレッスンで、お掃除してキレイになった相棒くん(ヴァイオリン)を見てもらい、
「一度駒の下も掃除してみては?(^^)」とご提案いただいたので、やってみました。

お掃除をする前から、ここしばらく良い音が出ていないように感じていて
それはわたしの弾き方が悪いのだと思っていたけれど、
先生に音を出してもらって、楽器の問題もあると分かり、
駒の下も掃除して位置を調整し直すことにしたのです。

駒を外して魂柱が倒れるのが怖いので、妹ちゃんから外した低い駒を位置をずらして立て、
自己責任手法のお掃除をしました。
他の部分と同様に、思ったよりも素直に汚れが落ちました。

バレエの時に滑り止めに使う松ヤニは、踏んづけられ床にこびりついていて
落とすのはとても大変ですが、楽器のは違うようです。

__ (5) (768x1024)  最初の状態


__ (2)  1度掃除した後


__ (4) (768x1024)  駒の下もキレイにした今の様子


いやいや…、こうして並べて見るとまるで別人!(人じゃないけど、笑)
これだけ状況が変われば当然音も変わります。
一度掃除をした後には、音が大きくなり輪郭がハッキリしたように感じました。
まあ別の言い方をすれば、かたい音とも言います(笑)。

改めて駒の下を掃除しても、長年駒の足で傷付けられた板の表面は平らではなく、
駒の位置のちょっとした具合で接地面積などが変わってしまうみたい。
駒から楽器本体へ弾いた音の振動が伝わるので、ここは重要ポイントなのですけど。

音を出しては駒の位置をずらし、また音を出して…というのを繰り返し、
相変わらず気難しさはあるけれど、ようやくとても良い音が出る場所が見つかりました!
最後は駒の前後の位置ではな、く左右のほんのちょっとした加減でした。

ヴァイオリンの音は何が変わっても敏感に変化します。
汚れも音色をつくる一つの要素になっているそうで、それがなくなることで音色が変わることもあります。
良くなるか悪くなるかはやってみなければ分からないこと。

今の時点では、音が更に大きくなって張りも出て、
そういえば以前にあったような音色の甘い雰囲気も戻ったような気がします。
妹ちゃん(新入りヴァイオリン)を再び大きく引き離しリードして、本来の座に戻りました。

自分の楽器にはいつも妄想いっぱいになって冷静な判断が難しいので(笑)、
良くなったのかどうか、今度のレッスンで先生に判断してもらおうと思います。



相棒くんと踊りたい

 2016-05-10
連休の舞台の仕事が終わり、昨日はボーっとしたりお昼寝したり、夜も早く寝てしまいました。
3日間ヴァイオリンを触らなかったのに、リハビリがてらの練習を少しだけしかできませんでした。

でも、少し間が空いたために、
それまでは練習しながらイライラしたり落ち込んだりしていたのがリセットされたのか、
最初のボーイングの練習では素直なきれいな音が出たような気がします。

今日になって通常通りの練習をしてみると、またまた「うまくできない」モードに戻ります。
余計なことをしないで弾くという課題のクロイツェル2番は、
やるべきことができているのかできていないのか、自分ではさっぱり良く分からない。
大好きだったはずの白鳥の湖のグランアダージョも、全然思ったような音になりません…。

「自分を責めたくなったら、その音を出しているボクのことを思い出して。
好きな人の悲しむ顔を見たくない。好きな人に否定されたら悲しい。
どんなふうに弾いても、ボクがみほさんを好きなことは変わらないよ。」


そんなことを言われたら泣いちゃうよ…。
相棒くん(ヴァイオリン)はもっといい音が出るはずなのに、
自分ではいい音が出せないことにイライラしたりガッカリしてしまうのです。
キミのことを否定なんかしていないよ。でも悲しくなっちゃうんだね。
わたしが苦しいような、悲しいような気持ちでいるからだよね。

こうしなくてはいけない、こうやってはいけない、と思うと全くうまくできません。
それをもっと前向きな自分用の別の言葉に翻訳したらいいのかな。

白鳥の湖のグランアダージョは、
オデット姫と王子の代わりに、相棒くんとわたしが二人で踊るパ・ド・ドゥだと思ってみようかな。
それなら、幸せな気持ちが戻ってきそうです。



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