新しい美しい絵の具のような音

 2017-11-05
昨日はヴァイオリンのレッスンでした。予定していた日に仕事が入ってしまい、この週末はお休みなので土曜日に変更していただきました。

肩が…といっているのにヴァイオリンのレッスンへ?はい。家で練習してみた様子では弾くこと自体はわりと大丈夫だし、2週間後のヴァイオリンの会で弾く曲を見ていただくことになっているので、何としてでも行かなくては。(←気持ちの上ではすっかりいつもの調子が戻っています、笑)

先月の中ごろから脱臼防止の装具?サポーター?を着けるようになっていて(それでも外れてしまうけれど)、無いよりはあった方がヴァイオリンを弾きやすいと、調子が悪いのを隠すつもりは全く無いのですが言い訳のような説明をさせてもらって(笑)、チューニングが終わったら、「では、いきなりですが…(^^)」と予定の曲を弾くように促されました。

これまでに何度もみていただいている鈴木の3巻の「ユーモレスク」と、先生には初めて聴いていただく曲を2曲。「ユーモレスク」も緊張しますが、自分で勝手に弾きたいように楽譜を決めて練習した曲を先生の前で弾くのはとっても緊張します。演奏の面ではもちろん、音楽としてもおかしなことをしているのではないか?と心配です。「すごく緊張しているようですが(^^)」と、何をやっても心の中を見抜かれてしまいます(笑)。

自分で迷っていたところを整理していただいて、曲ごとに弾く上でのポイントや起承転結の進め方についてお話しくださって、その場で言われてすぐにできたこととできないことがあったけれど、迷う部分が無くなってすっきりしました。自分がやりたいと思うことは音楽として特段変わったことではないのですが、思っているだけで音にできていない部分が多く、実際に音にするにはどうしたら良いかを具体的に示してもらい、わたしにはまるで啓示のように感じます。

先生が弾いて下さった音色がウットリするような音で、「わたし、そういうふうに弾きたいんです!!!」と言葉にはしなかったけれど、自分のパレットには無かった美しい色の絵の具を見たように感じました。どこかで聴いたことはあったかもしれない音だけれど、自分が弾こうという時にそういう音が頭の中に無かったら、相棒くんからその音が出てくることはありません。

レッスン中は普通に、いえ普段以上に弾いていたけれど、全部終わったらやっぱり肩がズレてしまっていました。まったくもう、困った生徒ですみません。すぐに治せない感じだったのでそのまま静かにおいとまして、電車の中で緊張を緩めたら何となく戻ったようです。

肩は戻ったけれど背中や首の緊張が戻らず気持ち悪くなってしまい、夕ご飯だけ頑張って作って食べずに寝てしまいましたが、12時間くらい寝て(若干寝過ぎ)、今日は元通り元気になりました。まったく何をやってるんだか。でもわたしの日常はこんな感じが通常通りなのかもしれません。



レッスンに行ったらまた弦が…

 2017-10-13
昨日は3週間空いたヴァイオリンのレッスンでした。この間に、もうレッスン行かれない人になるのではないかと怖くなったりしたものの、なんとかできるところまで練習して予定通りに行くことができました。

先生のところでケースを空けたら、なんとまたD線が切れている…!あ~あ~…、またかと思うと同時に、何も今切れなくてもいいのに…と、何だか良くわからないダメージが。運が悪いとか自分が悪いということではなくてただの物理現象なのに、弦が切れるというのは自分の気持ちの何かも切れちゃったように感じるのはわたしだけでしょうか?

同じところで何度も切れるのはおかしいと、先生が楽器の様子を見てくださいました。上ナットでの滑りが悪く弦がつっかえて、ペグを回して引っ張られて切れるのかもしれないと、切れた弦に鉛筆の芯をこすり付けて溝を擦って滑りやすくしてくださいました。張替えなくてはと予備の弦をスタンバイしたら先生がそれも張ってくださり、もう、レッスン前からいろいろとスミマセン…。

課題のほうは、前回半分までしか出来なかったクロイツェル35番を最後までと、次の36番を。36番はできるところまでで良いとのことで半分弱まで練習して行きました。何度も弾き直したり音程が合っていなかったりで、無理やり弾かせてもらったような状態でしたが、次回はそこから先を進めれば良いことになりました。

いろいろ考えてしまったり調子を崩したりしたけれど、レッスンに行けばいつもと何も変わりなく、先生はいつものように穏やかで、でもすかさず次の37番も進めるようにと手を抜かないところも同じです。無理強いはしないけれど根気良く待っていてくださるのはありがたいことです。

しばらく気持ちが白黒で冷たくて乾いた世界のようだったのが、レッスンに行って少し潤って生気が戻ったような気がします。元気になって帰ってきたというところまでは行かず少し疲れたなぁと感じたけれど、それは弦が切れたせいかな。グルグル・ウツウツしたのはやっぱり悪い夢だったのかもしれません。夢で良かった(^^)。



優先順位を変えた結果…

 2017-09-22
昨日はヴァイオリンのレッスンでした。久しぶりにいつもの曜日のいつもの時間に伺いました。

8月が終わって仕事の区切りがついたはずでしたが、9月の始めに一息ついた後、また忙しくなってしまい家での練習計画がすっかり狂ってしまいました。一息期間にクレーメルの演奏会兼プチ旅行に行ったので、それも練習計画的には首を絞める結果に…。

以前は遅れを取り戻そうと頑張るのが常でしたが、今は身体を休めること、気持ちにプレッシャーをかけないことを優先しようと新たな試み中で、頑張らない自分を責めないようにしています。なんだか、ただのナマケモノの自己弁護のようですが(笑)、一番大切なことは心身共にまずは健康でいることだとようやく気付いて、仕事が続いた次の日には一日寝ている時もありました。

練習はしても断続的なことが多くて、少し間があくとまた「何だっけ?何だっけ?」と進みません。続けて練習できている時でも前の日よりも次の日の方が弾けなくなっている時もあって、それを何日か継続するとようやく少し弾けるようになるのだなぁと、改めて感じています。

レッスンでは、先回上手くできなかったクロイツェル34番の後半と新しい35番の前半を。家ではもう少しマシに弾けた日もあったのに、どちらも右手に力が入ってギコギコした苦しい音になってしまいました。左手は、ヴィブラートはわりと普通にできたのだけど、手を広げて一度にたくさんの弦を押さえるのがいつも以上にできませんでした…。

充分にできるようになっていないままレッスンで見ていただくのは先生に申し訳ないな…と思っていますが、夏以降は毎回そのような状態が続いています。わたしの音が潰れていたので「これで少し音が出やすくなったと思います(^^)」と駒の傾きを直してくださいました。「(練習不足のため)それ以前の問題で…、すみません…。」と言うと、「さっきのでは仮にボーイングがちゃんとしていても音が出辛かったですので(^^)」と。上手くできない原因を他にも見つけてくださって救われます。

次回のレッスンまでにはもう少し練習できる予定です。時間的に余裕もできるし、良く休めば意欲も戻ってくると思います。気持ちにプレッシャーをかけないためにこそ、日々の地道な練習が必要です。練習できないから追い詰められた気持ちになるの…(笑)。

意欲が少なくなっているのは事実ですが、倦怠期と言うとそれが定着してしまいそうだし、そういう状況に理由や原因を見つけることには意味がありません。いつも同じくらい意欲的で元気でいることの方が、不自然なことかもしれないな。時間を見つけて(つくって)ヴァイオリンを弾く。それをただたんたんとやりたいと思います。



いろいろリセットできたかな?

 2017-08-31
一昨日は久しぶりのヴァイオリンのレッスンでした。仕事が一段落しても細かい予定があって夜にレッスンへ。先回は8月の始めだったので約1ヶ月ぶりです。この間に、ヴァイオリン体験をお受けしました!、またヴァイオリンの会をやります‥、週末に岐阜へクレーメルの演奏を聴きに行きます!など、ご報告することがたまってしまいました(笑)。

肝心のヴァイオリンを弾くことの方は、最初のボーイングの練習からいろいろ直していただいて、クロイツェル34番は音取りが楽になったはずなのに頭の中が音痴なのと左手が開きにくいからか音程がどこかへ行ってしまいました。どちらかというと頭の中の問題かな。ズレていることを自覚できていれば直せるはずだから。

34番はやはり練習不足で、次回に後半部分をもう一度やらせてもらうことになりました。次の35番も始めるのですが、なんだか大変そう!でも先生がちょっと弾いてくださったのを聴いたらまたホルンの二重奏に聞こえて、曲自体は楽しそうです。(楽しいと暗示をかけようとしている、笑)

練習の間があいて「何だっけ何だっけ?」とチマチマと弾くことばかりしていたので、また小動物っぽい弾き方になってしまっていたようでした。「ヴァイオリンを弾く」ってどういう音を出すことなのか、少し思い出しました。もっと、もっと外へ!気持ちが消極的だったり身体がエネルギー不足だったりするとすぐに内側へ‥、フェードアウト気味の音になっていることに自分で気がつかない。これも音程と同じで自覚するのが大事ですね。

レッスンへ行っていろいろリセットできたかな。定着するには思い出しながら練習して今少しかかると思いますが、戻していきたいと思います。いつでも何度でも振り出しに戻ってやり直すのです。とはいえ、住んでいるマンションの工事が始まり、窓の外に工事作業の人が通るので自分のヴァイオリンの音を聞かせてしまうのが気になる‥。こんなふうに思ってしまうのも小動物系の考えなんだよな。工事の人にわたしの演奏を聴かせてやる!と思うのが大型動物系なのかな?



楽器や弓が引き出してくれること

 2017-08-02
昨日はヴァイオリンのレッスンへ。夏は普段のペースと違ってしまい曜日も時間帯も違いましたが、それも新鮮でした。

先回は通常のレッスンとは違うことをお願いし、その前はお休みし、途中で練習を中断したりと、かれこれ練習期間が長くなってしまったクロイツェル33番を見ていただきました。普通にヴァイオリンを持って弾くようになって間もないので、途中で何度も休憩させてもらいながらようやく最後までいきました。

33番、上手くできないけれど結構好き。最初に先生が少しお手本を弾いて下さった時に「あ、これはホルンの二重奏の曲!」というイメージが勝手にやってきて気に入りました。だれかホルンで吹いてください(笑)。自分では全然そんなイメージには弾けません。やがてもう少しスムーズに弾けるようになったらいいな。

ツィゴイネルワイゼンも少し見ていただきました。これはいよいよ途中で挫折か…?と若干ウツウツしていましたが、見ていただいたら弾き方の方針が分り、少し気が楽になって頑張れそうな気がしてきました。とは言っても、まだまだ遠い道のりではありますが。

レッスンの後、先生が新しく購入した弓を貸してくださり、ツィゴイネルワイゼンの一番好きな部分を弾かせてもらいました。ヴァイオリンや弓が弾く人を変化させるなんて書くと、またまた…って言われそうですが、そういう弓なのではないかと思います。こういうのは弾く人にしか分からないことかもしれないし証明のしようもないので、妄想なんじゃ?と言われても返す言葉が無いけれど。

同じ曲でも使う楽器や弓によって違った演奏になる、弾く人の中から湧き出すものが違ってくる。普段の自分とは違うものを掘り起こしてくれる楽器や弓はとても魅力的です。わたしのような未熟な人でもそれを感じることはできて不思議です…。どんな自分を引き出してくれるものが好きなのかで使う楽器や弓を選んでいるのかもしれません。

わたしが気に入る演奏は、調べてみるとなぜかグァルネリで弾いているものがほとんどです。グァルネリを好む人の演奏が好きなのか、グァルネリという楽器が弾く人をそういう演奏をさせるように仕向けているのか。で、わたしは何でそういう演奏が好きなのか(笑)。分析できない良くわからないところでそうなっちゃう…というのは興味深いです。先生とそんなお話しをしました。

毎日の練習は地道でほとんど変化が無いように思うけれど、気がついたらヴァイオリンに興味を持っていろいろなことを感じられるようになっていました。上手く弾けない…と思うと元気が無くなるけれど、時々こうして違う視点から自分を眺めると狭くなっていた視界が広がり風通しが良くなりますね。

レッスンが終わって、ちょっと元気になって帰って来ました!



≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫